●OPフェイズ
シーン:01 在る春の宵に……
場所:T県T市呉羽山公園
GM:
それでは、ナイトウイザード(成人向け?)リプレイ『沢山のアイを君に…』を始めます。まずは、遠山大地のOP。
場所は、桜舞う大きくて夜は静かな公園がいいのですが……
倉田水脈:
それって……呉○山のことか!?
金川仁:
呉羽ジョッキーと呉羽ファッカーはいるがなw
※呉羽○の曲がりくねった坂道でドリフト走行して、遊ぶバカ共。
朝倉悠:
それって、家は呉羽山周辺にないといけないという事か!?
金川仁:
そうだねー。 真夜中に自転車とばして呉羽までくるだけの根性があるなら問題ないが
朝倉悠:
呉羽在住でイイデス(以後、大地)
GM:
在る桜が満開な夜……君は、どうしても寝付けず、花の色香に誘われて夜の散歩に出た。
歩みは、いつしか近くの公園に向かう。暖かい風が吹く中……満開の桜と……赤い月灯りが世界の全てだ……
大地:
「夜の桜って……怖い位に綺麗だよなぁ」
?? 今、“赤い月”って何気なく言いませんでした?
GM:
うん(爽)
では………
ブォォオ!!
一瞬、強い風が吹く…
花吹雪が舞い……視界が薄桃色に染まる
そして……桜吹雪の向こうには、映画やアニメでしか見た事がないような、化け物がうなり声を上げていた。
大地:
「な、なんだ!?」
わかっていても何も出来ないのがつらい
倉田水脈(クリーチャー):
「GRUUUUUUU……」
大地:
「化け物!?」
倉田水脈(クリーチャー):
「AHRRRRRRR!!!」
雄叫びを上げながら、襲いかかるクリーチャー……
絶体絶命の危機!!
――――その時……
GM:
では、真名。登場してくれ、ここは“演出戦闘”でいいから
真名:
では、その桜吹雪まう世界に…声だけ
「――――――伏せて。」
大地:
「え!?」
思わず伏せる
キュン!!
電気的な、轟音が響く
パァァァン!!
強い衝撃を、何かが破裂する音が聞こえた……
大地:
恐る恐る、目を開けて…辺りの様子を見る
GM:
では、目の前の化け物の頭部が見事に弾け、ブルブルと痙攣を起こしている
背後を振り向くと……桜の木の上に、純白の大型銃器を持った少女が立っている。
真名:
木から下りながらいおう
「……貴方も、『魔法使い(ウイザード)』でしょ? なんで、戦わないの?」
大地:
「……『魔法使い』って!?」
何がなんだかわからず、おろおろしよう。イッパンジンだし
真名:
「――――ここは、『月衣』。イノセントは存在できない世界……だから、貴方は『魔法使い』」
大地:
「訳がわからないよ!!」
真名:
「――――それは悲しい事ね。 ……それとも、幸福(しあわせ)?
じゃあ、さようなら。 夜風を浴びすぎて…風邪ひかないように」
まるで桜の精のような幻想的な少女は…怖い位に似合わない禍々しい銃器を片手に立ち去った……
そして……数歩歩んで立ち止まった
真名:
「――――ここ、どこ?」
全員:
爆笑
彼女は、方向音痴だった。
結局、彼女の家があるという……山の麓まで案内する事になった。
彼女は、数日前にこちらに引っ越してきたのだという。歩きながら、ぽつぽつと最低限の身の上を語った。
名前は、高円寺真名。数日前にこの街に引越してきたらしい。
真名:
「――――私は、戦うる為だけに存在するから…」
華奢な少女の身で、口から漏れた言葉と内容の差に…俺は悲しくなった
シーン:02 夢から覚めたら
場所:遠山大地自宅
天涯孤独の俺は、父方の叔母さんに育てて貰っている。その叔母さんも、仕事が忙しくて殆ど家には帰ってこなくて……俺は実質一人暮らしも同然だ。
逢坂比奈は、小さいときからそんな俺に世話を焼いてくれていた。彼女も、片親と死別しているという環境で、片親も仕事で不在の事が多く。似たような境遇の俺たちは一緒にいる事が多くなった。
真名(P):
………どこのギャルげーだ(笑)
GM:
保護者不在って……都合いいなぁ。 というか連れ込みやすい?
※なにがだよ、GM
GM:
(咳払い)では、朝の7:30位……昨夜、予定外の夜更かしをしてしまった大地は、未だ夢の中だ
大地:
任せてください。 主人公の寝坊は“基本”です!!
※いいのか?
倉田水脈:
――――見えた!?
そこで、私が「起こしに来れば」いいのだな!!
爆笑
金川仁:
(昔、別の人たちで……恐ろしい起こされ方を見たた経験が……)
※金川が昔のHPで載せていた『真女神転生TRPG-覚醒編-』リプレイで、幼なじみ組が居たのですが、熱湯をかけて起こそうとしたことがあったそうです。(ちなみに、相方は殺気を感じて、間一髪で目覚めた)
倉田水脈:
「大地君、朝だよー。起きないと遅刻するよー」
ゆさゆさ布団を揺さぶる。
大地:
「うーん、昨日寝るのが遅かったんだよ。 一時間目さぼるから…寝かせてくれ」
倉田水脈:
「だめだよ、あんまりさぼると…成績に響くよ」
ゆさゆさ揺さぶります(以後、比奈)
大地:
「かんべんしてくれよー。 今何時?」
比奈:
「7:40、ご飯食べている暇ないよ〜。
それに、1時間目の『数学』……鬼の原田先生だよー」
大地:
「しまった!?」
がばっと、飛び起きて あわててパジャマを脱ぎ出します!
比奈:
「ええええーーっ!?」
大地:
「ん?」
こう、ズボンを半脱ぎ状態位で(笑)
比奈:
「きゃあああああああああ!!」
枕を投げつける!
こうして、二人とも遅刻ギリギリに校門に飛び込む事となった
シーン:03 ――――そして
場所:輝明学園T山分校2-B
何気ない、朝のHRの筈であったが…クラスが騒がしい。なんでも、転校生が
来るとかでクラス中が沸き立っていた。
GM(先生):
はぁーい、静かにー
手を叩きながら、ジャージ姿の先生が入ってくる。
真名(P):
ま、また…“○タノ先生”ですか!?
GM(先生):
「――――突然だが、転校生を紹介する。みんな仲良くするんだぞ」
妙に威圧感のある先生に促されて、昨夜見かけた少女が入ってくる。
ざわざわざわ……
男子のざわめきが教室を支配する。だれの隣になるか気にしているのだ。
亜麻色の髪の少女は表情一つ変えることなく、この喧噪を他人事のように眺めていた。
GM(先生):
「――――じゃ……遠山の横の席が空いてるな。」
周囲の、ざわめきの声を無視しつつ、長い髪を揺らし…高円寺真名は、大地の
隣に座る。
真名:
「――――(ぼそりと、それでいてよく通る声で)また、逢ったね…」
GM:
そのとき、僕の心はドキリと鳴った。
――――そして、この再開が僕たちの日常が大きく変わる瞬間だった。
真名(P):
うわっ、強引にもってくなぁ…。きくたけアクトじゃあるまいし……
これ、3話編成なんでしょ?
GM:
1話で関係構築し、2話で『三角関係』を楽しみ、3話でキメてくれ
比奈(P):
ですかー!?
GM:
いや…とらい○んぐるハートは「甘々もえゲー」の草分けなので…
中盤でキメないと……その辺どうよ?
とらハ以前の、“問題作”からの都築先生fanである金川さん
真名(P):
都築先生路線で行くなら、中盤が告白シーンだ(断言)。
何故ならっ…(以下長いので省略)