金川「いやーーー。今回は死んだよ。 やっぱ、6人なんてさばけないわ」
カーヴァPL「かなり、辛そうだったよ」
金川「いや…知り合い同士だから、やれるかと思ったんだけど……人間、“分”というものを弁えないといけないね。
とはいえ、混乱を助長させたのはお前のキャストだと言うことを弁えて居るんだろうな?」
カーヴァPL「いや〜〜難しいね。 思い通りにできなかったよ」
金川「あのキャスト、何がしたかったんだよ」
カーヴァ「コンセプトは、悪役よりも悪い奴。 敵も味方も手玉にとって旨い汁を吸いたいなぁ〜っと」
金川「ロールプレイなどをしていると、一度はやってみたいキャスティングだよな」
カーヴァPL「そうだよね。」
金川「…実は、かくいうワシも一度挑戦して挫折したことがある!」
カーヴァPL「へーどんなの?」
金川「『オフィシャルシナリオ:アマデウス』だ。スタイルは、マネキン◎/レッガー●/イヌだった」
(以下、シナリヲのネタバラしになるので、白字で伏せます。 『アマデウス』経験者や、やるつもりないひとだけドラッグしてください)
金川「実は、N◎VAには“アマデウス”っていう超有名・作詞/作曲家がいるんだ。 ただし、誰もその正体を見た者は居ない
このシナリヲは、その秘密に迫る! てやつなんだが……。 悪役としては敗北だったね」
カーヴァPL「で、どういう風に敗北なの?」
金川「実は、『アマデウス』っていうのは、不特定多数の無名音楽家だったんだよ。で、プロダクション側はネタが尽きたら
ポイ捨て、そして…次の“アマデウス”を探す。 これが、“アマデウス”という作詞/作曲家の正体だった。
で、このネタをもとにプロダクションを揺すろうと思ったんだけど……《神業》負けした」
カーヴァ「プロダクションにゲストが居たんだ?」
金川「プロディーサーが、タタラ=タタラ/クグツ。揉み消し専門のゲスト。 これに、キャストでクグツが一人付く」
カーヴァ「どうみても、アマデウスの秘密は守れというオフィシャルの縛りなのかなぁ?」
金川「アクト本来の目的は、アマデウスの秘密に迫るんじゃなくて、ある【カブキ】の護衛をしていたら“アマデウス”という
単語が出てきた……。
実はこの【カブキ】は次の“アマデウス”で、犯人はかっての“アマデウス”だったというのがオチなのだよ。
まあ……どちらにせよ、これを《暴露》しようとする奴が多そうだとFEARが思ったのと、『組織の力は強大なんだよ』と
いう示唆をあたえたかったのだろうけど………。《暴露》系(最低)5つなんて用意できないからね
まあ、こういうキャストをやってみて、自分なりに気付いたポイントがある」
カーヴァPL「ほう?」
金川「1つ、敵味方どちらにも交渉はしておく! 1つ、相手を本気にさせない! 1つ、自分は絶対に矢面に立たない!」
カーヴァ「つまり、“ネズミ小僧”のようにいかないといけないわけだね」
金川「そうだな。 完全に一方につくと、態勢が変化したとき裏切っても、仲間に入れてくれない可能性がある。
次に、両者に『こいつは、味方だ』とおもわせておくことだね。 そう言った意味で、小さな親切を撒き散らす事が
何より必要なのではないか?」
カーヴァPL「難しいね」
金川「そりゃ、そうだろう。 言ってしまえば、ワシより【クロマク】にならないといけないのだからな。
まあ、言い出したのは自分自身だし、色々考えてみてくれ」