■OPフェイズ
渡辺主計のOP
シーン1:カブトワリ
場所:ブラックハウンド基地
 
RL:
では主計のOPです。アクトコネは〈コネ:新庄カズヒト〉【理性】
貴方の先輩で夢想神道流免許皆伝の〈■剣客〉です。
往年のゼロに迫るのではといわれる達人で、次々に重犯罪者を拿捕している武装隊のエースです。
 
主計:
スゴイヒトデスネ(棒読み)
 
RL:
時間は深夜、夜勤中です。
武装隊は当番で牢屋番をすることになってますが、貴方はカズヒに頼まれて交代してます。
 
主計:
「あ〜あ。先輩からの頼みとは言え、当直は暇だよな」
 
RL:
といっていますと、牢屋の中の一人が話しかけてきますよ。
「あれ、今日の当番は新庄の旦那じゃないのですかい?」
 
主計:
「あ〜新庄さんは野暮用でな。俺が代りだよ
 あんた新庄さんと親しいのか?」
 
RL:
「俺はレイジーっつうケチな野郎でさ。
旦那とはちょいとした中でね。ホントは旦那のコネで今晩仮出所……おっとっと、今のは聞かなかったことにしてくださいよ」
といって1シルバーを懐から渡します
 
主計:
「おっと、これは受け取れないよ。規定でね」
 
RL:
「あんた堅いなぁ。じゃこれはご挨拶ってことで。旦那の名前は?」
代りにタバコを出します
 
主計:
「しょうがないなぁ。渡辺主計だ」
 
RL:
「じゃ渡辺の旦那、一晩よろしく」
そういってレイジーと雑談していると暇な牢番もそんなに煩わしくなくなります。数時間後
業務通達用の壁掛けモニターから、アラーム金川さんの好きなアメージンググレースです。
 
主計:
ちょwおまっwww
 
RL:
その声とともに牢屋内にいる囚人が死刑宣告受けたかのように静まります。
 
主計:
というか死刑宣告だろうが
※映画で誰かが死ぬ時にアメージンググレイス流すジンクスがあるというか本来、この曲はレクイエムです。
 
RL:
お静かに。
モニターに御堂茜BH長官が映ります。
「本日、22:00付けで調査の結果、自称レイジー容疑者は公的に存在しないことが判明しました。
BH法規****−**−***に基づき、囚役監の責任で日付更新までに整理を行うこと。」
何物かが《制裁》をレイジーに使用しました。ダメージは[21/Girdy]
そしてレイジーは《神出鬼没》で何物かの罪を自分がやったことにしました。
 
主計:
「超法規による死刑執行!?」
 
RL:
「だ、だんな……これはどういうことで?
そ、そうだ、渡辺の旦那に繋いでくださいよ」
 
主計:
じゃあポケットロンでたどたどしくコールしますよ
 
RL:
おかけになった電話番号は〜〜
 
主計:
「繋がらない」
 
RL:
「そ、そんな!? 約束が違うっす」
といってるうちに作業員が来て、極刑の準備を始める。
 
主計:
「は? お前、渡辺先輩とどういう関係だ?」
PL的にはなんとなくわかるが
 
RL:
「そ、それは言えないっす! 命に関わるんで!!!!!」
 
主計:
「冷静になって考えろ。お偉いさんの事情は末端の俺には分からないがな。
お前の命は2時間だと宣告された訳だ。
 で、場合によっては刑執行停止を申請できるかもしれない」
 
RL:
じゃあ、レイジーの話をかい摘まんで話すと、レイジーはとある犯罪組織の末端の末端で“ちょっと”悪いことをしていたらしのだが運悪くBHに捕まってしまった。
で、渡辺に金を積んで仮釈放をしてもらう予定だった。
 
主計:
ははーん。
「いやな予感がするな。」
ここ数日の決裁をみるよ。
 
RL:
ウエットの主計が必死にキーボードでアクセスします。
その間、作業員は機械のように作業を進めレイジーはいつの間にか椅子に縛り付けられてます。
──お察しの通り、決裁はおろか釈放の打診すら公式には存在しません。
「旦那ーー助けてくださいよ!!! いやだ、俺は死にたくない!!!!」
狂人のような叫び声が響き渡る。
 
主計:
「──すまん。俺がやってやれることはない」
 
RL:
作業員が厳かにいいますよ
「間もなく日付が変わります。」
Xランクには告戒の時間すらありません。人間じゃないですから
麻酔や精神安定剤による人道措置もありません
 
主計:
「すまん。」
レイジーと作業員はエキストラ級だよね
 
RL:
 
主計:
懐に手を入れレイジーの側に歩み寄ります
「許してくれ、もう俺にやってやれることはお前の苦しみをほんの数分短くしてやれるだけなんだ。」
 
RL:
ちょw
 
主計:
少し黙れ!いいとこなんだ!
「試すのは初めてでな、
──失敗したら許してくれよ」
〈白兵〉+〈無明剣〉=7【生命】+H6=13
 
主計の懐から何かが光った。
 数秒おいて
「刑を執行しろ」
といいつつ立ち去る。扉まで来て立ち止まり
「───土屋流剣法…“此花”。
 見麗し此花も、いつかは散り逝く定めなり」
扉に消える主計の人差し指と中指の間には笄(こうがい)が挟まっていた。
 
「刑執行!」
 「刑執行!!」
閉まりゆく扉の向こうからかすかにそのような声が聞こえた。
 
 
RL:
なに、このオープニング。PSは“新庄の貌を裏を探る”
 
黒須:
さすが金川さんですね。
 
PD:
さすが金川さんですね。OPでカード回すなんてなんとマンチ
 
主計:
そこかよ!!!
 
 
 
 
 
黒須=アレルヤのOP
シーン1:チャクラ
場所:BARヤロール
RL:
では黒須は、ドン・クーゲルにBARヤロールに呼び出されました。砦仕様の個室でクーゲルはバーボンのロックを片手にソファーにすわってます
 
黒須:
「どうもドン。当協会に何か御用ですか?
 私、主宰の名代で参りました黒須=アレルヤと申します」
 
RL:
「俺のファミリーが最近次々消されてる。お前の『組織』じゃないだろうな?」
銃口のような視線で黒須を睨みます。
 
 
黒須:
身に覚えはないですよね?
「当協会は、故あれば乞食からエグゼクまで施療いたしますが何か?」
糸目で微笑みながら答えます
 
RL:
「故あれば?だと?」
 
黒須:
「はい。お代は弱者の涙といくばくかの治療費……拙僧らは医者ですので
診断の結果、重病と診断されれば“荒療治”を施すだけで」
 
RL:
「御託はいい。カーライルのファミリーを荒らしているグループがいる。ボスの名前は“チキンヘッド”。
鶏頭と手下を壊滅させろ」
1プラチナムが投げ出されます
アクトコネ〈チキンヘッド〉【外界】が手に入ります。
PSは“鶏頭と手下を壊滅させる”
 
黒須:
「あー、お代は承けるかどうか決めてからで」
 
RL:
「拒否権はない」
 
黒須:
「健常者は治療できません。
スタイルを崩しては『闇医師協会』の名が廃りますので」
そういいながら一礼して退出します。
じゃ、私も金川さんに習って。
〈自我〉+〈白兵〉+〈元力:火炎(負)〉=6【感情】+6+5C=17
 ピキッと音がして、クーゲルのグラスに指一本分の穴が空いてバーボンがピューと零れ出します
 
RL:
それ、ケンカ売ってるってw
 
 
 
 
P.D.のOP
シーン3:ヒルコ
場所:スラムの片隅
RL:
ではスラムの廃ビル。そこがPDの舞台です。
 
PD:
「さーみんなー☆ 楽しいパーティーのはじまりだよー」
といいつつスラムの子供たちを相手に曲芸をしてる。
 
踊る人形、そこに群がる子供たち。スラムにも普通の生活が営まれている。
だが、墨田川の向こうと1つだけ違うルールがあった。
 
RL:
ではそこにいかにも【レッガー】ぽいやつらがやってきます
「おう手前ら、ここは俺達のシマだ。“2秒”で出てけ」
 
PD:
「よめろよ!ここは子供たちの遊び場だぞ!」
 
RL:
「あ〜ん? おまえ(検閲)か?」
 
PD:
「こ、こういうのってよくないよ。
ほら、子供たちがこわがってるじゃないか」
 
RL:
では、レッガーぽい人達は爆笑しだします
「おれたちゃ悪魔だからなー」
 
主計(チンピラ):
「がおー 早く逃げないとたべちゃうぞー ひゃっひゃっひゃ」
 
全員爆笑
 
黒須:
金川さん。本当にモヒカン好き出すねぇ
 
PD:
「ぼ、ぼくは子供たちの味方だぞ!」
戦隊物っぽく構えます
 
主計(チンピラ):
「ハッハー、かかってこいよ正義の味方さん」
膝を蹴ります。
 
全員:
アッーーーーー!!!!
 
黒須:
ち、血の雨が降るぞ(ガクガク)
 
RL:
子供たちが[発狂]するお(ガクガク)
金川さんナンテコトヲ……
 
PD:
さすがに“子供たち”の前では人格豹変しませんよ。
後でMINCHIポイント+1するだけです(爽)
〈コミックヒーロー〉で10倍派手に吹き飛びます
「や、やるなお前…あとで本気で仕返しするからな!」
 
RL:
では、名乗りましょう
「ハッハー、俺か? 
 俺は“コウモリ”様だ! よく覚えときな!!!」
ではアクトコネ〈コネ:コウモリ〉【感情】を差し上げます。
PSは“子供たちの遊び場を取り返す”
 
こうしてPDと子供たちは大切な秘密基地を追われた。