■リサーチフェイズ
シーン4:カゲ 英雄のリサーチ
英雄:
ぶっちゃけやることないのですが?
RL:
クエストを遂行したまえ
全員爆笑
橙香:
それ、ゲームが違いますからw
英雄:
じゃあ『Mフーズ』についてリサーチ
RL:
〈社会:企業〉〈社会:ストリート〉〈コネ:河井トオル〉で調べられる
英雄:
企業とストリートは別々?
RL:
情報は一部重複しますが、別扱いです
英雄:
傍らにいる執事に向けてつぶやく
「山田さん(執事)。『Mフーズ』について教えてほしい」
〈ハイロード〉+〈隠れバディ〉=4【生命】+10(特技)+3(装備)+H4=21 企業の情報を調べるよ
橙果:
軌道へ帰れ
RL:
軌道へ帰れ
主計:
軌道へ帰れ
※サプリメント『ナイトウォッチ』で追加されたハイランダー特技〈身体記憶〉〈ハイロード〉は非常に強力なものとなっており使用の際は、周囲に不快感を及ぼさないよう節度をもって使うことをお勧めします
(達成値だけに関せば、ほとんどの判定が〈身体記憶〉と〈隠れバディ〉or〈過去よりの使者〉があればこなせるようになり(40経験点)、〈ハイロード〉単品で達成値上昇が可能となります)
ちなみに英雄は火力の欠点をウォーカーで補っています。
RL(藤岡):
「英雄様。私の知っている程度の事ですが──」
・『Mフーズ』は近年起業したインポートの新興企業
・“スキヤキ”の業務用加工品を市場底値で販売しており、飲食店からの評判が高い
・インポート(輸入)食品がメインであるが、どこから輸入したのか定かではない
・アンダーグランドの根も葉も無い噂だが『Mフーズ』に犯罪者が出入りしているらしい
橙香:
やっぱり、じ■■くじゃない
RL:
証拠はありませんよ(爽やかな笑み)
英雄:
「犯罪者かぁ。 仮にそうだとしたら許しておけないね」
ここでシーンきり
主計:
あれ、ストリートは?
英雄:
美味しいとこは金川さんに譲りますよ
シーン4:クグツ 橙華のリサーチ
橙華:
このままクールにリサーチに入ってもいいけど、せっかくいるわけだからカウンター席にも登場頂きましょう
主計:
了解
橙華:
「ご歓談中に失礼しまーす。なんですかあの人たち」
RL(橘花):
「別に歓談なんてしてないわよ。
橙華ちゃんも“おいた”は程々にね」
英雄:
ほどほどやっていいのか?
橙華:
ツンデレ喫茶ですから暴力も可です(断言)
全員爆笑
RL:
ツンデレ喫茶じゃないよ!!
主計:
そもそも、ツンと暴力は香辛料と一緒で入れればいいという訳では──(長いので割愛)
橙華:
はいはいツンデレツンデレ
英雄:
本当に好きなんですね。ツンデレ
RL:
ツンデレなんてリアルじゃいませんよ?
(閑話休題)
橙華:
「ところで、ここに猟犬がいるような気がしますがチワワの見まちがいですか?」
主計:
チワワは以外に獰猛だぞ? 弱い犬ほどよく吠える状態だけど
「すみませんね。BHは民事不介入なんですよ」
RL(橘花):
「そーよ。
こいつは“紙切れ”呼ばわれされてる位情けないんだから(溜息)
ずーっと剣道やってるんでしょ?」
主計:
すごく──屈辱です。
全員爆笑
主計:
「そういうな。チンピラを散らしても事は解決しないだろ?」
〈社会:警察〉でチンピラの素性を調べられますか?
RL:
いいでしょう
主計:
〈社会:警察〉+〈バッヂ〉=7【生命】+4+H6=17
RL:
では、
・やつらは『ミンチメーカー』と呼ばれるチームの下っ端である
・『ミンチメーカー』は特定の犯罪結社に所属せずスラム限定で活動している
・最近、ボスは表舞台から姿を消し、腹心の“マジシャン”がチームを指揮している。
・表だった犯罪を行っていないようだが異様に羽振りが良い
・ボスは“マンチキン”と呼ばれる凄腕のブローカーだが、
何者かは神業によって秘匿されてる。
ことを主計は知っていて良い
主計:
「──だそうだ。下手に騒ぐとケガじゃ済まない」
RL(橘花):
「だったら店で嫌がらせされるのを黙ってみてろというの!?」
橙華:
「ワンちゃんは鼻薬でもかがされましたか?」
主計:
「困ったら、ハウンドに連絡しろ。しないよりはマシだ
素人が手を出すと火傷じゃ済まない」
カッパーを机において退出
RL(橘花):
「ホント情けない。プルプル震えてるチワワじゃない」
橙華:
「おまかせ下さい!
一宿一飯の義理、藤宮橙華がこの店を守りきりますよ!!」
シーン5:カゲムシャ
場所:大正茶房前
『大正茶房』から出た渡辺主計
外に出た瞬間、不審な気配を感じた。
その気配の方向に視線の先には──
RL:
真っ白で高級そうなフルオーダーのスーツに真っ白なテンガロンハットを被った男が渡辺を見据えている。
なお、顔は“なぜか”逆光で見えない。神業でブロックされてます。
傍らには、『ハ○ーポッター』に出て来そうな黒ローブ着て杖をついた不審な老人がいる
全員爆笑
英雄:
何この神業ww
橙華:
情報秘匿神業有能すぎるww
RL(謎の男):
「貴方が私の弟分にケガをさせたのでしょうか?」
丁寧な口調だが、内容は全然丁寧じゃない
主計:
「いえいえ、私はそれほど腕っ節はありませんよ」
RL(謎の男):
「そうですか。では賢明な貴方ならば理解出来るでしょうが、
この店にこれ以上深入りしない方がいいですよ」
主計:
「深入りしているつもりはありませんけどね。ご忠告痛み入ります」
そういって去ろうとするよ(誘いのポーズ)
“なぁなぁ”で済まそうとする主計の姿勢に傍らの老人が動いた
RL:
マイナー:〈変化〉
〈運動〉+〈白兵〉+〈知覚〉+〈※ブレークダウン〉+〈レプリカ〉=9【理性】+6+S5=20
その瞬間、老人の杖が突き出された
主計の腰につけられていた警棒が分解され、花束に変化する!
主計:
「!!!!!」
〈運動〉=C6捨て
RL(謎の男):
「私の腹心“マジシャン”は、世界に限られた数しか居ないとされる魔術師──【バサラ】です。
貴方がどれほど腕がたとうとも魔法には叶わないとご理解頂けましたか?」
全員爆笑
橙華:
バサラが限られた数!? WHO!“CD”!?
※公式ではファンタジー色の強い【バサラ】【マヤカシ】【アヤカシ】は世間的には認知されておらず極めて希少とかかれて居ながら、公式シナリオでは推奨スタイルとして度々取り上げるため、キャストの絶対数的には結構居るという矛盾を皮肉ったものである。
当シリーズには黒須=アレルヤ(元法王庁エクソシスト)、藤宮橙華(藤宮家の退魔士)が登場して居る
主計:
「──バサラ? だと!?」
だめだ、私も笑いたい
RL(謎の男):
「賢明な判断を期待しますよ? 私は平和主義者なのです」
そういいながら、『大正茶房』に入って行くぉ
主計:
もはや何がしたいのかわからんよw
シーン6:イヌ
場所:大正茶房
カランカラン
アンティークな青銅製の鐘の音とともに上品なホワイトのスーツを見事に着こなした紳士が入ってくる
RL(謎の男):
「チャオ(御機嫌好う)。キッカ」
紳士は爽やかな笑顔を浮かべ迷う事なくカウンターに向かった
主計:
RLはスーツは紺に始まり紺に極まるというのがまだわからぬか?
※ダークスーツはだれが着ても“それなり”に締って見える優れ物だが、
本当にダークスーツを着こなすのは何よりも難しいという服飾の話
英雄:
“幼なじみ”に近寄る男に金川さんが敵意を剥き出しにしています。
全員爆笑
RL:
「あ、これは河井トオルさん」
営業スマイルで橘花はほほ笑み返す
全員爆笑
主計:
な、なんという分りやすい展開……
RL:
しかし、貴方達は《神業》による秘匿を解除しない限りこのカラクリを知ることは出来得ません
「偶然、ストリートの花売りがいてね。ついつい柄にもなく買ってしまったよ」
男は芝居ががった調子で、間違いなく1シルバーは越えるであろう大きな花束を取り出した。
RL:
「しかし聞いたよキッカ。
風の噂で聞いたが怪しい男達に付きまとわれて居るそうじゃないか。
今の君と私は、取引先の人間とそのお得意さんという関係だ。
君の店の中にまで立ち入ることは出来ない
だが──もし、私の家族になってくれたら君も、気味が大事にしているこの店も私が守ることが出来る。
前にも言ったが真剣に考えてくれないか」
ぐっと、橘花の手を握る
橙華:
どうみても自作自演です。本当にありがとうございました
全員爆笑
英雄:
しかし、こちらと話が繋がらないのですが?
主計:
というかこちらも話が繋がらないのですが?
RL:
握られたまま橘花は顔を横に向けながらうつむき
「ごめんなさい。もう少し──もう少しだけ考えさせて下さい」
ここでシーンを…
橙華:
はいはいーい!
ここで登場してOK?
RL:
いいけどシーンの中身は分からないよ?
橘華:
OKOK
激温のエスプレッソのダブルを白いコートにぶちまけるよ!
ほら、メイドカフェにはどじっ子メイドは必須だし
バシャ
チープな昼のドラマのワンシーンをぶち壊す水音
プラチナムを越えそうな真っ白なフルオーダーのスーツに無残な黒い染みがつく
橘華:
「はわわw
ア゙ッー!!!!いお二人に、情熱のエスプレッソをサービスと思いましたがドジってしまいました〜(棒読み)」
わざとらしい媚態をさらしつつ全く謝意のない声で語るよ
RL:
残念ながら精神点は回復しませんよ?
「橘っ華っちゃん!?
ああ!! すみません!!!」
あわててお絞りを出すが、エスプレッソの染みは純白のスーツに無残な跡を残す
「水が差されたようだ。今日はこれで失礼するよ
──キッカ、私は本気だよ。」
※冒険企画者の『サタスペ』というゲームで【萌え】という異能があり、取得者がファンブルすると仲間のハートがヒートアップして精神点が回復します
英雄:
この人、ロ○コンですか?
RL:
え!?
主計、年齢は?
主計:
27
RL:
とすると橘花も同年代になる。
30代が20代後半に交際を求めて何か不思議が?
英雄:
うらぎったなwwww
こんな年増じゃヒロインにならないでしょwwww
RL:
文句は年寄キャラをつくった金川さんにいってください
英雄:
エンタメじゃ18歳で熟年!
20歳越えたらジ○バ○でしょ!!!
RL:
それはほとんどのハリウッド作品の否定になりますが。
もうきるよ
カラン カラン
アンティークな鐘の音に見送られて“マンチキン”こと河井トオルは『大正茶房』を跡にした。
外には、時代錯誤の“魔法使い”
仮面(ペルソナ)をつけ変えた河井は──“魔法使い”に2つのことを命じた
一つ「喫茶の資金を破綻させろ」
一つ「恥をかかせたメイドをミ○チにしてN◎VAに撒き散らせ」
その表情は獰猛で残忍な【レッガー】そのものであった