EXTRA-1 | RL挨拶と登場キャスト紹介 |
EXTRA-2 ◎ | RLの思惑と設定・登場人物 |
EXTRA-3 | セッション(アクト)開始 OPフェイズ |
EXTRA-4 | リサーチフェイズ |
EXTRA-5 | クライマックス & ENDフェイズ |
EXTRA-6 | ……実はあの後どうなったか? |
【何がやりたかったかというと】 以前から、“皇帝”から「RLやりませんか?」と言われて、ちょっとずつためておいたネタを使おうと思っていたのです。 そのネタとは。 以前出てきた敵キャラが復讐しに帰ってくる、というシチュエーション。 これだけ(笑)。 倒した筈の敵さんがさらにパワーアップして戦いを挑むというのは、アニメなどでよくある話ですが、TRPGでGMが「死んだよ」と宣言した敵キャラクターでは滅多にありませんからね。それをあえてやったらばどうなるだろう、と思っておりまして。 そこで白羽の矢が立ったのが、セッション第1回でキャスト達に倒された「“虚無の聖霊”レミエル」さん。愛する上官ゼブルの為、キャストに挑んだも、あっさり返り討ち。その上彼らの手によって組織がほぼ壊滅させられたとあっては、こりゃ死んでも死にきれないでしょう(笑)。よし、彼女によみがえってもらって、「出会いだけは唐突に」キャスト達を狙わせよう。 【こんな事も考えた】 いやしかし。レミエルを典型的な悪役にするのはつまらないなぁ……これだと、あっさり倒されて終わってしまいそう。 それに。もう一つ問題がある。「レミエルの復讐劇」というだけでは、第1回セッションに関わっていなかった薫子とハヤトが蚊帳の外になってしまう。それに、ハヤト役の“皇帝”はその時のRLだったからともかく、薫子役のヨシケン氏はセッションに参加していなかったから、もしかしたら話の背景がよく分らないかも……。さてどうしたものか。 では、こういうのはどうだろう。レミエルはよみがえった、が、ちょっとした手違いでレミエル自身の意志とは関係なく暴走してしまったのだ! で、それを止める役に、なんとか薫子さんをあてたいなぁ。 もちろんその為には、出来る限り前のセッションの情報を使うのは止めておかないと。 ハヤトは……(キャラシートを見る)最近フリーのカブトになったんだったな。で、私の持ちキャラで、なおかつレミエルと関わりのある、柊のコネクションを持っている……よし。これは柊を動かして仕事依頼という形でシェーナ・ディスレーに関わらせよう。カブトであるシェーナが、同じカブトであるハヤトにガードされるというシチュエーションは、あまり良い顔しないだろうが(汗)、それもまた面白いだろう。 では、いろいろ決めていきましょうか。どうやって薫子とレミエルを関わらせるか、あと、どんな作戦で苦しめてやろうかな(笑)……細かく決め過ぎるのが私の悪い癖だが(汗)。 こうやって出来たのが、あらすじ、です。 |
今回のあらすじ ・以前キャスト達と敵対し、死んだと思われていた女が、再びキャスト達の前に現れる。特殊なサイバー手術を施す事によって生き長らえたのだ。 ・自分を殺し組織を壊滅させた者達に復讐を決意した女は、情報や爆薬、そして死すらも回復させる強力な身体を駆使してキャスト達に襲い掛かる。しかし、その復讐の念とサイバー手術は、彼女自身に予想外の苦しみを与えていた……。 ・キャスト行動の大まかな流れとしては、レミエルのなりふり構わぬ情報戦、爆薬の罠、そして狙撃等をくぐり抜けつつ、レミエル復活の背景を暴き、彼女の「復讐」を何らかの形で終わらせる事……が出来たらいいなぁ、と思っております。 |
今回のNPC ・“虚無の聖霊”/“復讐者”レミエル カゲ●−カブトワリ◎=カブトワリ 「……まだ、死にたくない……。」「殺して。私を殺して……。」 「出会いだけは唐突に」アクトで死亡したはずの元「トリニティ」所属スナイパー。生きているのが奇跡というくらいの深手を特殊な全身改造で克服、「トリニティ」を壊滅させたキャストへの復讐を企む。 ……しかし、憎悪の念から来る、肉体強化目的の過剰な薬物投与で、彼女の精神は徐々に歪みが生じ、彼女を苦しめ始めているのだが……。 ちなみに、彼女に施された全身改造とは、肉体ダメージを「特殊な薬品」投与によって『無理矢理』回復させる(「死亡」ダメージさえも!)という、滅茶苦茶なもの。そのため、複数回の使用は肉体的、精神的において危険と風浦は見ている。 ハンドルが“虚無の聖霊”と“復讐者”、2つあります。 “復讐者”の方はもう、薬物で精神錯乱したまま復讐を行う状態のレミエル、“虚無の聖霊”の方は、薬物の影響下にないレミエルを現している……つもり(笑)。まぁ、RLにしか知らない事実って訳です。 「出会いだけは唐突に」ではスタイルにクグツが入っていましたが、「復讐に燃える」という感じで、カブトワリ2枚取りにしてみました。 今回のアクトでは、レミエルの執念と薬物で錯乱しているのをイメージして、受ける社会戦・精神戦ダメージに修正をつけるという(ダメージを食らいにくくする)事にしました。これは、肉体戦が一番効果があるという意味ですが、出来れば戦闘で解決させて欲しくないなぁ、というのがRLとしてもホンネだったりします。 それと。このセッション(アクト)のタイトル「聖霊かえる」は、レミエルのハンドルから頂いています(^^。 |
・“研究者”風浦(かざうら) タタラ◎●−ミストレス−チャクラ 「私は、医者よ。」 「出会いだけは唐突に」アクトで死亡したはずのレミエルを救い、存命処置の為にサイバー手術を施した女医(あ、過剰な薬物投与したのはレミエル自身ね)。 経歴がとにかく謎であるが、以前に某企業の研究所で生体研究の開発を行っていた事が明らかになっている。 謎の女性です──いや、大して伏線があるわけじゃないんだけどね(笑)。まぁ、戦闘には参加させるつもりはなかったので……というか、戦闘系の技能はありませんので、仮に彼女が敵にまわったとしても武器さえあれば瞬殺出来るんですよねー。 あ、ちなみに誤解されそうなので先に言っておくのですが、風浦がレミエルにサイバー手術を施したのは、純粋に患者を助けたい気持ちからですぞ。「平和にさえ過ごしていれば(まさか瀕死の患者が復讐に燃えているなんて思わないでしょう)」、レミエルは健康だった時と同じくらいの日常生活が送れる、という自信があったのでしょう。まぁ、風浦が妙な手術を行わなければ、今回の事態は起こらなかったのですが……。 |
・“機械”TYPE C-CL カゲ−ニューロ◎●=ニューロ 「……。」 元研究者:風浦が開発した、超小型コンピュータ。レミエルの治療に当てられていたのだが、何の因果かレミエルの復讐を彼女以上に推し進める役割に回ってしまっている。 レミエルの情報戦・社会戦のサポートに回り、キャスト達を苦しめる予定。 ちなみに、傷ついたレミエルの肉体を再生させる「特殊な薬物」を所持・注入するのもこいつの役割である。 やってしまいました。 非・人間キャラ……コンピュータなキャストってN◎VAでやって良いのかな……と思いながら作った奴です。 こちらも誤解されそうなのですが、元々は「超・高性能医療サポートメカ」(笑)。断じて復讐をサポートするメカではなかったはずなのに、レミエルの執念がこいつの電子頭脳に影響を与えて、いつの間にやらそんな役割を担ってしまった感じですが……ファンタジーかなぁ(汗)。 |