シーン10 【ミストレス】 |
思惑と、「微笑み」・・・ |
RL(ウエイトレス) | 「いらっしゃいませ☆ ご注文は何にいたしましょうか?」 |
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柊 | (3人に)「好きなモノを注文して下さって結構ですよ」 |
シェーナ | 「それでは、”グリーン・カシミール”カレーを・・・・」 |
全員、爆笑 | |
柊 | (ひきった笑い)「じゃ、じゃあ・・・”グリーン・カシミール”カレーを4つで・・・」 |
ディス | 「私、辛いのダメなんです!!」 |
RL(ウエイトレス) | 「お客様は、初めての方ですね? ”グリーン・カシミール”は初めての方にはお出しはしない方針なのです。」 |
一応、説明しておきますが・・・。このシェーナのプレイヤーは『味覚が麻痺』しているのではないかと噂されているほどの辛党です。 で、件の”クリーン・カシミール”カレーとは、富山県某所にある、(多分)富山県一辛いカレーです。 どの位辛いかと言いますと・・・。 私(RL)が、一口食べて、あまりの辛さに発狂しかけて、「み・・・水ぅ!!!」と店内中に響く奇声を挙げたくらいです。 ちなみに、このカレー、【一見さんお断り】ですのであしからず。 |
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柊 | 「そうなんですか・・・・。 じゃあ、ケーキセットを4つで」 |
シェーナ(P) | 「・・・(カレーは)ダメなのか・・・」 |
柊 | ところで《社会:企業》で、シェーナ=I=エールについて調べ上げます |
RL | じゃあ、目標値はシェーナの制御値だ! |
柊 | 【感情(クラブ)】で16 |
シェーナ(P) | 【感情】の制御値は13です |
RL | では、数分後に、貴方のポケットロンに部下からの報告書が届きます、 |
柊 | (資料を見て、引きつった笑い)「あ・・・、貴方のことは調べさせて貰いました」 |
シェーナ | (にっこり)「そうですか? いや、私は一向に構いませんよ」 では、同じく《社会:企業》で 柊 勇哉について調べます。 【理性(スペード)】で14 |
柊(P) | 制御値は13です。 |
RL | では、同じく数分後 貴方のポケットロンにコールが・・・・ |
シェーナ | おや、もう届きましたか? 早いですねぇー |
RL(情報源) | ・シェーナ=I=エール − 出身及び経歴全て不明(全て抹消済み)。 この男の過去を調べ上げようとした者は全て謎の死を遂げている。 凄腕の【カタナ】という噂もある ・柊 勇哉 − |
柊 | (データーを閲覧して)「いやはや、すごい戦歴ですね。 ・・・その腕を買いたいのですが」 |
シェーナ | 「・・・。貴方にですか? それとも[千早]にですか?」 |
柊 | 「[千早]にです。 報酬は払います」 |
シェーナ | 「内容は?」 |
柊 | 「タカハシ博士及び、エリカ嬢の『保護・及び護衛』・・・。 一日3シルバーお支払いいたしましょう」 |
シェーナ | 「ほぅ? 『保護と護衛』ですね? よろしいでしょう。 ・・・ただし、それ以上、それ以外のことはしませんよ!」 |
柊 | (ニコニコ)「・・・わかりました。では、当面はエリカ嬢の護衛をお願いしましょう」 |
ディス | (小声で)「困ったなぁ・・・。 どうしよう・・・」 |
柊 | (にっこり)「や。やあお姉さん! 聞かれてしまいましたか!?」 |
シェーナ | 「念のために確認いたしますが、エリカさん。 貴方は狙われる理由、及び敵について聞かせていただけますか」 |
RL(エリカ) | 「・・・・、多分父の会社(ウミカイ)の社員だと思います。 理由は父に関係していると思います」 |
シェーナ | 「貴方のお父さんは、『ドローン/ドロイドの権威』と聞きましたが、一体何をなされたのですか?」 |
RL | 要約するとだね、タカハシ博士は、[ウミカイ]において『ドローン/ドロイド』の研究をしていたわけだ。 で、博士は研究の末に、ドローンを昆虫大にまで縮小させる技術に成功したわけだ。 |
シェーナ(P) | ほーう! |
RL | 知ってのとおり[ウミカイ]親会社である[イワサキ]は最強の兵器会社であるわけですね。 博士は、開発の成果に、ある恐怖を感じたわけです。 |
凪(P) | なんで? |
シェーナ(P) | 戦闘型や、偵察型ドローンが昆虫大になれば、スパイも暗殺も思いのままだからだよ |
RL | そのとおり、で[ウミカイ]がこの研究成果を[イワサキ]に献上・実用化をする事を決定したわけです。 自らの愚かさを悔やんだ博士は、会社内にある全ての研究成果を抹消して、逃走したわけです。 |
シェーナ | なるほど。 軍事利用されたら大変なことになりますね。 [千早]もその技術をほしがっているわけですね |
この間に、ディスは《社会》と《コネ》を駆使して、シェーナと柊の身元を洗い出す また、凪も登場判定に成功して3人の話を近くの席から盗み聴きを始める |
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シェーナ・柊 | (エリカに耳打ち)「博士の居場所に心当たりは?」 |
RL(エリカ) | (小声)「中華街に父の秘密の研究所があります。 私が知っているとしたら其処ぐらいです」 |
凪 | 盗聴する。 《知覚》で21! |
シェーナ | 抵抗するにもスートがないので察知できない!! ・・・失敗です。 |
RL | 何ぃ!? じゃあ、盗聴の目標値は、0! |
ディス | 《知覚》で7 |
柊 | (ディスの盗聴を察知する)「おや? 聞かれてしまいましたか? 協力していただけるのでしたら、それに越したことは無いのですが・・・」 |
ディス | 当座は、血生臭いことはしたくないでしょうからねぇ・・・ 「よろしいでしょう。 お手伝いしましょう」 |
RL | (その台詞を聞いて、こっそりとディスのプレイヤーに真意(依頼を破棄するかどうか)を尋ねる。) |
柊 | 「ありがとうございます♪」 とりあえず、皆さんに『高級マンション』の方(注:自宅ではない)のアドレスを教えます |
シェーナ | 「W−エリアの高級マンション!? こんな所に住んでいるのですか!!」 |
凪 | じゃあ、情報は入ったので 店を出で、《アスレチック》で中華街までダッシュします!! |
RL | (素直にタクシーでも拾えよ・・・) |
柊 | (知覚で凪を発見して)おや、[マリオネット]の爆弾が走って行きますねぇ・・・ |
シェーナ | 思うところがあるので、《コネ:ブロッカー》でディスレー=ブランについて調べます |
柊 | 同じく、《社会:ストリート》でディスレー嬢にいついて調べます。 11で劇的成功! |
RL(情報) | ディスレー=ブラン− Y−エリアの某所でBARを営んでいる。 だが、裏で暗い情報は絶えない。 |
柊 | これは良い人材を手に入れましたね |
シェーナ | 「話し続けるのもなんですから、そろそろ出立しませんか?」 |
柊 | 「よろしかったら、私の”ジェネシス”リムジンで一緒に行きませんか?」 |
ディス | 「リ、リ、リ、リムジン!?」 |
柊 | (にこにこ)「おや、そんなに珍しいものなのですか?」 |
RL | じゃあ、一応3人は、リムジンに乗って中華街に向かうという時点から『パーティ』として扱うからね☆ |