Researchフェイズ2

シーン10:【チャクラ】 メアリー・スーのイベント
場所:スラム
 
奇跡が起きた。
“路地裏の華”を取り囲んでいたレッガー達は純白の光に包まれたかと思うと、灰になって消し飛んだ
 
路地裏の華:
「よくわからないけど…助かった?」
意味が無いことを知りながら、本能的に衣類を正す
 
RL:
ほっと一安心、その時砂嵐が周囲に巻き起こる
 
カサカサカサ…‥
ゴミが砂塵に吹き飛ばされながら路地から路地に転がって行く
その光景はまるで“災厄前”の西部劇の光景だ
 
RL(謎の男):
「じゃじゃ馬が過ぎるよキティ」
砂塵の中から、小さな人影がこちらに迫ってくる
 
路地裏の華:
「誰?」
“ラストウェイ”を素人っぽく向ける
 
ハヤト:
“ラストウェイ”大活躍だなぁ
 
路地裏の華:
安いしオートアクションで用意できるから便利
 
RL(男):
「俺か?」
砂塵の中から身長150cm程の小柄な男が現れる
カウボーイルックに身を包み、手にはやけに古臭いリボルバーをクルクル回している
「俺はキッド! 
──人呼んで“ビリー”ザ・キッドさ、子猫ちゃん」
 
全員爆笑
 
ハヤト:
まさか、R29+レジェンダリー相当でコルトサンダラーとか言い出すんじゃないだろうな?
 
RL:
ご名答
 
ハヤト:
やってられねぇや
 
RL(キッド):
「子猫ちゃん、君は最高額の賞金首なのさ
 悪いが星になって俺のために輝いてくれ」
見ほれるほど奇麗な動作で“コルトサンダラー”の照準を“路地裏の華”の胸に向ける
 
奇跡は二度起きない。
光の中で聞こえた声の通りであった、路地裏に咲いた華はその名の通り誰にも知られる事なく踏み潰されてしまうのだろうか?
 
 
 
シーン11:【カブト】 “路地裏の華”のイベント
場所:スラム
 
全員爆笑
 
メアリー:
こwれwはwww
 
路地裏の華:
これはもう出ろってことでしょうw
 
RL:
ナイト様の出番だぞ!!!(腹かかえている)
 
ハヤト:
まてまてまて! ハヤトは現在スラムに全く用はないぞ?
 
路地裏の華:
〈コネ:荒木ハヤト〉=3【外界】+DJ=13
 
RL:
J、つまり男性による助力だ
 
ハヤト:
昔のことさ
※これは、前版:トーキョーN◎VA The Revolution では
 絵札の追加効果(推奨演出)というものがあり
 J:男性による助力
 Q:女性による助力
 K:劇的な好転       と書かれてました
 
メアリー:
カ・ブ・ト! カ・ブ・ト!!
 
ハヤト:
あ〜もう、わかったよ
でりゃいいんだろ でりゃ
 
RL:
さあ、西部劇っぽく登場しろ(鮫笑)
 
砂埃まうスラムにもう一人の人影
古めかしいロングコートに革の胸当て、片手にはチェロケース
ヘミングウェイの小説から飛び出て来たような“CD”な男だった
 
ハヤト:
ハヤトはどちらかというと和製固茹で(ネオハードボイルド)なんだがなぁ、アウトローじゃないし
 
RL(ビリー):
「HEY、“固ゆで野郎”! 
 見世物じゃないんだ、怪我したくなきゃ失せな」
 
ハヤト:
ハヤトは【フェイト】じゃないのですがね
「REDをテキサスと勘違いしてないか? “カウボーイ”」
懐に手を入れる
「──ここにも暗黙の法がある。」
 
RL(ビリー):
「All Right! 
俺もそういう“わかりやすい”法は大好きだぜ?」
曲芸のようにリボルバーをガンベルトに収める
「強い奴が正義! そうだろ? 
 俺は、キッド、通称“ビリー”だ!
 ──名乗りな、名無しの墓は嫌だろ?」
 
ハヤト:
「──そこまで気安く名乗るほど安くはない」
 
RL(ビリー):
「OK、ジョン・ドゥ(名無し)でいいわけだな」
先にアクションしていいぞ
 
ハヤト:
「全力で後ろ向いて走れ!!」
“キー効果”で〈運動〉+〈隠密〉、“路地裏の華”を隠しつつ
1段階後退
 
RL(ビリー):
流石だな
「チキン野郎が!!」
オートーアクション:高速機動オプション使用
マイナーアクション:フルアクションで〈エイミング〉!〈エイミング〉!〈エイミング〉!〈エイミング〉!
〈射撃〉+〈クイックドロウ〉+〈必殺の矢〉+〈貫きの矢〉+4〈背面撃ち〉=9【理性】+6(エイミング)+4(CD)+12(装備)+S4=35
 
ハヤト:
「何っ!!!!」
すまん、〈戦術〉の許可をくれ
 
RL:
特例として今回だけ許可
 
ハヤト:
〈戦術〉=5【感情】+C3=8
マイナーアクション:3アクション/JJF、スライドアウェイ、カテナチオ 機動
〈白兵〉+〈運動〉+〈自我〉+〈鉄壁〉+〈ディフレクション〉=9【生命】+6(装備)+H10=25
差分11でダメージくれ
 
問答無用の銃撃に
反射的にチェロケースを振りかざす
塩ビの割れる軽快な音と共に、中から現われたのは【カブト】の証:クリスタルウォール!
 
RL(ビリー):
ブランチ:ガンスリンガーを宣言
※効果:常時なので宣言の必要はありません
 
ハヤト:
ちょw まw
 
RL(ビリー):
5(R28)+3(1of1000th)+5(レジェンダリー)+12(ガンスリンガー4LV)+11(差分)+2C=31/叩
[受け]−11を忘れるなよ
 
ハヤト:
ちょ、待て!?
31-{(10(受)+15(鉄壁))−11(貫きの矢)}−6(装甲)=11
〈金剛〉で11−6=5/背部裂傷
 
RL(ビリー):
「ヒュー、俺の抜き打ちを止めたか
 口だけじゃないな」
そう言い、コルトサンダラーをガンベルトに仕舞う
「今は挨拶だけだ。 次は本気でいくぜ」
そういいながら砂塵の中へ消えて行く
 
 
 
 
 
 
 
シーン12:【トーキー】 
場所:スラム
 
災厄は一先ず去った
だが、それは僅かな猶予が与えられたに過ぎない
 
ハヤト:
〈医療〉=5【感情】+4C=9
「無事でしたか。怪我はないようですね」
安否を確認して立ち去るよ
 
路地裏の華:
「──あなたカブトでしょ? 何で去るの?」
ちょっと金川さんw 貴方らしくない!
 
ハヤト:
「……そうですが、何か問題がありますか?」
 
路地裏の華:
「カブトは困った人を助ける“ボーイスカウト”!
 この格好を見て何か思わない?」
※ボーイスカウト=慈善事業家、ボランティア好きな奴 位のスラングと思ってください
 
ハヤト:
「そうですね。着のみ身のみのまま誰かに終われて居る
 それだけは解ります」
 
路地裏の華:
「お金? ほら1シルバーでどう?」
 
全員爆笑
 
RL:
1時間1シルバーって言いたいだろ? “銀の腕”?
※“1時間1シルバー”はナイトワーデン社長の料金レートです
 
ハヤト:
「金銭の多寡ではありません。 私は忘れ物を取りに来ただけで、偶然居合わせただけ。これから川の向こうに戻らないと行けないのです」
踵をかえして
「──第一、それが人に物を頼む姿勢ですか?」
 
路地裏の華:
「なんで客がペコペコする必要があるのよ!」
ちょっとw金川さんw もう少し、こう手心を
 
ハヤト:
「自分で考えて見たらいい」
退場する
いや、マジでモチベーションないんだよ。
ここで仕事うけたらワーデンの職務放棄だし、家族と避難をした意味もない
 
メアリー:
RLのストーリー進行を助けましょうよ、金川さん
 
ハヤト:
おいRL、ぶっちゃけお前の推奨進行はどうなってんのよ?
 
RL:
あ? 
“チャンドリアン”は花一輪を報酬にギャングと戦うもんだろ?
 
ハヤト:
ハードボイルドは誠実であるが、正義と同義じゃないぞ?
特に盲目の正義じゃない
 
路地裏の華:
ひどい扱いですね。 よよよ・・・
 
メアリー:
あ、わかりました! 
私がハヤトと路地裏の華をチームにする策を思いつきました!
(RLと密談を始める)
 
ハヤト:
ものすごく嫌な予感しかしないのだが
 
 
 
 
 
シーン13:【カタナ】 RLシーン
場所:???
 
RL:
ここでRLシーン おっ、お誂え向きだ!!!!!
舞台は闇の中、長岡弥栄門が誰かの前に立ってる
「──そんな“外道”も悖る事をさせるために俺っちを呼んだ訳ですかい?」
視線の先に居るのは妙齢の女性…『河渡商事』社長:音羽南海子
 
RL(南海子):
「そうだ」
 
RL(長岡):
「組長。、先代から渡世人の戒めで『“堅気の皆様”にだけは迷惑かける生き方はするな』言われて来ませんでしたか?」
 
RL(南海子):
「先代の人事どおり、ST☆Rを任せて居た私の眼鏡違いか?
 断るなら杯を返せ。先代からもらった杯だ」
 
RL(長岡):
「ッツ!!!」
歯軋りしつつ、うなだれる
「あんた、これじゃ…“海の向こう”の奴らと同じだぜ?」
 
RL(南海子):
「こちらが仁義を通しても向こうが同じ土俵でやる気がなければ意味はない
 答えを聞こうか?」
 
RL(長岡):
「先代の杯を出されちゃ断れねぇ。
 ──ただし、これが終わったら足洗わせてもらうわ
 ちょいと俺は年をとりすぎて若い奴と同じ間隔で働けれねぇ」
 
RL(南海子):
「いいだろう。 お前には百人の兵隊をまかせる。
 “国定”と呼ばれた手腕を見せてもらおうか」
長尾は頭下げつつ退出してシーン終了
 
ハヤト:
おいおい、まじかよ
9割方間違いないと思ってはいたが
 
路地裏の華:
スゴイデスネ
 
ハヤト:
ところでRL?
お前ら夫婦で『平和な国』でもやるつもりか?
 
RL:
は? 何言ってるんだ?
俺は『キノの旅』に類する■二病作品は十年前に卒業してるが?
※時雨沢恵一著の『キノの旅』に当アクトによく似た設定の「平和な国」という話があります。
作者及びファンの皆様、失礼な表現がありましたこと心よりおわび申し上げます。
 
 
 
シーン14:【イヌ】 メアリーのイベント
場所:グリーンエリア斑鳩
 
チェスの駒は進む。
お互いに潰し合い削り合う
戦いの流れはロート側に向いていた
 
ロート:
「あら旅人さん。また午睡?」
 
メアリー:
「あ、すみません」
ポーンを動かそうとして、逡巡する
「──少し、困りました」
 
ロート:
「あら、旅人さん。駒にも心があるのよ
駒の気持ちも察してあげると動かし易くなるわよ
これ、お婆ちゃんの知恵」
《ファイト!》でメアリーの神業を増やす
 
メアリー:
「そうですね。
強い駒は得てして尻に火がつかないと動かしませんよね」
《天罰》をハヤトに使います
 
ハヤト:
ほう?
 
メアリー:
効果は、《制裁》相当で、社会戦ダメージ20(ID消失)
 
ハヤト:
はあぁぁぁ!?
 
路地裏の華:
ナイス!!!!
 
ハヤト:
それ、上手く使えたのか?
※トーキョーN◎VAでは、各キャストが3個もつ切り札《神業》を、各神業ごとに指定された“上手く使う”状況下で使用することで経験点がもらえます。
ハイランダーの《天罰》は、天罰を与えることで誰かに希望を与えなければならない
 
路地裏の華:
私は、カブトが確保できる希望をもらいました!!!!!
 
RL:
じゃ、上手く使えてるな(鮫笑)
 
《天罰》、それはまさしく天高い位置から地上を見下ろす者による無垢の意志と傲慢の象徴
過程も整合性も一切無く、一人の人権が蹂躙された