シーン26:【アラシ】 クライマックス 場所:C-TEC社屋 スラムの一角に爆炎が上がる 基が指揮する軍隊さながらのトループが重火器で攻撃を開始したのだ メタル: 「仕事はちゃんとしてくれたようだな」 ぐしゃり セキュリティドアが熱した飴細工のようにひん曲がる。 RL: では、非常口から侵入した一行は基が示した通路をたどり、地下のサーバールームへたどり着いた。 そこには、大量のXランク市民が拘留されており、10名程度の白衣を着たタタラがなんらかの実験を施している。 クレア: 「まさに非合法研究所ですね」 RL: では、君達に気づいた白衣の連中がこちらに向かって来る。 その中の一人、須藤が話しかける 「何物!? ああ、君か。  約束どおり活きのよさそうな“被検体”を連れて来て暮れたようだな」 太夫(カイ): 「や、約束どおり連れて来たよ! お姉ちゃんを帰してよ!」 クレア: 「カイ君、どういうこと!?」 師匠w いきなりドミネートしないでよw 太夫(カイ): 「ごめんなさい。でもこうしないとお姉ちゃんが──」 RL(須藤): 「武器を捨てて投降して貰おうか? 君たちは既に囲まれ退路も無い。  武器と戦闘用サイバーウェアを停止し言うことに従えば、殺しはしない」 太夫: 「あら? 私を手込めにするの? “太夫”にはそう安く近づけないわよ」 〈交渉〉…… RL: 太夫の精神攻撃は《完全偽装》で耐えました。 彼は企業人であり一家の柱です。その心を曲げることは化生でもできません クレア: 「……カイ君。話してくれる?」 RL(カイ): 「クレアさん。本当はね、二人とも捕まったんだ」 クレア: 「どうして嘘をついたの?」 RL(カイ): 「そこの人たちがね、“ここまで自力でこれる強い人達”を連れてきたら、二人とも自由にしてあげるって……  だから……ごめんなさい!」 太夫: 「あらあら、ほんとお伽噺みたいな展開かしら」 ハヤト: 「人をモルモット同然に扱い、子供を脅しす。企業が正義とは言わない  だが、越えていけない一線はあるだろ!」 RL(須藤): 「君達には大変申し訳ないと思っている。  これが正しくない事も分かっている。だが、私は組織の一員であり、守るべきものがいる。 狼が羊を食べるように、羊が草を食べるように いわば仕方のないことなのだと諦めてくれ。 抵抗せず協力を約束するならば、拘束もしない」 ハヤト: 「――その台詞、自分の家族の前で言えるか!?」 RL(須藤): 「……グッ、だが君とて人を殺めて食い扶持を稼でいるだろ!!! それと何が違う」 ハヤト: 「確かにその通りだ。 だが、それでも誰かを守ることは出来る」 RL(須藤): 「そんな綺麗事なら私も言える!  ここでの研究成果は、N◎VAの……いや世界中の人々に更なる快適さを与える」 クレア: 「だったらその一人、カイのお姉さんはどうしたのですか? 彼が依頼を達成したなら当然連れてくるべきでしょう」 RL(須藤): 「……残念だが、実験の拒否反応が出て先ほど亡くなったよ」 太夫(カイ): 「ボクを…だましたんだな!!!」 RL(須藤): 流石師匠 「相互の認識の誤解を偽証といわれてもわけがわからないよ 命は保証するとは言った覚えはあるが、被験者としないとは一言も言った覚えはない 」 そして、P10を取り出す 「おとなしく投降したまえ。こちらには君たちの数倍の人数が居る。」 メタル: 「お前たちの会話は、わけがわからないな」 赤熱した息を吐き、白熱掌を起動させる。 「まさか、お前達三下が集まって俺を縛れる、と思っているのか?」 RL(カイ): 「クレアさん…ボクがバカだった。ごめんなさい  そして、もう一度僕の依頼を受けて下さい」 クレア: 「いってごらんなさい」 RL(カイ): 「ボクのお姉ちゃんの敵をとってください!!」 《ファイト!》をクレアに使用します クレア: 「わかったわ」 RL: そこへ、唐突に爆発音 「須藤様、下がってください!」 特撮戦隊風爆中をしながら三人のフード付マントを被った人間が 須藤の前に立ちはだかる 「「わたしたち、千早重工査察部後方処理課十三班、クレイジーキャッツ!!」」 フード付マントを投げ捨てると、レオタードを着た三人の見麗しき女性が特撮ポーズをしている 全員爆笑ww RL: 「「千早重工に逆らう悪い子達! 社長に代わっておしよきよ!!!」」 全員爆笑ww メタル: こwれwはwww 「──キ○ガイか。俺が早々に幕をひいてやろう」 RL: 「「いい夢見させてあげるわよ!!」」 その言葉とともに、一人が〈戦術〉を使用! 一人の背中から巨大な盾4個を持った8本の腕が生え、一人の腕には大量の投擲用ナイフ、一人は帯電を始めた クレア: はい、RL!こいつらのスタイルは? RL: 全員、クグツ◎●です(鮫笑) 一方、正面から正門をぶちやぶって突入した基のトループの前に 後方処理課の武装社員が立ちはだかる。 クグツトループ101人×2 カブトトループ101人  太夫: まったくゲストの構成がわからないわ