まっつシーン:28 【ハイランダー】
クライマックス
場所:再開発地区廃ビル群
 
RL では、君たちが、朽ち果てたコンクリートジャングルを歩んでいくと、開けた空間があり、そこに白衣の男が立っている。アムタールだ。
 
リョウジ 「……この人員を相手に、逃げ出さないとは……よい神経だ。」
 
メタル 「……お前を殺す。」
 
RL(アムタール) 「……違うな。待っていたのだよ“血に飢えた狂獣”どもめ。
お前ら風情に、気高き“能天使”様方の手を煩わすことも無い。 
“約束された浄化の日”の前座として、先に肉欲から解き放ってやろう……」
 
メタル *問題発言ですよ! 訂正して下さい(笑)
リョウジ *能天使様ってことは、格下か!?
RL うん。“能戦士”が怪人なら、このひとは戦闘員。
 
ユウキ 「お前達は、いったいなにがしたいんだよ!!」
 
RL(アムタール) 「お前達のような穢れた奴らを“欲望”から解脱させてやろうといってるのだ。 いわば、“慈悲心”だ。」
 
ユウキ 「勝手な理屈を!!」
 
メタル 「能書きは良い。 ……死ね」
 
RL では、恐ろしい速度で駆け出そうとした“メタル・エッジ”だが……
ビルの屋上からレーザーが発射!、足下を凪ぐ!!
 
メタル 「狙撃手……!」
 
リョウジ 「例の護衛……か? スナイパーだとすれば……少々厄介だな」
 
RL(アムタール) 「ああ、紹介が送れていたな。 彼女が私の護衛“純白の翼”だ。」
 
全員 *“純白の翼”っ!?
メタル *もしかして、“あれ”か?
ハヤト *いや……、“あれ”は。流石に“CD(時代遅れ)”でしょう。
ユウキ *というか、“あれ”。 組織で生きていけるんですか?
リョウジ *だが……RLは、“あれ”のPLだ。 出せないことはない。
 
 
RL では、屋上の上に……翼を生やした白い翼を生やした金髪のポニーテールの少女が、連装の巨大なライフルを手に立っている。
 
全員 ……!!!!
メタル *なんか、混じってるよ。
ハヤト *“空”でしょう。 多分
ユウキ *どちらか云うと……時代はCLANN○Dでは?
ハヤト *擬音が発表されてないからなぁ。まあ世代が一つ進化したと云うことだろ
 
 ビルの屋上に立つ。“純白の翼”! ……それは、3年前に一つの事件で共闘したバウンサー。 アルテミス=シュラインという名の永遠の少女であった!!
 
 
RL(純白の翼) 「う●゛ぅ。 懐かしい顔ぶれだね」
 
ハヤト 「……貴方は、“スタイル”無視の方だと思っていましたが……。“浄化派”に加担するとは、夢にも思っていませんでしたよ。」
 
RL(純白の翼) 「だって、生きていく為には仕方がなかったんだよ。 …がぉ」
 
メタル *やっぱり“なんか”、混じってるよ。
ハヤト *……“だよ●ん”とか云わないだけマシです。
 
ユウキ 「あんた、自分がよければ…他の人はどうでも良いって事なのかよ!」
 
RL(純白の翼) 「“生き方(スタイル)”を貫ぬけない“生(アクト)”なんて無意味だよ。」
 
ハヤト 「相変わらず綺麗な理屈で自分を正当化しますね。 ……貴方はっ!!」
 
 アルテミスの理不尽な理屈に、ハヤトとユウキは怒りを覚える。
…だが、小人のうめき等に気にもとめないからこそ“天上人(ハイランダー)”と呼ばれるのだろう。
 そして、“純白の翼”は、翼を広げ……空に向かって羽ばたいた!
 
 
シーン:29 【カブトワリ】
カット進行
場所:再開発地区廃ビル群
 
●セットアップフェイズ
ハヤト 奴が、“あれ”なら………高火力戦闘を行うはず。
〈自我〉+〈自動防御〉=【生命】9+1(IW)+HQ(10)=20 AR:4
カードが腐るなどと言っていられないな……。
 
●第1カット 
・AR:3
メタル3/0 アルテミス3/0  ハヤト0/4 リョウジ2/0 ユウキ2/0 アムタール2/0
距離:近
 
メタル *おい、あの“●ぐう”。 AR:3だぞ!
リョウジ *撃たすと、死体が出る。 先に殴り倒してくれ!
メタル *先ほどの、発言は?
リョウジ *命あっての物種だ!!
 
RL(アムタール) 「ふふふ…“純白の翼”には、科学と占星術を融合した、“事象予測装置”の試作型が実装されている。 お前達は、知己のようだが……ならば、お前達の行動は容易に予測できるであろう。」
 
ハヤト *あの、“う●゛う”、”ZERO-SYSTEM”を搭載してますよ!
RL “硬化神経”相当の“事象予測装置(試作型)”です。 
で、アルテミスは飛行しています。 〈運動〉を組み合わせるか飛行能力があれば、白兵攻撃が出来ます。
ただしジャンプの場合、行動後に自動的に落下して[距離:近]まで戻ります。
 
メタル マイナー:3アクション/コンバットリンク・JJF・ソルジャーブルー 起動
〈羅刹〉=【生命】11+H7=18 AR+2
 
RL では、AR:4に巻き戻り。
 
 
・AR:4
メタル4/0 アルテミス3/0  ハヤト0/4 リョウジ2/0 ユウキ2/0 アムタール2/0
距離:近
 
メタル 「邪魔をするなら、砕けて散れ!」
メタル マイナー:3アクション/タイプD・コンバットリンク・JJF
〈運動〉+〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉+〈イカサマ〉+〈ダーティインファイト〉+〈完全奇襲〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈死点撃ち〉=【生命】11+4(影化)+4(イカサマ)+2(CL)+2(JJF)+H10=33
 
RL マイナー:3アクション/ドラックホルダー(ハートウォーミング・クラリック・ブーストハート)・コンバットリンク・ガルーダ
背中のナップサックから、怪しげな“パック入りジュース(ドラックホルダ相当の混合薬)”をとりだし、飲み干す!
 
全員 *(もはや声も出ない)
 
〈運動〉+〈射撃〉+〈白兵〉+〈後光〉+〈※自動反撃〉+〈生存本能〉8Lv+〈クイックドロウ〉4Lv+〈ガンフー〉+〈貫きの矢〉=【外界】12+2(CL)+8+4+D8=34
 
メタル *反撃持ちかよっ!! 差分は2
 
RL ツイン・エンジェル・カノンで、零距離射撃!
(17×2)+〈咆哮〉S9+S10=53/殴 アーマー−2
 
メタル 俺のアーマーは、ギガンティック+ヘヴィアームズ+ガードコートだ。
53-(8-2)=47 か……。 〈見切り〉をしても意味がないな。
 
ハヤト 《難攻不落》!
 
 アムタールに向かって、突進する“メタル・エッジ”!
刹那、急ブレーキをかけ突進を助走代わりに真上に大跳躍をする!!
 
 目指すは、上空で砲塔とも見まごうばかりの弩級ライフルを構えるアルテミス……
零距離ならば勝負は自明の理……。
 
ドスッ!
 
 だが、その瞬間……アルテミスは銃身をランスのように飛びかかる“メタル・エッジ”に突き立てた!
トリガーに指がかかるその瞬間、ハヤトの“6th-UNICA”が火を噴く! 銃弾はトリガー付近に直撃し、アルテミスは体勢を崩した…………。
 鈍い金属音と共に、“メタル・エッジ”は地面に激突する
 
 
ハヤト (銃口を向けて)「……一つだけ聞きます。 何故、『浄化派』に加担したのですか? 少なくとも、貴方に利があるとは思いませんが」
 
RL(アル) 「だって、翼が折れて飛べなくなっちゃったときに。翼を再び生やしてくれたからね。 ……飛べない鳥は惨めだから。」
ガコーン。
ギロチンの刃のような音と共に、次弾が装填される。
 
リョウジ *しかし、反撃持ちとは予想外だった。
メタル *こちらが、AR:2消費して叩き出すダメージを、AR:1消費で出してきやがる
ハヤト *というか、あんなの……防ぎ切れません(泣)
 
 
・AR:2
メタル2/0 ハヤト0/4 リョウジ2/0 ユウキ2/0 アルテミス2/0 アムタール2/0
距離:近
メタル 「――成る程。翼は腐っても、火力は健在か。 ……ならば。」
メタル マイナー:3アクション/ソルジャーブルー・ドラッコホルダ(ロゴス×6) 起動
「お前の“生き様(スタイル)”を奪ってやろう!!」
〈運動〉+〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉+〈イカサマ〉+〈ダーティインファイト〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈死点撃ち〉=【生命】11+4(影化)+4(イカサマ)+2(CL)+2(JJF)+H7=30
アムタールを狙う!
 
RL アルテミスは、リアクションしない。 アムタールも同じく、微笑みながら君の襲撃を待ちかまえる。差分:12
 
メタル 「観念したか、“タタラ”っ!」
メタル 6+(12×2)+2(JJF)+2(H-A)+3(S-B)+6(ロゴス)+D7=50
 
RL じゃ、“救命符”相当のバリアを展開。
 
全員 *なんですとーー!?
 
RL(アムタール) 「この私が、何の準備もなく待っているとでも思ったかね?」
指で、メガネを押し上げる。
「だが、この代償は……高くつくぞ?」
 
《タイムリー!》
 
“TYPE=MARS”と“リンクリング”の〈合成〉品を造り出す。
さらに、改造で、プログラムを8個まで装填可。(プログラムは展開済み)
※要は、タイプ・マーズの能力をもった、指輪型トロン。
「ふふふ……別に私は、肉の器には拘らない。 だから、こういう事も可能だ……」
カット進行中に、[イントロン]を宣言。 “電子意識体”に変更。
 
 臆することなく、白兵戦の展開されているど真ん中で、肉体を放棄し電脳戦を展開するアムタール。 命を惜しまぬ“狂信”のなせる業か。
 ……それとも……言葉の如く、“肉体”に執着がないのか!?
 
メタル *だが、奴の神業はこれで打ち止めだ……(残りは【クロマク】であるため)
リョウジ *だが、デジタルアクションは、厄介だな。
ハヤト *攻撃はなんとか、凌げますけど。(装備を)ハックされたら、大変です
※ユウキ除いて、3人ともサイバー・サイコですからねぇ。 
……特にハヤトと“メタル・エッジ”は、サイバーのサポートに頼り切っているし。
 
RL では、君たちが……視線で語り合っている瞬間、“あれ(Wガンダム0カスタムの、ツイン・バスター・ライフル)”のように、アルテミスがエンジェルカノンを合体させ、ユウキとリョウジを撃つ!!!
 
《とどめの一撃》&《天罰》
 
ハヤト 《難攻不落》×2
 
 建造物さえも穿つ、破壊の光芒が二人を捉える!
反射的に殺気に気付いたハヤトは、二人を突き飛ばす!!
 
シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオォ!!
 シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォ!!
 
視界の全てが真っ白に灼かれていく……。
ハヤトを始点に、クレーターが二つ出来上がった。
 もはや、人間の業ではない。 《天罰》そのものである。
その間にハヤトは《難攻不落》の要塞の如く立ち続ける……
 
ハヤト 「――まさか、障害を全て排除すれば護衛が完遂するとでも…云いたいのですか、貴方は!?」
 
RL(アル) 「もう、そんな割に合わない生き方は、やめちゃったんだよ。 
……それでも、【カブト】よりも上手に護衛の任はこなせるよ☆」
 
メタル *〈生存本能〉と〈咆哮〉もってたしなぁ。 改造されて【ヒルコ】になったか。
 
リョウジ 「悪いが、契約変更だ。 ……あの【タタラ】を先に消すぞ!」
マイナー:3アクション/コンバットリンク・JJF・ソルジャーブルー起動。
〈白兵〉+〈運動〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【生命】11+6(白兵)+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+H6=30
真打を使用して 目標:アムタール
 
リョウジ で、2edアクション。
〈白兵〉+〈運動〉+〈※ニ天一流〉2Lv+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【生命】11+6(白兵)+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+H3=27 
 
リョウジ 3edアクション。
〈白兵〉+〈運動〉+〈※ニ天一流〉2Lv+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【外界】7+6(白兵)+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+S6=28
 
RL 二人とも。リアクション無し。 差分は、18・15・13
 
リョウジ 「地獄の門を、開けてやろう!!」
・8+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+18(差分)+C7=40/斬
・8+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+15(差分)+S6=36/斬
・8+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+13(差分)+H5=33/斬
 
RL 『ふふふ……私の開発した“バリア”が、この程度で壊れるわけがないだろう』
“救命符”×3 使用。
 
※ 実は、シーン27で使用した《タイムリー!》で、“救命府”を8枚製造しています
 
リョウジ 「くそったれがぁ!!」
マイナー:降魔刀(斬魔刀 相当)を抜く!
〈白兵〉+〈運動〉+〈二刀流〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【生命】11+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+H8=27  目標:アムタール
 
リョウジ 2edアクション。
マイナー:タイプD 起動
〈白兵〉+〈運動〉+〈※ニ天一流〉2Lv+〈二刀流〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【生命】11+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+H5=24 
 
リョウジ 3edアクション。
〈白兵〉+〈運動〉+〈※ニ天一流〉2Lv+〈二刀流〉+〈居合い〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈無明剣〉=【外界】7+4(居合い)+2(CL)+2(JJF)+S8=23
 
RL 「ムダだ、ムダ!」
全て、通す。 差分は、15・12・8
 
リョウジ 「いい加減に、くたばりやがれ!!」
・4+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+15(差分)+D8=37/斬
・4+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+12(差分)+C3=26/斬
・4+2(HA)+2(JJF)+3(S-B)+8(差分)+C7=26/斬
 
RL “救命符”×3 使用。
 
ユウキ 「いい加減にしろよ!!」
〈白兵〉+〈知覚〉+〈シャープアイ〉=【生命】7+4(シャープアイ)+HK=21
 
RL(アル) 「身の程を弁えた方が良いよ、“ボーイスカウト”☆ 
そんな子は……お仕置きだよ、が●ー!」
〈運動〉+〈射撃〉+〈白兵〉+〈後光〉+〈※自動反撃〉+〈生存本能〉8Lv+〈クイックドロウ〉4Lv+〈必殺の矢〉+〈貫きの矢〉=【生命】11+2(CL)+8+4+H9=33
 
ハヤト 「邪魔をするな、アルテミスっ!!!」
《難攻不落》
 
 トリガーが弾かれるその瞬間、ハヤトの一括にアルテミスは気圧された!
例え“名声”など失っても……ハヤトが身に着けた技術、そして信念が変わるわけはない! 惰性に流され、自己の利益の防衛に終始するアルテミスが胆力で勝てる道理はない!!
 
RL 反撃は防がれました。ダメージをどおぞ。
 
ユウキ 素手で殴る。 0+8=8/殴
 
RL “救命符”使用! この瞬間、硝子が割れるような音が響き、バリアが壊れる。
 
ハヤト 「バリアが壊れた!?」
 
ユウキ 「俺。やったよ、ハヤトさん!!」
 
RL(アル) 「うぐ●、 もう“奇跡”は最後の1つしか残ってないよ」
《突然変異》
 
全員 *(全員、息を呑む)
 
RL(アル) 「ぱんぱかぱーん。 最後のお願いの時間です! 
……ボクの事忘れて下さい」
《天罰》をコピーして、《霧散》相当の使用! このシーンから退場します。
 
ハヤト 「逃げる……だと!?」
 
メタル(アムタールの役を乗っ取る)
「ば、馬鹿な……! “純白の翼”……お前は【カブト(護衛)】だろ! 
“崇高なる”使命を放棄する気か!!」
 
RL(アル) 「残念だけど、ボク【カブト】なんて割の合わない“生き方(スタイル)”はやめたんだよ。」
誰も、潰さないなら。消え去ります
 
メタル その、全員の意識が上空に集中した瞬間……
不可知の速度でアムタールに駆け寄る!
《不可知》!
メタル マイナー:3アクション/ドラックホルダー×3(ロゴス×9)
〈運動〉+〈白兵〉+〈隠密〉+〈影化〉+〈イカサマ〉+〈ダーティインファイト〉+〈完全奇襲〉+〈修羅〉+〈鬼の爪〉+〈死点撃ち〉=【生命】11+4(影化)+4(イカサマ)+2(CL)+2(JJF)+HA(11)=34
 
RL 差分は22です。
 
メタル 「――所詮、お前の思考は“タタラ(自己完結)”だったと云うことだ」
6+(22×2)+2(JJF)+2(H-A)+9(ロゴス×9)+S7=70
 
全員 *唖然……。
 
 全員の意識が、消えたアルテミスのいた場所に注ぐ……
鋼鉄の獣である“メタル・エッジ”は、その瞬間を逃さなかった!
サイバーレッグのリミッターを解除し、一陣の魔風と化し、アムタールに迫る!!
 
ガシィィ!!
 
突撃の速度を乗せて赤熱する鋼鉄の拳を打ち出す! 拳は、破壊の鉄槌となってアムタールが唯一存在する場所……即ち、IANUS内のハードディスクを微塵に砕いた!
バックアップデーターの存在しない情報は……この瞬間……あらゆる世界から消滅した!
 
 
RL アムタールは[完全死亡]です。
カット終了。 EDフェイズに移ります