●クライマックスフェイズ
 
シーン20 そは…残光
場所:ホルテンXXX2番鑑 艦橋
 
GM:
では、ホルテンは『海蛍』を飛び立ち…T山湾上を周回して瑞穂基地に向かおうとします。
 
アルフォンス:
「ドライバーは、パイロットスーツ着用の上…コックピットで待機だ」
 
ヒカリ:
戦闘艦橋のコンソールに座りながら
「大尉、お言葉の意味がわからないのですけど……」
 
アルフォンス:
「本艦は、遅く見積もっても40分後には基地に着陸する。 新兵には、練習を兼ねてギアの運び出しを自身で行ってもらう」
 
ヒカリ:
「了解しました」
ニコリと笑って。一息すいます
「――艦橋より、ギアドライバーに連絡します。
本艦は、約40分後に瑞穂基地に到着します。ギアドライバーは、着陸後ギアをマニュアル操縦で格納庫に搬入してもらいます。
 パイロットスーツ着用の上、20分以内に…」
 
アルフォンス:
「10分だ…」
 
 
ヒカリ:
「し、失礼しました。
――訂正します。10分以内にパイロットスーツ着用の上、コックピットで待機してください」
 
GM(端菱中佐):
「おいおい、五條君。運用練習はいい考えだが…10分とは性急過ぎないか?
何分、3日前に来た訓練生だぞ」
 
アルフォンス:
「―――戦場では、『合衆国』は待ってくれません」
 
GM(端菱中佐):
中佐は、苦笑しつつ
「五条君。きみのその生真面目なところは…私も大好きなんだがな……みなが君と同じほど胆力があると思ってはいけないな。 …そして、性急に求めるというのも間違いだ。
―――戦術、何を基本とするかわかっているかね?」
 
アルフォンス:
「―――いえ」
 
GM(端菱中佐):
「―――部隊は、もっとも“弱兵”を基準として運用しなければならない。
 “強兵” 一人で戦場を支配できると云う考えは自惚れだよ。」
そういって、ドカリと艦長席に座る
 
アルフォンス:
「はい、肝に銘じます」
 
――それが、端菱中佐の最後の教えになるとは夢にも思わなかった…
 
GM:
そのとき、レーダーに艦影が数個…進行方向と逆方向に映った
 
-エモーション-
 
 
 
シーン21 囲まれた巨牛
場所:ホルテンXXX2番鑑 艦橋
 
ヒカリ:
「6時の方向に、識別子の存在しない艦影が数個こちらに向かって来ます――民間のものではありません!」
 
GM(端菱中佐):
「照会を急げっ!」
その瞬間、好々爺は…歴戦の老雄の貌に変わった!
調べる場合は、〈情報処理〉3成功ね
 
ヒカリ:
それ位……ロゴス3点使って、5Lvに上昇! 5成功です
 
GM:
照会した結果、大陸との輸送艦隊の護衛に使用される呪法艦隊の天使力空母であることが判明する。但し、個体番号は…半年前、輸送途中で『合衆国』の襲撃を受けて“行方不明”になったものだ
 
ヒカリ:
名前、勝手につけていい?
「――照会終了しました。 呪法船団第12艦隊所属、『赤鳳』級天使力空母5番鑑から8番鑑です!」
 
GM(端菱中佐):
「なんだと!? その艦隊は……」
 
ヒカリ:
「はい、半年前…戦闘中行方不明に……」
 
GM:
では、空母はホルテンより3kmの地点で速度を落とし…戦闘機を順次発進し始めた!
 
アルフォンス:
「中佐。反転し交戦するか、離脱するか…ご指示を」
解っている。 反転しようとすれば、旋回中に戦闘機に集中砲火を受けるだけだし、離脱しようとしても、ホルテンが戦闘機を振り切れるはずがないと云うことを…
 ――いうならば、ピラニアの群れの中に墜ちた巨牛と同じ状態である。
 
GM(端菱中佐):
「回線を開け! これでは、同士討ちではないか!! 
――――回線をひらきつつ、空域を離脱…併せて“ヤークト”の発進準備を急がせろ」
子供と大人の追いかけっこのような速度差で戦闘機とホルテンの差が縮まっていく……
そして、ピラニアの群れが巨牛を取り囲んだ時点で、空母との回線が繋がった。
 ところで、誰か…空母の指揮官やってくれない(笑)
 
久遠(P):
あ、俺やります!
 
ヒカリ:
「――回線、繋がりました。 正面大型スクリーンに映像を廻します」
 
 
 
 
シーン22 生け贄へ台の階段
場所:ホルテンXXX2番鑑 艦橋
 
正面モニターに、空母からの映像通信が映る。モニタには五十前の白人の男が、偉そうにふんぞり返っている。
 
久遠(P):
「私は、『合衆国』十字軍海兵隊所属:Conversioner級空母艦長:トーマス=マクレイガー大佐である!
……初めまして、“黄色い猿(ルビ:ミズホ)”の諸君」
サングラスをかけたまま、口にくわえたパイプを離し、すぱーと煙を吐く。
はなはだ、礼を失した態度である。 つまり、対等な交渉をする気は最初から無いという示威行為である。
 
GM(端菱中佐):
「マクレイガー大佐か。 小官は、『G3』第十三実験部隊所属…端菱蔵人ヤシマ陸軍中佐だ。『合衆国』が何故、当国の船舶を使用している!」
 
久遠(マクレイガー大佐):
「Conversionerとは、改宗者という意味のこと。 この艦は主の御慈悲によって改宗し、神の使徒たる『合衆国』の先兵となったのだ!!」
※実は、久遠PL:JOHNNYは、英検準一級…TOICE800点を保持する英語の化け物です。これだけのヤヴァイ単語をアドリブで言い出すのだから。 …恐ろしい子
 
アルフォンス:
「――捕獲した呪法船を再利用しているようですね」
 
GM(端菱中佐):
「成る程、そして結界を通り越し…国内に潜伏していたのか」
 
久遠(マクレイガー大佐):
「“黄色い猿”に生きる価値はない! と言いたいことだが…私は実に慈悲深い。
“猿”にも生き残る機会を与えてもよいと考えている」
 
アルフォンス:
「――下手に、当艦を撃墜すれば…いままでの偽装工作が水の泡ですからね」
 
GM(端菱中佐):
無言で頷き
「――――要求を聞こうか」
 
久遠(マクレイガー大佐):
「小賢しくも、お前達“猿”が…新しい“玩具”を造ったときいてな。
プレジデントがご覧になりたいと仰有った。 それを此方によこせば…生き残る可能性を与えてやろう」
 
GM:
では、その言葉と共に…レーダーに新たな“天使核”の反応が
米国製ギア…“フーファイター”が三機、空母より発進したようです。
 
アルフォンス(P):
マジデスカ!?
※この“フーファイター”、下手な天使より強く…凶悪な武器を標準装備しています。
 
GM(端菱中佐):
中佐は数十秒の沈黙の後……
「――――そちらの要求を呑もう。」
苦渋に満ちた表情で言い切ります
 
アルフォンス:
「……中佐………」
 
GM(端菱中佐):
「技術はまた考え出せる。 ……だが、兵士に替えはない!
“トラバント”を武装封印の上、無人射出する準備をしろ!」
 
アルフォンス:
「……中佐………、それはできません」
 
 
 
 
シーン23 羊達の筺船
場所:ホルテンXXX2番鑑 艦橋
 
GM(端菱中佐):
「見損なったぞ五條君! この状況で、勝機があるのか?
――ならば、一時の屈辱を耐えてでも…パイロットの生存を優先すべきだ!」
負けたことを瞬時に受け入れれること、そして、最も損害を少なくする方法を判断できること……それこそが歴戦の勇将である証だ。
 
アルフォンス:
「……違います……」
 
GM(端菱中佐):
「恥辱にまみれるのが、怖いか!? ……全兵士の命を預かる権限の代価は、全兵士の咎を背負うことだ!!
――――それが出来ない者を、臆病者という!」
 
アルフォンス:
「――――中佐。謹んでヴィヴィリオ大佐からの特命を言上します…『当作戦の最優先事項、新型試験機の確保。ギアドライバー、搭乗員全ての命も優先順位は機体の確保以下』との事です」
 
GM(端菱中佐):
「あ、あの…女狐めがっ!!
――――当艦の最高指揮権は私にある。 ……当作戦における責任は私が持つ!
五條君、作業を継続せよ!!」
 
アルフォンス:
「……出来かねます。」
 
GM(端菱中佐):
「五條君! 君は…君という男はっ!?」
 
アルフォンス:
がっくりと、頭を下ろし…
「………中佐………」
 
GM(端菱中佐):
「何だね!」
 
アルフォンス:
「――――俺……」
泣きながら、頭を上げる。その手には…、大佐から拝受したモーゼルではなく…自分の
SIG SAUERP228(ワルサーP99相当)が握られている。
涙、鼻水、涎…あらゆる体液を流しながら……血を吐くように言い切る
「――――俺……中佐のこと……好きでした………」
 
……その瞬間、艦橋に乾いた銃声が響いた……
 
 
ヒカリ:
「きゃああああああああああ!!!!」
 
アルフォンス:
「衛生兵、――中佐は負傷された。 メディカルルームにお運びしろ」
だらりと、銃をもったまま手をおろす
 
GM:
その瞬間、艦橋に詰めているスタッフが総立ちになって、艦長席を向く!
中には、アルフォンスに銃口を向けている者もいる
 
ヒカリ:
「た、大尉………」
 
アルフォンス:
「――――司令の命令は、全てに優先される」
俯きながら……泥をかみしめるように…言葉を吐く
SIGを艦橋にいる下士官達の方へ放り投げる
 
「私を撃ちたいならば、撃ってくれても構わない。 
――――ただし、本艦の指揮を誰が執る!?」
 
GM:
では、艦橋を掌握したいならば〈軍略〉で6成功出して
 
アルフォンス:
ぐお……
よし、これだ!!!
〈端菱中佐からの師弟関係〉〈ヴィヴィリオ大佐からの有意〉〈陸軍上層部からの敵意〉〈無き友からの友情〉〈愛する人からの純愛〉〈川瀬ヒカリからの信頼〉5Lvを昇華…!
ロゴス使用して〈軍略〉を5Lvに成長、ロゴス:90点投入…… 148成功!!
 
全員:
なにやってるんですかっ!!!!
 
アルフォンス:
いや、実はさぁ…『指揮官』だとロゴスとパトスを配れるけど(〈集団統率〉)、手持ちの特技だとさあ、ロゴス2〜30点在ると十分なんよ(爽)
 
※実際『情報将校』って、戦闘中にやることがない(戦闘技能まで手が回らないので)
 
GM:
では、艦橋は…アルフォンスの一言で嘘のように静まる。
 
アルフォンス:
「ただいまより、小官が…中佐に代わり指揮を執る。」
 
ヴォルフ(下士官):
「大尉、(艦長)席にお座り下さい。」
 
アルフォンス:
では、艦長席の横に直立不動で立つ
「――――作戦を変更する!」
 
ヒカリ:
「………」
ダーザイン(信頼)が昇華されたので、無言で次の言葉を待ってる
 
アルフォンス:
「――進行速度を変えないまま戦闘機の迎撃用意! “人間戦車”、全機発進準備を進めよ!」
 
ヒカリ:
「無理です! ドライバーの二人は、シュミレーターの課程すらクリアしてません!」
 
アルフォンス:
「“ケルン”の展開さえできれば、戦闘機の攻撃は無効化できる。
――本艦を囮にし、敵空母を沈める!」
 
 
 
シーン24 胎動
場所:ホルテンXXX2番鑑 ハンガーデッキ
 
館内放送が響き渡る、既にパイロットスーツに着替えた一同は、“人間戦車”のコックピット内にいる。
 
GM:
では、ブリッジからコックピットに連絡が入る
 
アルフォンス:
「五條大尉だ。 端菱中佐は負傷により、指揮が執れなくなった。従って、私が指揮を代行する。」
 
画面に、アイコンで示された状況図が浮かび上がる 
 
ヒカリ:
「状況を説明します。……現在、ホルテン2番艦は、『合衆国』海兵隊を名乗る空母3隻、及び艦載機……多数、米国製“人間戦車”3機に包囲を受けています。
 ホルテンの速度では戦闘機を振り切ることはできません。従って、私たちが生還するためには…交戦が必須となります。
 ケルンを展開し“高速戦闘”を行う限りは戦闘機からの攻撃には無傷になりますが、ホルテンはその限りではありません。
 ………ホルテンが航行不能になる前に、勝利を収める必要があります」
なんか、シュミレーションゲームの…シナリヲ開始前のミッションブリーディングしてる気分なんですけど。
 
GM:
そのままでしょ。GMは楽だなあ
 
アルフォンス:
「戦闘機・シュネルギアいづれも継戦時間は短い。母艦を沈めれば、降伏するか…燃料切れで墜落するしかない。 それは、此方も同じだ。
――本艦が沈む前に、敵空母3隻を沈めろ」
 
久遠:
「おおっ、崖っぷちの闘いか…燃えてきたな!」
 
浩太:
「無理だよ。だって…シュミレーターしかさわったことがないのに……」
 
久遠:
「弱気なこというなや、練習の足りない分は勇気で補え!
 
ヴォルフ:
「怖いなら、出撃しなくてもいい。 ……この程度なら、俺一人で問題ない」
 
久遠:
「なにいうとんがや! みとけや…あの『合衆国制』ギアなんて、俺一人で全機撃墜してやるぜ、なぁ伊音!」
 
アルフォンス(伊音):
「そ…それは、流石に無理だ……」
 
ヒカリ:
「全機、準備はよろしいですか? 30秒後に、発進シーケンスに移ります」
 
 
 
 
シーン25 鋼鉄の鼓動
場所:ホルテンXXX2番鑑 ハンガーデッキ
 
GM:
いわゆる発進シーンなんだけどさあ、だれからいく?
 
久遠:
じゃ、俺から…
 
ヴォルフ:
切り札は、最後に……俺が二番
アルフォンス(P):
しかし…ホント……浩太の機体。 無駄が多いよなぁ〜。 ストライカー並みに、武装ついてるし……
 
浩太:
様式美です!!
○ームサーベルも、シールドも、ライフルもない機体なんて、主人公機じゃないです!!流石に、ハードポイントの関係で、バズーカーが乗っけられなかったのが残念
 
ヒカリ(P):
持ってるのはいいけど…使う機会あるのか?
 
アルフォンス(P):
トラバントSYSって、接敵されたら使えなくなるなら…サーベルくらいは日の目を見るかもしれないが……、あ、トラバントIIIを自律行動させて、本体は別武器という行動はできそうだ(無駄が多すぎるけど)
 
(閑話休題)
 
GM:
じゃ、発進して
 
アルフォンス(P):
私は、チット撒き役(笑)
“MoE”る台詞を吐いたら、沢山出すよー♪
 
 
 
ヒカリ:
「観世君。準備はどうかな?」
 
久遠:
「もー、ギンギン! いつでも発射できますぜ」
 
ヒカリ:
「発進したら、ガイドに従って『高速戦闘』モードに移行してね。
 ……そうしないと、戦闘機にフクロにされちゃうから☆」
 
アルフォンス(伊音):
「問題ない。それ位は後部座席でも操作できる」
 
久遠:
「後ろから茶々いれんな! ……それはそれとして、先輩」
 
ヒカリ:
「なにかな?」
 
久遠:
「ACE(3機撃墜)になったら、ご褒美にデートしてください」
 
ヒカリ:
「“3人”でならね☆ 後ろから、伊音ちゃんがスゴイ貌で睨んでいるから」
 
アルフォンス(伊音):
「ち、違う! 戦闘前に不謹慎な事をいっているから!!」
 
ヒカリ:
「はいはい、この続きは帰ってきてからゆっくり付き合うから☆
――――“マサムネ”、発進準備宜しいですか?」
 
久遠:
「バッチリだ!」
 
 
 
 
ヒカリ:
「“ヤークト”、モーントリヒト少尉。準備はよろしいですか?」
 
ヴォルフ:
「――問題ない。 懸念要素は子守をしなきゃいけない位だ」
 
GM(セラピア):
「ヴォルフちゃん、心配で仕方がないんだね」
 
ヴォルフ:
「バカ云うな! 俺は足を引っ張られるのが嫌なだけだ」
 
ヒカリ:
「ヴォルフ君、痴話げんかは帰ってきてからにしてね☆
……発進、いつでもどうぞ」
 
ヴォルフ:
「好き放題いやがって… ヴォルフ=モーントリヒト、“ヤークト”…出るぞっ!」
 
 
 
ヒカリ:
「神無月君。 この機体は、実験機だから…実動は初めてなんだよ。トラバントSYSも確実に動く保証はないんだよ。
動作が不安定な場合、トラバントSYSは凍結して闘って。」
 
浩太:
「わかりました。 白居さん、計器の方は?」
 
GM(空):
「異常ありません。いつでもいけます」
包帯の巻かれた顔にヘルメット姿は実に痛々しい
 
浩太:
「……“トラバント”状態良好、いつでも発進できます」
 
ヒカリ:
「無茶はしないでね。 ……“トラバント”発進どうぞ」
 
浩太:
「神無月浩太、“トラバント”……出ます!」
 
3機の鋼鉄の戦乙女達は、生き残る為…数十倍もの敵機にめがけて飛び立った
 
 
 
 
 
シーン26 青海の上で
場所:T山湾海上
 
−セットアップフェイズ−
 
アルフォンス:
〈神の舌〉〈忠誠〉を使用しつつ〈名将〉を使用、 8成功で…全員ダメージ+5ね
「各員、戦闘機に構うな。一転突破して、母艦をねらえ!」
 
ヒカリ:
〈神の舌〉〈感応〉で……誰を動かそう
 
ヴォルフ(P):
俺を動かせてくれ! 〈チャージ〉→攻撃ができる
 
ヒカリ:
了解! ヴォルフの行動をブーストする
 
 
−1ターン目−
 
ヴォルフ:
1番は俺か
「セラピア、あいつ等の突入口を開けてやる…。
陽霊砲準備、ロックオンの必要はないから、出来る限り射出範囲を開いてくれ」
 
ヒカリ(セラピア):
「わかったよー」
 
ヴォルフ:
「複数射は、本業じゃないが……。」
〈接合〉〈チャージ〉〈鷹の目〉で、ロゴス3点投入して〈砲術戦闘〉を5Lvに上げる
ロゴス100点を投入して……94点成功
 
 引き続き、〈感応〉での追加行動
「――――挨拶代わりだ。遠慮は要らん」
〈接合〉〈鷹の目〉〈予測射撃〉で、ロゴス3点投入して〈砲術戦闘〉を5Lvに上げ…
さらにロゴス20点使用…… 37成功
合計、131成功
 
GM:
流石だなぁ……(一番、イヤな特技をちゃんと抑えてる)
ダメージを聞くまでもない。戦闘機は、全滅!
空母とフーファイターは[死亡]ゲージ入れる!
ちなみに、空母は死ぬほど堅いので…一隻沈めたら、勝利条件満たすことにするよ
で、此方の番だ…
「Fuck'n Kill You!!」
フーファイター・スナイパーカスタムは、対天使ライフルを構え…ヴォルフ機に狙いを絞る! 14成功
 
ヴォルフ:
「マジか!?」
ロゴスがもう無いぞ! 回避を4Lvに伸ばして… 5成功
 
GM:
ダメージは、19+9=28(重)
 
ヴォルフ:
い、いてえ…
ヴィークルの致命〜軽傷を全て埋めて、自分の軽傷2点、装甲を14点のダメージ
というか……フーファイター、強すぎるぞ!?
「がはっ!!」 
直撃の衝撃で……吐血する
 
ヒカリ(セラピア):
「ヴォルフちゃん!!」
 
アルフォンス(P):
あーこのゲームは、基本的に…人間が絶望的な闘いに挑むのがコンセプトなので、雑魚からでも攻撃を2〜3発マトモに受けたら、撃墜するよ(苦笑)
 下衆な話をすると……(以下、システムを皮肉っているので白字)ロゴスの物量差で、圧倒的火力で、敵が活動する前に瞬間追討するのが基本。ターン数進む毎にジリ貧になるから。3ターン迎えたら、消耗負けすると思えばいい。
ヒカリ(P):
えぐいなー
 
アルフォンス(P):
いや、マトモに敵より達成値出そうとしたら、ロゴス投入するしかないので…、手持ちのロゴスで対応できなくなったら、負けだと思うしかない。
このゲーム、『パトスチット』の供給量操作でバランスが“時代劇”にも“ダンバイン(最終話)”にもなるっていう人もいるくらいだから……。 (白抜き以上)
 いや、…ロールプレイ重視のシステムとしてはシステム自体は非常にいい出来なんだよ、マジで! あえて、ゲームの課題点をいうとしたらそれくらいかな
 
GM:
経験者の講釈は終わったかな? では、フーファイター(通常の)……
 
 
浩太:
「もう、知っている人が死ぬには…イヤだ!」
〈接合〉で、行動速度を上昇!
「――――トラバントシステム…動いてくれっ!!」
 
全員:
おおっ!!
 
久遠(P):
こう、カットインで…額に電気が走るわけですね!
 
 
ヴォルフ(P):
今風だと、種が割れるんじゃ(笑)
 
GM(空):
「システム良好…、いけますっ!」
 
浩太:
「いけええええええっ!!!」
〈接合〉〈跳弾〉〈マインドブレイク〉、ロゴス5点消費で〈エーテル〉を5Lvに成長
ロゴス35点消費…… 成功数41個  行動しようとした方を狙う
 
GM:
此方の回避は… 3成功
 
浩太:
ダメージは。38+19-5+5=57、【HP】限定ダメージ
 
GM:
それは、撃墜!
 
 “トラバント”の翼に格納されていた、小型のレーザー砲台がパージされる!
浩太の意志に従い、敵機に向かって矢のように飛び出した!
レーザー砲台は、縦横無尽に戦場を飛び回り…フーファイターに対しパルスレーザーの雨を全方位から浴びせる!
 一つ一つは微々たる威力でも、それが雨となれば人間戦車を沈める威力となる!
 
 
久遠:
「よっしゃ俺も!」
〈接合〉で行動値を上昇!
〈白兵戦闘〉を5Lvまで上昇させて、マイナーで武器を準備
〈接合〉〈奇襲〉で、ロゴス30点投入……31成功
 
GM:
此方の回避は10成功
 
久遠:
(21*2)+18+5=65
 
GM:
もう一機墜ちた
 
アルフォンス(伊音):
「やるではないか! 少し…見直したぞ」
 
久遠:
「へっへん。 “大分”のまちがいやろ」
 
アルフォンス(伊音):
「減らず口がたたけるなら…母艦に向かうぞ」
 
久遠:
「おっし! 大将首とったるで」
 
ヒカリ:
やることないなー。雀の涙だけど…〈メイデイ〉でヴォルフの軽傷を治療
 
アルフォンス:
同じく、〈突撃行進歌〉。
全員、ダーザインロール1回ね
 
みんな、ぼつぼつロゴスを稼ぐ。みんな、【聖霊】高いからねー
 
 
−セットアップフェイズ−
 
アルフォンス:
〈神の舌〉〈忠誠〉を使用しつつ〈名将〉を使用、 9成功
「道は開いた! 各機、空母に突撃!!」
 
ヒカリ:
〈神の舌〉〈感応〉でヴォルフの行動を増やす。
 
 
−2ターン目−
ヴォルフ:
「狙撃兵か、残すと厄介だ…。悪いが墜ちてもらう」
〈接合〉〈鷹の目〉〈チャージ〉……〈砲術戦闘〉を5Lvに上げて、19成功
 
で、同じく〈砲術戦闘〉を5Lvに上げて、〈接合〉〈鷹の目〉〈予測射撃〉
シーンの敵全てに……全ロゴス&パトスを投入して…31+19=50成功
 
GM:
(ダイスを振って)フーファイターは墜ちた。 空母は…面倒なので一括処理して、回避2成功
 
ヴォルフ:
「――――猿も怒れば、武器を取るわけだ。」
48+24=72(重)
 
GM:
対天使ライフルの一撃で、側弦に大きな孔が開いて浸水が始まったようだ!
 
ヴォルフ(P):
か、固い!
 
アルフォンス:
いや、このゲーム…母艦級の耐久力、凄く高いんだよ。ホルテンの3〜5倍くらいかな
※この空母3隻は、エンタープライズ級3隻でした
 
ヒカリ(P):
マジカ
 
アルフォンス:
「全機、火線を集中させろ! 1隻沈めば、相手の反応も変わる!!」
 
久遠:
「おっしゃ、艦橋毎一刀両断してやる!」
〈白兵戦闘〉を5Lvに上昇、残ったロゴス&パトスを全投入!
〈浩太からの仲間意識〉〈家族からの愛情〉〈戦場からの誘い〉〈川瀬ヒカリからの仲間意識〉を昇華
〈接合〉〈奇襲〉で、146成功!
 
GM:
かわせないよ、そんなの… 2成功
 
久遠:
ダメージは(144*2)+18=306
 
すり抜けざまの一閃!
マサムネの太刀が、艦橋を支える柱を横凪に両断した!
 
生還不能…アルフォンスにして、成功率3割といわれた、状況下から
撃墜機1機もなく、戦線を突破した…それはまさに、奇跡とも言える
 
――――だが、無償の奇跡は存在しない。 その奇跡の代償として、一人の男が
血の海に沈んだ