シーン20:ニューロ
舞台:REDエリア廃ビル群
約束の時間、約束の時間に新庄は現れた。
だが、そこで見たものは── 地獄絵図そのものであった
PD:
「welcome!! ゆっくりして、逝ってね!!」
《不可知》で背後にゆらりとたつ
RL:
それには《死の舞踏》で応戦
義体のパワーを武器に挑みかかるPD
しかし、本能で新庄は抜刀して気配を切り捨てた
ドゥ
二つの身体が地面に倒れる
黒須:
《黄泉返り》
「やれやれ、不用意に剣の達人に挑みかかるとは──
では、大言豪語のお手並みを拝見しましょうか」
PDをつれて退場
そこには、1つの男だけが残された
そして、もう一つの陰が──
シーン21:イヌ
舞台:REDエリア廃ビル群
新庄は慌てて跳び起きた
不審な気配に襲いかかられ、気絶をしていたようだった。
反射的に切り伏せたはずだが、手ごたえはあったが死体はない
妖怪変化の類いか? そう心にいいきかせて納刀した。
だが、新庄はまた別の気配を感じて振り向いた
RL:
さあ、婿殿の時間ですよ金川さん
主計:
婿殿言うな
黒須:
わざわざお膳立てしたんですよ!
PD:
菅井○んと白木○理がいないよー これは大問題だよー
RL:
考慮します。次回があるなら
新庄は、現れたのが主計と知ってほっと安堵の息をもらす
「悪いな。計画はお流れだ」
主計:
「新庄さん。
あなたの正義はどれだけの屍の上に築かれるのですか?」
開いたBH制服のジャケットの裏には脇差が覗く
RL(新庄):
「どうした?安酒にでもひっかけたか?」
新庄はほこりを払い真顔で言った
「渡辺、BHに正義なんてものはあるのか?
あるのは大義だけだ」
主計:
「ありません。 でも、裏切ってはいけないものが一つあります。
」
左手で脇差を横にかえす
RL(新庄):
「まあ待て。“ボーイスカウト”
──お前が俺を切れるのか?」
既に新庄は一足の間に入っている
自分より長い得物を持ち、自分より腕の立つ相手を切るにはどうすればいいか?
RL:
〈※ハヤブサ〉使用
ブランチ:剣客4Lv、ブランチ:マイティハンターを宣言
マイナー:3アクション/Exコンバット、ソルジャーブルー、スペシャライズ機動
〈白兵〉+〈※ハヤブサ〉+〈居合〉+〈修羅〉+〈鉄拳〉+〈無明剣〉+〈鬼の爪〉+〈無風剣〉+〈ハンター:レッガー〉=9【生命】+6(居合)+6(ハンター)+5(装備)+HQ(10)=36
主計:
《死の舞踏》
──主計の行き着いた結論は 抜かせないことだった
正面から立合う限り、どんな巧者が抜刀して切りつけるより、
腕を押さえ付ける方が遥かに速い
だが、だれもそれをしないのは、剣客のプライドに反するからだ
真・降魔刀を抜き切る寸前、主計の右手は新庄の右手首を押さえ込んだ
RL(新庄):
「っ手前ぇ── 剣士の風上にもおけない真似しやがって!!」
主計:
「そんなに剣士でありたいですか?」
左手で、新庄の脇差を抜き取り腹に突き立て──十文字にかき切る
RL(新庄):
「このような邪剣、恥ずかしくないのか!!!
それが『土屋流』の剣か!!!!」
口から血を吐きながら新庄は最大の侮蔑を主計に向ける
主計:
「新庄さん。──ここは道場じゃないんですよ」
作法にのっとり、十文字から喉笛に脇差を突き立てる
《制裁》
新庄は、BH武装隊の名に相応しく、重犯罪者に十重二十重に囲まれようとも一歩も退かずに切り結び、数多の犯罪者を切り捨てた
そして力尽きた後は、古のサムライの如く作法にのっとり割腹して果てた
喉笛に刺さった脇差を握らせ、立ち去る。
血河屍山の廃棄区画に、脇差を喉に突き立てた一つの陰が孤独に残された