●中書きのようなもの -不自由を楽しむ-
みなさん、お久しぶりです。“本業はトーキョーN◎VA”の金川仁です。
この度は、色々ありまして…『ナイトウイザード』のリプレイを書くこととなりました。実のところ、私は当初『ナイトウイザード』を初めとする『セブンフォートレス』等々の菊池先生の作品にはどうも好意を持てませんでした。
その理由は、1つ。“DATEが、戦闘用のものしか存在しない!”ということです。トーキョーNOVAをメインとする人間としては、情報収集の要素も欲しい。ということです。
事実オフィシャルリプレイを読んでも、調査らしい調査を行っているシーンがないわけです。
『自販機プレイ』と一部で酷評されている、(最近の)トーキョーNOVAですが、それでも超宇佐の課程で、必要な情報を集めないとクライマックスへの道は開きません。
調査をすること、謎を解くこと、その課程で…PC同志がぶつかり合うことをシステムで前提としているのです。
※自販機プレイ:お金を入れたら、商品が出てくる自動販売機のように、規定の達成値出したら、PLが頭を悩ます必要もなく情報が手にはいること。最近の『SSS』系の進行方法を皮肉った言葉
まあ、いろいろと考えていた矢先、『ナイトウイザード』をやることとなり、少々テンションが落ちておりました。
ゲームを進めていくウチに、ふと気付いたのです。「これが、従来のゲームの進行じゃないかと」
少し前の世代を見てみると、情報収集に力を注いだゲームというものはほとんどありませんでした。
考え方を変えました。
「調査に、重きをおかない代わりに…ロールプレイを重視する」
事実、オフィシャルリプレイを読みましても…リサーチを切り捨てて、ロールプレイをしている感があります。
ならば、腹一杯になるまで…もえて…もえて……もえ尽きるまで、バカ(ロールプレイ)をやってやろう。
これが、1話を超えて思ったことです。
第2話はちょっとダークで切ないラブコメ。
そして、お楽しみの“三角関係”もあるです。
懲りずにおたのしみいただければ幸いです
※ちなみに、比奈の「はややや」「あやや」という擬音は、だれの真似ですかという質問がありましたが
確認しましたところ…どうも、『とらハ3』の美由紀(義理の妹)のようです。