シーン:21

【カリスマ】

 “啓蒙”と精神治療の同意性

Would you believe me!!

 

RL

では、リクエスト通りクレアのリサーチ。

ハヤト

「話を伺いましょうか?」

クレア

「話とは、貴方の依頼主である小野寺紅葉さんのことです!」

ハヤト

「……それで、私の依頼主についてとは?

それに、私も何故…彼女を狙うか訪ねたいのですが」

クレア

「依頼主の名は、明かません。ただ、狙っているのは…小野寺嬢ではございません。

実は、紅葉さんの胸には、生命維持用のAIが埋め込まれています」

ハヤト

「…そのようですね。彼女は心臓に病を持っており、そのAIで命を永らえさせているようです」

クレア

「…実は、そのAIは日本が創り出した寄生型AI“Θ”といいまして、

宿主の精神を支配する性能を有しています。 

そして、彼女は吸血鬼さながらの方法でBIOSの職員2人を殺しています」

ハヤト

「…では、先日のホワイトエリアの殺人は彼女、…いやそのAIが行ったと…?」

クレア

「そういうことだと思います。 

かくかくしかじかで、BIOSと彼女、そして“Θ”には因縁があります」

ハヤト

「しかし、私は彼女を護衛していました。 そういった節は全くなかったですが?」

クレア

では、「貴方は、騙されているかもしれません!」といって

〈心理〉〈交渉〉〈救済〉〈抱擁〉で、ジョーカー! 21を演出します

水島

では、ジョーカーが出たので…キー効果で〈裏読み〉しながら登場します。

「…この映像と、AI:アルファの証言。お届けにあがりました」

RL

では、ハヤトはこの瞬間! 封印されていた記憶が蘇ります

ハヤト

「…そういえば、彼女はその晩…血塗れの衣装だった!?

信じられない…いえ、信じたくないことですが。」

水島

「彼女は、BIOSと深く関わっています。 あそらく、BIOS社員を狙ったのはその理由では」

ハヤト

「なんとかして、AIの影響を受けずに彼女と直接会話して、真実を聞きたいところですが」

クレア

「…私は、【ニューロ】です。AIと物理結線して、AIを一時的に機能停止させます」

ハヤト

「彼女の命に関わりますよ!?」

クレア

「私は世界でも五本指に入る名医、芳華玲女史にツテがあります。

彼女の力を借りて、その間に彼女の容態が悪化しないようにしてもらいましょう」

ハヤト

「名案です」

水島

「私もご同行させていただいて、よろしいですか? AIが日本からの侵略者である証拠を

とらなければならないので」

ハヤト

「拒否する理由はありませんね。 ただ、報道する際に、彼女の人権は守って貰いますよ」

クレア

では、〈コネ:芳華玲〉〈交渉〉で21。 彼女に医療処置の依頼を行います

RL

了解しました

ハヤト

では、私は…護衛の3人を出し抜いて、彼女をまたもや連れ出さないといけないのか!?


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