シーン:19 |
【カタナ】 |
天より授かりし力 |
The Murder case in Tokyo-NOVA |
RL | では、最終調整の時間となりました。 |
---|---|
アストラ | 「かくかくしかじかで、お兄さまのアリバイは揃いました」 |
凪 | 「で、私は何が起こった、みたいな〜?」 |
柊 | 「実は、深い訳があるのですが、私の愛は代わりませんので、犬に噛まれたと思って諦めて下さい」 |
ここで、状況説明が入るが 長くなるので省略 | |
薫子(P) | ……で、どうするが? |
柊 | 実のところ、“金星”のシェーナを消す理由がわからないのですねぇ |
薫子 | 解らないなら、締め上げて本人から聞き出す! |
ディス | あ〜、それ一番確実。 |
柊 | しかし、彼は特権階級の軌道人ですから、不利となれば身代わりを置いて逃げれますよ? |
薫子 | なら、逃げ道を塞げばいい。 逃げ道にワナを仕掛けるのは基本だ |
柊 | 解りました。《M&A》で房総南国際空港を押さえます。 毎度で申し訳ございませんが、ただ今よりN◎VAの空の入り口は千早重工のものとなります。 |
薫子 | で、あとはネズミを追い立てればいいだけだ |
凪 | オッケー! 《暴露》で“金星”という軌道の駐在員がシェーナ=I=エールを陥れようとする様を放映する |
金という暴力が、情報という名の罠が、“金星”に襲いかかる。 ヴェールを剥かれた【クロマク】に出来るのは……逃げることのみである。 |
|
カーヴァ | ……以上のことを、知っていてよろしいのですね? |
RL | 構いません。 では……貴方はどうしますか? |
カーヴァ | 沈み行く船にわざわざ同席するほど、酔狂ではありませんよ。 |