●OPフェイズ
 
 “明けない夜はない”、“夜の後には、必ず朝が来る…” それが、世界の定理。日は昇り、そして、沈む。途切れ目のない円環のように…。
 だが、ひとつの意思が定理を捻じ曲げ…“予定された”調和との誤差を弾き出す。
産み出された誤差は時間と共に増大し、予定外の問題事象(イレギュラー)へと変化していく
 ――――そして…イレギュラーは、一つの物語を生み出す。
 
Act-Tittle:太陽はまだ、昇らない
 
 
 一人の意志と選択が、予定された歴史を狂わせた!
   ……そして、その代価は選択した本人に求められる。
 
 
 
シーン01:【クグツ】 “メタル=エッジ”のOP
 
俺の名は存在しない。
いや、寧ろ無い方が都合がいいのはアンダーグラウンドの常識だ。
 分不相応に“通り名”とか“称号”等という勲章にこだわる奴から身元を絞り込まれ、淘汰されていく。固定の家や、友人、ましてや家族を持つのは、自殺志願以外の何者でもない。 
――――俺は、“メタル=エッジ”、そう呼ばれる…他の血肉を喰らい己の糧とする、最も自然の法則に純粋な“鋼鉄の獣”だ。
 
RL:
えー、やっぱり、“アイアンビースト”装備ですか?
 
倉田水脈:
いや、いちおー俺の為に金川が錬成(投稿)してくれたわけだし(爆笑)。
 
金川仁:
……いや、別にお前のためじゃないのだが。 (並の)人間サイズで、クロームバリバリの義体が欲しかったわけよ。
 ただ、外見が「人狼」に改定されているとは予想外だったがね
 
津田まこと:
ほら、お約束の…“相当品”で(笑) 外見が、ターミネーターとかプレデターにしておけば問題ないでしょう。
 
金川仁:
……私、何年たっても…お前の趣向(スタイル)が理解できないよ(溜息)。
絶対、クロームバリバリで街中歩くなんて…常軌を逸してる。
 
倉田水脈:
実に、“サイバーパンク”じゃないか(笑) (以後、メタル)
 
RL:
雑談はこの辺にして、始めるよー。
メタル=エッジ、君は…有能なフィクサーの一人…マイケル=グローリーに呼び出され、『BAR:ヤロール』のイシュタル海にいる。
今回の、アクトコネは 〈コネ:マイケル=グローリー〉【外界】です
 
メタル:
了解。では、カウンターで…純度100%のアルコールに果糖を添加したモノを飲んでいる。
 
(全員、驚愕)
 
RL(マイケル):
(頬を引きつらせながら)「お久しぶりです、Mr.“メタル=エッジ”。」
 
メタル:
「マイケル=グローリー、生きていたとは僥倖だな。
――まあいい。貴様のように素晴らしい『死の商人』との再会に乾杯といこう。
この男にも…“同じモノ”を」
 
RL(マイケル):
「い、いや! それを飲めるのは…貴方だけですよ!?
 酒は、自分で頼みます!!!!」
 
メタル:
「まあいい。 …で、今回は誰を殺らせばいい?」
 
RL(マイケル):
「貴方は、実にシンプルで話が早い。 …依頼主は、ストリートの名だたる名士達です。…連名というわけではなく、偶然同じ依頼が飛び込んだ訳ですが……」
 
メタル:
「能書きは俺には必要ない。 報酬が見合うならば、何処の依頼でもうける」
 
RL(マイケル):
「では、標的は2人。ベルトナール=峰と、共謀者のボトム=パーチメントという人物です。
峰は、出仕不明ですが人材派遣業を一代で立ち上げた若きCEO、ボトムは『ブラックハウンド(以後、BH)』の警視です。 …殺しを出来る人材は、数多居ますが…貴方のように、完璧な後始末までこなせる人材となると…」
 
メタル:
「世間体に関わる、重役の暗殺には適任というわけか? 安心しろ、鑑識にも回せないほど見事に標的を消し去ってやろう。
その他、“仕事に必要”だと判断する情報があれば…教えて貰おうか」
 
RL(マイケル):
「噂によれば…峰は、A級のニューロです。ボトムは法規を私物化することに長けています。
……それともう一つ。峰には、“銀の腕”という名の凄腕の護衛がいるようです。」
 
メタル:
(悪魔のように微笑む)「“銀の腕”!? 間違いないのか?」
 
RL(マイケル):
「クロームの右腕を持っている…『伝説』の通りですね。」
 
メタル:
(実に楽しそうに)「“ニューロ”! それだけでも十分な“報酬”だが…一応、聞いておこう。こいつらの処理代は…幾らだ?」
 
RL(マイケル):
「一人頭…1プラチナム。 前金は、別途で1ゴールド用意してます」
 
メタル:
「久しぶりに、盛大なパーティの始まりだな。」
キャッシュで代金を払い、闇の中に消えていく
 
 
 
シーン03:【カブトワリ】 グリフォンのOP
場所:『グリフォン万事相談所』
 
――“W2/With Wing(翼在る者)”と呼ばれた凄腕の探偵がいた。どんな難解な謎をも暴き、どのような強大な悪漢にも挑んだ……【正義】の象徴……。
様々な『小説』や『ドラマ』にもなった、“英雄”グリフォン……。
 だが、彼の前に置いても時代の変遷は残酷に行われた。
タップが在れば、現場に行くことなく現場を居ることが出来る。IANUSやポケットロンを介して、対話をするかのように聞き込みを行うことが出来る。
ウェブを嫌い、“ウエット”であり続けた彼は、この世界において必要がなくなってしまった。
 
 
RL:
では、舞台は『グリフォン万事相談所』。 ……というか、もっと格好いい名前にしろよ!
 
津田まこと:
ほら、翼が折れてしまったから…場末の蜘蛛の巣がはった寂れた興信所にしたいのですよ
 
RL:
では、アクトコネは〈コネ:飛鷹ユウキ〉【感情】。近くに住んでいる正義感の強い少年です
 
金川仁:
おいおいおいおい! ユウキは“カブト”になるんじゃないのか(笑)
 
RL:
じゃあ、きくけど…。ユウキにぴったりなブランチってなんだと思う?
金川仁よ!!
奴(ユウキの本来のPL、諸事情で今後の参加が出来なくなったので金川がキャストを引き継いだ)に変わり、ブランチをキメよ!!
 
金川仁:
ナイト! ……いや、(苦悩した後、吐き出すように)――クライムファイターだ……。
 
津田まこと:
だったら、探偵と関わりあっても問題ないでしょ。 ……朽ち果て、燃え尽きた老雄を叱咤する少年! うわぁ、燃えるぅぅぅ!!
(以後、グリフォン)
 
金川仁:
いや、一人で燃えないでクダサイ。 …キモイから
 
 
RL:
では、気怠い午後…事務所には客一人こない。
 
グリフォン:
そりゃ、Webに広告だしてないからな。合成品のウイスキーを不味そうに飲んでいる
 
RL:
では、そんなとき…チャイムがなる
 
グリフォン:
「鍵は、かかってない」
そういって、ウイスキーをのどに流し込む。
 
RL:
では、いかにも冴えなさそうな中年の男がはいってくる
「あの…ここが、“W2”様の事務所…でしょうか?」
 
グリフォン:
「“翼を持つ”男は、もうどこにも居ないよ」
 
RL(男):
「………!!」
 
グリフォン:
「此処にいるのは“翼の折れた”グリフォンだ」
 
RL(男):
「………あの、実は…私の娘が誘拐されたのです! お願いします!
娘を助けてクダサイ!!」
そういって、1ゴールドと少女の写真を机の上におく
 
グリフォン:
「行方不明になったのはいつだい? …誘拐だと云う証拠は?」
 
RL(男):
「一昨日…、ストリートで白昼堂々“人間狩り”にあったようで…、他にも多数の人たちが、拉致されたようです!!」
 
グリフォン:
「――――身代金の要求は?」
 
RL(男):
「…ありません」
 
グリフォン:
一口、ウイスキーをのみ。死刑宣告するようにいう
「ま。金目当てでないならどうしようもない。 ――諦めな」
 
RL(男):
「そんな! …私の知っている“W2(貴方)”は、どんな悪にも屈せず…【フェイト(正義)】を貫いていたはずです!!」
 
グリフォン:
「『小説』や『ドラマ』なら、格好いいように脚色もするさ。
――――そうしないと、売れないからな」
酒臭い息を吐く
 
RL(男):
「私……貴方を、 ………見損ないましたっつ!!!!」
少年の頃の夢と、希望を打ち砕かれた男は、泣き出しながらでていく
 
グリフォン:
「……【フェイト】は“正義”なんかじゃないさ。 ――ただの“天秤”だ。天秤がなにかをできるわきゃない」
 
RL(声):
「俺は、そうは思わないよ。グリフォンのじっちゃん」
いつの間にか、ユウキが部屋に居ます。
〈社会:N◎VA〉+〈裏読み〉で、D4捨てw
 
グリフォン:
「昔はそう思ったよ。 …だがな、…電脳絶対の世界ではな、ワシは何もできないんだよ」
 
RL(ユウキ):
「俺だってさ、ウエットだよ。 サイバーに対する抗体反応があるらしくってね。 …でも、俺はちょっと前まで…スラムで一人で生きてきてたよ。
電脳の恩恵無しでね」
 
グリフォン:
「……アンタは若い。 俺は、棺桶に片足つっこんだ爺だ」
 
RL(ユウキ):
「――――俺、そういうの…嫌いだな」
 
グリフォン:
自己嫌悪に陥りながら、更にウイスキーを煽る
 
 
 
RL:
――――そして、数日後。 いつものように隅田川河川敷にひとつの水死体が上がった。
……先日、君の所に来た男だ。
 
グリフォン:
クソ、早まったことを…。RL死因は解りますか?
 
RL:
溺死、恐らく自殺と公表されている。 真実が知りたかったら、
適切な〈社会〉か〈コネ〉で12
 
グリフォン:
他人に頼るまでもない……ワシには、真実が解る!
〈シャーロックホームズ〉=SAで21!
 
 
全員、歓声!
 
 
RL:
では、貴方にだけは解ります。 …これは他殺であると! それも殺人になれた者達の手による、自殺に見せかけた他殺です。
 
グリフォン:
(死体をみながら)「………“With Wing”はどんな悪にも屈しなかったか。
俺は…弱い男だよ。…そう呼ばれていた時もな、震えながらストリートを駆けていたんだ、
――――強者なんて、ストリートには、居ないんだよ。」
うつむきながら呻き。 …次の瞬間、ウイスキーをコンクリートに叩き付ける!
 
「だが、俺の弱さが…アンタを殺してしまった。
 ――――許してくれとは言わない。 せめて、アンタが知りたかった真実だけは、俺の誇りにかけて俺の手で暴き出してやるよ」
 
 
 
 
 
シーン03:【レッガー】 クレア=ミッドウィルのOP
場所:BAR『ガスライト』
 
かって、ウエットシティに1夜1プラチナムと呼ばれた“白雪姫(Snow-White)”と呼ばれる至高のマネキンがいた。数多の男達が群がり、我が者としようとした。男に纏わる“トラブル”なんて日常茶飯事(always)。いつものように、雇ったボディガード、だがそのボディガードとの出会いは“人を食い物とする”今の生き方を変える事となった運命の出会いであった。
 奪う側(マネキン)から、与える側(ミストレス)へと生き方を変えた彼女は、マネキン時代に築いた人脈を武器に、“ウエット”な情報屋兼仲介業を営みだした。
 
 
RL:
今回、貴方がヒロイン(主役)なので…ヨロシク。アクトコネは、〈ベルトナール=峰〉【感情】。 …“昔の”貴方のファンです。
 
朝倉悠:
えーー、それは…ブランチ:ヒロインをとれという示唆ですか!?
そして、過去が私を追いかけてくるわけなんですね!!
 (以後、クレア)
 
金川仁:
立ち位置的には…オーナーなんだろうけどねぇ。
 
RL:
OPで、ちぃーと“酷い目”にあうけど。美味い汁も吸わせてあげるから、許してね☆
 
クレア:
ヒロインならば、仕方アリマセン! 堪え忍びます!!
 
 
RL:
では、はじめましょう。舞台は貴方の店:『ガスライト』、時間も日付を廻り…最後の常連さんも、勘定をすませて帰っていきました。
 
クレア:
「それじゃあ、そろそろ店じまいにしましょうか」
表のガス灯を消しに行きます。
 
RL:
クレアが外に出ようと扉を開けたところで、扉の前に2人の男が立っていました。
 
クレア:
「食事は終わってしまったのですが、飲み物だけで宜しければ…」
 
RL:
「………その声、間違いない」
2人の内の1人…エグゼク風がぼそりと呟き…懐に手を入れます。
「――――ずっと、探していたんだ“白雪姫”」
片手に携えた、本革製のアタッシュケースをもどかしそうに開き、中に入っている大量のプラチナムを床にぶちまけます。
 
クレア:
「お…お客……さん…」
 
RL:
「一夜…1プラチナム。 ここには、365枚のキャッシュがある…。年内には、同額の純利益は回収できる、年次の永久契約。 …君は、俺のものだ!」
 
《買収》
 
 
クレア:
「貴方は、何方ですか!? 警察を…呼びますよ!!」
カウンターの上に置いてあるタップを取りにいこうとします。
 
RL:
「俺は、ベルトナール=峰。 …“白雪姫”、君を手に入れることだけを目標に…俺は、のしあがってきたんだ!!」
距離は、離れると言っているから…[近]かのぅ?
 
クレア:
(がくがく)そ、そんなものでしょうかねぇ。
 
 
RL:
〈運動〉+〈白兵〉+〈知覚〉+〈電脳〉+〈究極鑑定〉+〈クラッシュ〉+〈フリップフロップ〉=8【理性】+6(サヴァン)+3(マジシャン・スピード)+S8=25
 
クレア:
〈電脳〉で、4H捨て
「きゃあああああ!!」
【ミストレス】は、自分に対しては無力でないとね☆
 
RL:
では…歩み寄ったベルトナールが、貴方の衣類を引き裂きます!
吹雪相当の衣装が、[故障]しました!!!
 
 

全員、爆笑!

 
 
金川仁:
一体貴方は、何をしたいんだ!! RL(苦笑)
 
メタル(P):
大体、ゲストで【タタラ】が入っているなら、〈※ブレーク・ダウン〉の方が効果的だろ(爆笑)
 
RL:
いや、〈※ブレークダウン〉だと、[破壊]してしまうだろ!
半裸(故障)であるところが、ミソなんだ!!!
 
クレア(P):
け、汚された… もう、お嫁に行けない
 
………お前は、何を考えて居るんだRL。アクトは、自分のフェチズムを表現する場所ではないのだぞ
 
 
RL:
(咳払い)では、ベルトナールは引き裂いたクレアの衣装を手から離し…クレアににじり寄ります。
 ――というところで、OP終了!
 
クレア(P):
わたしはどうなるのー(泣)
 
 
 
シーン03:【カブキ】 荒木ハヤトのOP
場所:BAR『ガスライト』
 
『伝説』とは、人が夢を紡ぎながら創りだされ、本人の意志に関わらず与えられるものである。
荒木ハヤト…“銀の腕”は、まさしく『伝説』そのものであった。
 どんな凶刃も防ぎきる“不破の盾”、“銀の守護者”の名を継ぐ者…。
あらゆる者が望むべき力(名声)。だが…それは、ハヤトにとっては、望まぬ一人歩きする“虚像”であった。
「力だけが、全てではない」と叫び続ける男が評価されたのは、彼の持つ“力”のみであった。
 
 それを認められない“大人になれなかった子供”は…『伝説』になることを拒絶した。 …名声無くとも、自分の生き方は変わらないという信念と共に……
 
 
RL:
では、舞台は…同じく『ガスライト』。舞台は、前のシーンの直後です。
 
金川仁:
な、なんだとぉ!?
 
グリフォン(P):
くっくっく。ヒーローの登場じゃないか(爆笑)
 
RL:
で、当然のように…アクトコネは、〈クレア=ミッドウィル〉。スートは好きなの選んでね☆
 
金川仁:
ま、まて…それは……ひじょ〜に、困る。
 
RL:
何で?
 
金川仁:
増やすと…クレアのコネが…4Lvになっちゃうんだよ!!
 
 
 

全員、爆笑!

 
 
メタル(P):
別にイイじゃないか。
 
金川仁(P):
あのなぁ〜。妻が居る身だぞ!!  とにかく、別のにしてくれ! 
ソレがダメなら、アクトコネは要らない!!
 (以後、ハヤト)
 
RL:
チキン野郎め。 じゃあ、アクトコネは〈ミハイル=鈴木〉【外界】、なんどか仕事をしたことがあるカブトです。 貴方は、この男のスタイルが許すことが出来ませんでした。
 
ハヤト(P):
よ、よーし。どんとこい!
 
RL:
では、仕事帰りのハヤトは…1杯飲んでから帰宅しようと『ガスライト』にやってきた。
 …だが、ガスライトの扉は開け放たれ、クレアの叫び声が聞こえる!
 
ハヤト:
「何事だ!?」
チェロケースを構え、懐から“6th-UNICA”を抜きながら…屋内に躍り込む!
 
 
RL:
では、中には…エグゼク風の男と、カブト風の男と服を引き裂かれたクレアがいます
 
ハヤト:
「………イエローエリアだからといって、法規が適用されていないと思っているのか!?」
リンクスで、『SSS』の先輩(山本リョウジ)に連絡をとります。
 
RL(ベルトナール):
「されるさ。 だから、正当な手段を踏んでいる。 
“フラットライン”されたくなかったら…立ち去って、忘れることだな」
リングリングを見せつけ、自分が【ニューロ】であることをみせつけます
 
ハヤト:
「――――ニューロのプログラムが先か、トリガーを引くのが速いか…試してみるか…“カウボーイ”?」
リンクスのコール音がもどかしい。 …まだ、繋がらないのか!?
 
RL:
ここは、特殊ルールとして。1アクションを並行処理しましょう。
……その方が、燃えませんか?
 
ハヤト:
うわ。すげぇ熱い! 本当にこれ、オープニングなの!?
マイナー:3アクション/コンバットリンク・JJF機動
〈射撃〉+〈運動〉+〈自我〉=9【生命】+1(アイアンウィル)+2(コンバットリンク)+2(JJF)+7H=21
 
RL:
〈電脳〉+〈究極鑑定〉+〈クラッシュ〉+〈フリップフロップ〉=8【理性】+6(サヴァン)+3(マジシャン・スピード)+S4=21
で、ハヤトの“ステルスケース”を[故障]させる!
 
ハヤト:
うわ、お約束……。 確かに、銃は、[電制:−]だもんなぁ。
で、ダメージだけど…
 
RL:
あ、それはもう一人の男が止める。
マイナー:3アクション/JJF・スライドアウェイ・ブルズハート機動
〈白兵〉+〈運動〉+〈猿飛〉+〈ディフレクション〉=12【生命】+5(猿飛)+2(JJF)+2(スライドアウェイ)+H3=24
ロングコートの厳つい男は……、指二本でハヤトの銃弾をキャッチした!
そして……コートから見える腕は、紛れもなく…クロームの“銀の腕”だ!
 
ハヤト:
ステルスケースが[故障]したのならば…壊れたケースから現れるのは…【カブト】の証…クリスタルウォール! クリスタルウォールを受け止め…呟こう……
「――――――“銀の腕”だとっ!?」
 
 

全員、爆笑!

 
 
 
メタル(P):
それ、ゲストがクライマックスでハヤトに向かって言う台詞だろ!
 
ハヤト(P):
いや、“パチモン”が出てくるなんて…お父さんは嬉しくなったので、つい(笑)
 
金川としては、一度“偽物”ネタをやってみたかったのですが…自分がRLをするのも味気ないし、誰かに頼むのも何か変というので、お蔵入りネタと思っていた矢先なのです
 
RL(ベルトナール):
「カブトか! …だったら、名前くらい知っているだろう? 
――この男こそ、『伝説』のカブト、“銀の腕”だ!!
三下風情が、粋がって勝てると思うか?」
 
ハヤト:
「――――だとしたら?」
 
 
 
シーン04:【バサラ】 カット進行
場所:BAR『ガスライト』
 
RL:
では、カット進行です。“銀の腕”は、悠然と壁際によりかかり、参加を拒否。ベルトナールを何らかの手段で蹴散らせば、脱出が可能となります。
 
ハヤト(P):
うーん。とは言っても……達成値で負けているからなぁ。
 
クレア(P):
私の〈サポート〉があれば何とかなると思います。
 
 
−セットアップフェイズ−
 
RL:
AR(アクションランク)の宣告と、セットアップでの行動を宣言せよ。
ちなみに、ベルトナールは、AR:2
 
クレア:
AR:2、セットアップは無し
 
ハヤト:
実は、私の神経は光ファイバーに換装されている。AR:3
〈自我〉+〈戦術〉=5【感情】+1(アイアンウィル)+C6=11
私とクレアは完全武装です。
 
 
−AR:3−
 
ハヤト:
下手に動いても、防がれるだけだしな…リアクション宣言
 
 
−AR:2−
 
クレア(P):
どうしますか? ここで、動きますか?
 
ハヤト(P):
幸いにして、二人とも精神系防御には自信がある。ここは、あいつが只の〈クラッシュ〉野郎なのか見極めたいです。
 
クレア:
では、私もリアクション。
 
ハヤト:
こういうとき、先手をとるのは不利だよな。リアクション宣言
 
RL(ベルトナール):
「警告はしたぞ! これは…正当防衛だ!!」
〈電脳〉+〈パワーサージ〉+〈虫使い〉+〈ショックアタック〉=8【理性】+6(サヴァン)+3(マジシャン・スピード)+SK=27
目標は、ハヤト。
 
 
ハヤト:
「――――カブトを、ただの壁と考えるな!」
マイナー:3アクション/スライドアウェイ・JJF・カテナチヲ 起動
〈白兵〉+〈運動〉+〈鉄壁〉+〈無形の盾〉=9+4(サイバー)+3(INTEGRAL)+H5(カード)=21
 
グリフォン(P):
おお、インテグラル復活ですね!
 
ハヤト(P):
ふっふっふ…世界で、何枚インテグラルが存在しようと…、『R』期から使っているハヤトのインテグラルは、オリジナル! 他は、“相当品”に違いない!!  差分は、6だ!
 
クレア(P):
また、むやみに敵を増やすような発言を…
 
RL:
6+5(パワーサージ)+7(電魔夜叉)+3(網絡蠱毒)+2(ATオウガ)+D8=34/刺
 
ハヤト:
「チャンネルの変更が間に合わない…かっ!」
15(鉄壁)+10(INTEGRAL&カテナチヲ)+3(防具)=28、
ダメージは[6/胸部損傷・BF]です。
 
RL:
ナイトワーデンのカブトは、バケモノか!?
…〈ショックアタック〉のBF1枚も忘れるなよ〜
 
ハヤト:
D7と、S9か…。 いや、ここは見栄切りシーンとみた!!
 
メタル(P):
何を始めるんだ?
 
ハヤト:
〈※獅子心〉×2!
9【理性】+6=15 & 9【理性】+8=17
一瞬、躯をのけぞらせるが…立ち直り、ニヤリと笑う。
 
RL:
おお、さすが、真(トゥルー)のカブト!!
 
メタル(P):
(思考中)………ま、まて。“リングリング”は、SOFTを1つしか作動できないはずだ!
〈合成〉品か!?
 
RL:
世の中は、もはやルール無視。“ダミーポケット”というSOFTを余分に運用できるSOFTが出来たのです! …まあ、それを壊されたら一巻の終わりだけどね
 
ハヤト(P):
結論! 遊んだら即死コース!! 速攻でやっちゃいましょう
 
 
−AR:1−
 
クレア:
では、ハヤトさんにエールを!
〈サポート〉=8【感情】+C4=12
即座に、行動可。 かつ、達成値+5です!
 
ハヤト:
多分…これで、なんとかなるはずだ! ならなかったら、泣く(笑)
マイナー:3アクション/タイプD・コンバットリンク・エリミネーター 起動
〈白兵〉+〈運動〉+〈知覚〉+〈自我〉=9【生命】+4(サイバー)+5(サポート)+H8-2=24
[隙狙い]−2 攻撃しつつ、相手の防具を見切る
 
RL:
許可しましょう。 ベルトナールは、〈白兵〉も〈運動〉もないので…
無抵抗。防具は、フォーマリティです。
 
ハヤト:
「――ハッキングの腕は確かなようだが、ここは“ウェブ”ではない!」
4(斬魔刀)+2(JJF)+D9=15/斬
 
RL:
ハヤトの斬魔刀は、ベルトナールの手首の動脈を深く切り裂いた!!
[15/動脈切断・気絶]
ベルトナールは、自分の鮮血をみて失神する!
 
ハヤト:
「――手首の動脈を切断した。 
今すぐ、処置をすれば命は助かると思うが…ここを通してくれるかな?」
クレアに、ダークナイトを被せ…カブトに凄みをきかせる。
 
RL:
カブトは抵抗はせずに、君達を通してくれる。
そして、去り際に…鮫のように嗤い。ハヤトの背中に一言
「――――また会えたな、荒木ハヤト」
 
 ……とてつもない寒気が、ハヤトの背筋に趨った!
では、オープニングフェイズ終了です