●リサーチフェイズ
シーン10:【タタラ】 メタル=エッジのリサーチ
場所:ストリート
メタル:
では、ボトム=パーチメントについて……、いやここでリサーチを始めるとカードが腐る。 よし、ここは…グリフォンを頼る。
グリフォン:
此方は、一考に構わないが?
RL:
では、グリフォンが呼び出されるでOK?
グリフォン:
「――なんだ? …どこかで在ったような“感じ”の男だな」
メタル:
「5年ほど前だな…それ以上は詮索するな、“W2”。」
グリフォン:
「まあいい。 …儂も“鉄人形”に知り合いは居ない」
メタル:
「――――代金はそちらの言い値で出す。ボトム=パーチメントという男の情報が欲しい。」
グリフォン:
「奇遇だ。 私も、その男に関わっている。」
メタル:
「ほう? 直接会えるか?」
グリフォン:
「いいだろう。 2時間後、『BAR:ヤロール』で待っている」
シーン11:【チャクラ】 グリフォンのリサーチ
場所:『BAR:ヤロール』
混沌の温床:トーキョーN◎VAの中でも更に、混沌の固まりとも云える闇の住人の住処。 メタル=エッジは、我が家のように奥へと向かう。
“イシュタル海”と呼ばれる…最も危険な場所で、待ち人は待っていた。
メタル:
「――――待たせたな。“W2”」
グリフォン:
「久しぶりの場所だ。堪能していたよ、気にすることはない」
既に、グリフォンの前には…半分まで空になったウイスキーのボトルが置いてあった。
グリフォンは、空になった自分のグラスに…ストレートの水無し(ノゥ・チェイサー)で指二本(トゥ・フィンガー)の高さまでウイスキーを注ぐ。
グリフォン:
「……で、ボトム=パーチメントという男についてだったな?」
メタル:
「そうだ。情報を知ってる限り。 …代金は、お前の言い値で良い。」
グリフォン:
「……金はいらん。」
メタル:
「ほぉ?」
グリフォン:
「……代価として、ボトム=パーチメントとその一味を破滅させるのに、手を貸せ。」
メタル:
「フン、それは俺にとっては…“カッパー”な支払いなるが、構わないのか?」
グリフォン:
「お前にとっての貨幣価値は、関係ない。
…“牙”が手元に置けることが、俺にとっては“プラチナム”なだけだ。」で、知っている情報を全て渡す。
メタル:
「なるほど。では、差額代わりにこちらも知っている情報を渡す」
ベルトナールについての全情報を渡す。
グリフォン:
「話は繋がったな。 …問題は、此奴らの居場所(アドレス)が看破できないということだが」
メタル:
「………言い忘れていた。 ベルトナール=峰には、“銀の腕”という護衛がついている。 其奴の居場所を押さえれば、近くに奴らが居るだろう」
グリフォン:
「――――“銀の腕”、…この街の『伝説』そのものではないか!?」
メタル:
「お前は『英雄』だろ? “W2”」
グリフォン:
「違うな。 俺は、もう『英雄』じゃあない…」
メタル:
「ほう?」
グリフォン:
「『英雄』ってのはなぁ…不特定多数が、“こうあって欲しい”というイメージを拵えて、役割を本人の意志に関わらず押しつけたものだ。
……『伝説』だって似たようなもんだろう」
シーン12:【カゼ】 イベントシーン
場所:ストリート
RL:
『社会戦』を用意すると、君達がイヤな顔するから、別のイベントにするよ。
ハヤト(P):
お前、RLの役割を忘れていないか? アクトは、お前が楽しむ為のものじゃないんだぞ
RL:
ほう? ちゃんと、カブトのスタイルを貫かせてやってるじゃないか?
スラムを趨る君達二人の前に、ハイエナ(カブトワリ)と思しき輩が…11人、現れる!!
シーン13:【カタナ】 カット進行
場所:ストリート
●第1カット
-セットアップフェイズ-
RL:
さあさあ、襲撃だ! トループは、AR:2
ハヤト:
何度も云うが、私の中枢神経は光ファイバーに換装されている。
〈自我〉+〈自動防御〉+〈戦術〉=9【理性】+1(アイアンウィル)+S4=13
AR:0/5(3+2) 全武装を、所持している。
クレア:
AR:2です。
-AR:2-
クレア:
うーん。一人でもいいから、削れば次カットからAR:1になりますよねえ
マイナー:プログラム交換(ATオウガ・DFオウガ・スピード)
〈電脳〉=5【理性】+3(マジシャン・スピード)+S6=14
RL:
ゴメン、【制御値】抜けない
クレア:
………………10Lvトループですか(泣)
RL:
「……両方、生かしておけ。」
マイナー:3アクション/コンバットリンク(以後C-L)・ガルーダ・ソルジャーブルー(以後、S-B)機動!
〈射撃〉+〈運動〉+〈跳弾〉+〈貫きの矢〉=16【生命】+3(C-L+火器管制SYS)+H5=24
ハヤト:
おい! ……いま、しれっと“ガルーダ”って云わなかったか!?
RL:
別に、“業物”をトループに持たせちゃいけないってルールに書かれてないから。目標、2人
リアクションする際は、〈知覚〉か〈特技〉を組み合わせてね。
ハヤト:
カードが腐ってやがる!
マイナー:3アクション/スライドアウェイ・JJF・カテナチヲ 起動
〈白兵〉+〈運動〉+〈鉄壁〉+〈反射防御〉+〈八面六臂〉=【感情】5+4(サイバー)+3(INTEGRAL)+C5(カード)=17
ダメージおくれ…。差分は、7
RL:
えーと、差分ダメージがないのが久しぶりだ。武器は、轟炎(搭載火器の火炎放射器)
8+3(S-B)+D8=19/爆 アーマー-7でよろしく
ハヤト:
…………私には、効かないのだが。
19-{10(鉄壁)+10(INTEGRAL)+11(アーマー)-7(貫き)}=0以下
RL:
チッ、チキン野郎が! ブクブクと着込みやがって
クレア:
あ、私…透りますw
19-{10(鉄壁)+10(INTEGRAL)-7(貫き)}=(6/胸部裂傷・BF)
ハヤト:
だが、盾は…もう一枚在る。
〈カバーリング〉+〈最後の砦〉=5【感情】+C5=10
6-10(INTEGRAL)=0
人間の持ちうる武器の範疇を超えた、対人制圧用火炎放射による攻撃…
それを以てしても、荒木ハヤトの左手にある“不破の盾”を抜くことはできない!
-AR:1-
クレア:
こまったなー 達成値が足りない
〈応援〉=6【外界】+ D6=12
カード一枚、ハヤトさんに渡します
ハヤト:
あ、助かります。 ………キター!!(HAだった)
RL:
「チッ、鎮圧兵器ではムリか。 やむを得ん、男の方のみ殺傷許可を出す」
マイナー:早業符&3アクション/クロックアップ・武器交換・ドラックホルダ×3(ロゴス×9)
〈射撃〉+〈運動〉+〈跳弾〉+〈貫きの矢〉=16【生命】+3(C-L+火器管制SYS)+H8=27
モータルストームを掃射
ハヤト:
わ、私に……どうしろと。………これは…、単発だと死ぬな
マイナー:3アクション/TYPE-D・コンバットリンク・エリミネイター 起動
〈白兵〉+〈運動〉+〈鉄壁〉+〈八重垣〉+〈反射防御〉+〈八面六臂〉=5【感情】+4(サイバー)+3(INTEGRAL)+C3(カード)=15
〈白兵〉+〈運動〉+〈鉄壁〉+〈八重垣〉+〈反射防御〉+〈八面六臂〉=9【生命】+4(サイバー)+H4(カード)=15
差分は、12点
RL:
トループだと、火力に限界があるよね〜。
11+3(S-B)+9(ロゴス)+SK=33/殴[範囲]、最終装甲値(受け込)-10です。
ハヤト:
おい……私に………なにをしろと………
〈白兵〉+〈運動〉+〈鉄壁〉+〈八重垣〉+〈反射防御〉+〈八面六臂〉=5【感情】+4(サイバー)+3(INTEGRAL)+C3(カード)=15
33-{20(鉄壁×2)+10(INTEGRAL)+3(四式手甲)+7(アーマー)-10(貫き)}=3(顔面損傷)
RL:
少しは、傷つきやがれ! この鉄ダルマ!!!!
クレア:
私は、喰らいますが(泣)
33-{20(鉄壁×2)+10(INTEGRAL)+3(四式手甲)-10(貫き)}=13(消化器系損傷/BF)
ハヤト:
あ、マズイ! 〈最後の砦〉が組み合わない!
………というか、達成値が足りんw
ブランチ:ボディガード(4Lv)使用!!
〈自我〉+〈カバーリング〉=3【外界】+1(I-W)+D6+8(ブランチ)=18
BFは。H4だ
●第2カット
-セットアップフェイズ-
ハヤト:
TYPE-D使用しているので。AR:4 〈※ク・フレ〉を使用できる見込みはないので、殴らないと…じり貧で死ぬ。
クレア:
クロックアップで、AR上げてきましたから…1回の攻撃に複数防御で対抗する方法がとれなくなりましたからねぇ〜(泣)
ハヤト:
それをやると、AR:2の段階で…君が死んで。AR:1の攻撃で、私が死ぬよ
RL:
まー。君達は、“社会の敵”だから。 この世界は、弱者には死ぬ自由すら与えてくれないのだ(邪笑)
メタル(P):
がーんばーーれよーーーー(凄くやる気のない応援)
-AR:4-
ハヤト:
とりあえず、〈運動〉が低いことを期待して…殴ってみる。
〈白兵〉+〈運動〉+〈知覚〉+〈自我〉=9【生命】+4(サイバー)+5(サポート)+H6=24
RL:
〈運動〉=16【外界】+D8=24
狩人は、己の戦闘スタイルを崩さないところに、狩人の強さがある。
白兵距離外からの集団圧殺を旨とする。寄られれば、後退すれば良いだけのこと。……子供でも解る単純な理屈である。
-AR:3-
ハヤト(P):
た、頼む。誰か助けてくれw
グリフォン(P):
残念だが、カット進行中は(セットアップ時にしか)、[登場]できん
メタル(P):
前にも、似たような風景を見たが…あれはゲストだった。
――格が落ちたな。
ハヤト:
いや、ここまで高Lvになると…下手なゲスト/キャストより強い!
そもそもなぁ…私は、装備に頼らないと……達成値上昇できないんだ。
攻防いづれも達成値届かないし…(苦笑)
クレア:
さ、〈サポート〉使えるまで生き延びてくださーーい!
だが、クレアの叫びも虚しく…ハヤトの攻撃は届かず……。防御にARを割かれ…カットは、トループのロゴスストックが尽きる5巡にも及んだ。
ハヤト自体はかすり傷ですんだが、「命中→即死」のクレアを〈カバーリング〉したために…、14(眼部損傷)・12(脚部損傷)といった相当の手傷を負うことになった
シーン14:【エグゼク】 荒木ハヤトのリサーチ
場所:?
RL:
うーん、シーン数は進んでいるが。リサーチが少ないのでハヤトのリサーチをいれます。
ハヤト(P):
………そういえば、追い回されてウヤムヤになっていたが。私に与えられた『導入』ってなんだっけ?
メタル(P):
ニセモノの“銀の腕”が出てきたんだろ!
ハヤト(P):
ああっ!! そーだった(笑)
金川、状況に流されて…本当(マジ)に忘れていました……
RL:
カンベンシテクレよ。メタル・グリフォン側と情報が噛み合わなくなるだろ
ハヤト:
おおおお、じゃあ“ニセモノ”の調査を
RL:
まぁーバレバレなのだが。〈コネ:ミハイル=鈴木〉〈社会:ストリート〉、成立で良いよ
ハヤト:
あ。ダイヤがある。 ここは、大枚切っちゃえ!
〈コネ:ミハイル=鈴木〉=3【外界】+DJ=13
RL:
では、語ろう…。
荒木ハヤト……きみは、あのとき見た“銀の腕”をしっている。姿形は、別人のようだが…君がフリーランス時代に一度仕事を共にしたある、ミハイル=鈴木というカブトに間違いない。
風の噂では…数年前に行方不明(LP:イレイス)になった筈なのだが…
ハヤト:
どういう人物ですか?
RL:
かって君が、“剣無き騎士”を名乗っていた頃…彼のカブトとしての生き様(スタイル)は、強烈で…けっして忘れることも出来ないだろう。
「依頼主生還率100%」をうたう当時、有数のカブトである彼と共に仕事に就けることを、君は光栄にさえ思った。
――――だが、そのあこがれは…共に仕事をするまでだった。
シーン15:【カブト】 荒木ハヤトのイベント
場所:回想シーン
RL:
これは、3〜4年前の回想シーンです。映像は白黒かセピア色でお願いします。ハヤト、ミハエルと、口封じの為に命を狙われている【エグゼク】を護衛する仕事を請け負っています。
だが…、目的地の目前に数十人の企業兵隊に二人とエグゼクは包囲されていた。君達二人なら、怪我を覚悟すれば切り抜けられるだろう。
だが、この【エグゼク】は君達の身体能力についていけない。
――――状況は、絶望的だ
ハヤト:
「……鈴木さん。ここをどうやって切り抜けましょう」
RL(ミハエル):
「武器は、どれだけ残っている?」
ハヤト:
適当でいいんですか?
「……スピードローラー1つ(銃弾6発)、あと太刀です」
RL(ミハエル):
「俺が、道を造ってやる。 …その【エグゼク】を抱えて突っ切れ」
ハヤト:
「いくら…弾幕を張っても、人一人抱えて走るなんて……無理です!」
RL(ミハエル):
「No Problem. Take it easy. …Even the child can do. (問題ない、簡単なことだ。子供でも出来る)」
その瞬間…彼は、“オメガRED”を起動し、【エグゼク】の首を刎ねた!!!
何が起こったかも解らない表情のまま…エグゼクの首は地面を転がる。
ハヤト:
「!!!!!!」
RL(ミハエル):
「これなら、子供でも抱えて運べるだろ?」
ハヤト:
「あ、貴方は……」
RL(ミハエル):
「レスキューの手配はしてある。脳さえ無事なら、代わりの体なんていくらでも造れる。医療費は向こう持ちという契約だからな。懐は気にしなくても云い」
ハヤト:
「……私は……」
RL(ミハエル):
「そうかっかするなよ“ボーイ”。 これは、“制限時間付き(Time-Lmit Run)”だからな。間違えても脳死させるなよ。 金が出なくなるからな」
ハヤト:
「うわああああああああああああああああああああっ!!!!」
アサルトライフルの容赦ない銃火、叫び声、すれ違いざまに切り伏せられるクグツ……そこからは、記憶がない。
……エグゼクは、目的地に“予め”手配されていたレスキューに回収されてた。
――――彼は、ミッションを達成したのだ。
………私は、依頼を完遂できたのだろうか。