※余りにも序盤で衝(笑)撃的な事故(笑)がおきましたので、趣向を変えてイアバンタイトルから──。 それは、小さな願いでした。 眠い眼をこすりながら登校し、役に立つのか分からない数学の公式に取り組む 休み時間は友達と、芸能人や恋バナに華を咲かせる たったそれだけの日常を望んだだけなのに──  ──なんで…こんな風になってしまったんだろう……  噴水のように血を吹き上げながら倒れる仲間 敵討に向かった仲間は、返す刃で血祭りにあげられる。 目の前には鮮血のドレスを身にまとったキジルシの笑み 私、宮子・ゴールドマンはただツマラナイ日常から一歩飛び出したいと思っただけなのに…  ──なんで…こんな風になってしまったんだろう…… サタスペ1.5話 『Sataspe Days 〜エロゲヲタへの道〜』  ──そうか。私はもう、日常に戻れないんだ…… だから── この惨劇の連鎖をだれか断ち切ってください ■マグナム=東郷のOP DD: 舞台は『Jail House』。あなたは偉業を成した“傾国兵器”野村某とサシで飲んでいる。 マグナム: 「へへぇ〜(虎眼先生風)」 宮子: これこそマグナムがチームのメンバーには決して見せぬ、“リーダー”が行き着いた処世術であった。 全員爆笑 マグナム: ところでその某ってどんなキャラ? ランスみたいな奴? 宮子: (無言でリプレイを渡す) マグナム: ショタ!? エロゲの炉学園長の逆パターンか 「へへぇ〜」 DD(斬々舞): 「いや、その私が依頼主なんですから頭上げてください」 マグナム: 「して、我々『絶対妄想動物園』にどのようなご依頼で」 DD(斬々舞): 「いえ、実は僕は華を育てるのが大好きで」 マグナム: 「それはそれはご上品な趣味で」 心のなかで、「人類の敵め!いつかピチューンしちゃる」と脳内妄想しつつ、カレンとセレナに酌をさせます 二人ともメイド服着用で 全員爆笑 DD(斬々舞): 「──でも、一番好きなのは育った華を摘むことなんですよ」 二人をさっとみながら 「──完璧型とツンデレ型……  センスの良いですね」 とヨン様笑い マグナム: 今まで築いていたベルリンより厚い壁が一気に砕ける。あ、こいつ類友だ 「あー摘むために花園つくったわけね☆フヒヒ、学園長も悪よのう」 全員爆笑 宮子(P): 人は分かり合えることができるんだ DD(斬々舞): 「そうですよ(さらっと)  で、花園の華は味わい尽くしたから新しい花園作った訳ですよ」 マグナム: いつかは、私も 全員爆笑 DD(斬々舞): 「しかし、その花園に華を枯らす“害虫”が湧いたのです」 マグナム: 「害虫駆除ね、OK報酬は華一輪で俺は結構…」 宮子(セレナ): 思いっきりすねを蹴ります マグナム: 「ア゛ッーーーー!!!!」 DD(斬々舞): 「愛されてますね。  害虫は僕と同じく“傾国兵器”と讃えられる偉業。  通称“M”と呼ばれています。  彼自身は凡庸で無個性な人物で、一般生徒に埋没して個人の特定ができていない状態です。M(マ行)で始まる名前の男子生徒を全員14番送りにするわけにはいけませんしね(苦笑)」 全員爆笑 阿部: やっぱこの人は亜侠だ DD(斬々舞): 「そして僕は一応“学園長”という立場上、大っぴらに害虫駆除はできないのです 世間体、大事!!!」 マグナム: 「だから外部の僕たちに女装潜入ラブコメディ(笑)をして、エロゲ主人公をピチューン☆汁と」 DD(斬々舞): 「キモいからあなた女装しないでください。  そうです。しかし“M”の周囲には既にトリコとなった学園生がさながらSP集団のように警護してます。ぶっちゃけコレナンテエロゲ状態! 彼女たちをピチューンした場合は庇いきれませんので。そのつもりで あと、僕怒るよ?」 ここでこのシナリオ独自のルールを説明します。今回は6人のヒロインが出ます。このヒロインを全員“M”に押し倒されたらミッション失敗 さらに既に2人が“M”のトリコになっている状態です 報酬は。前金で全員に札束1個 成功報酬で更に札束1個 マグナム: 難易度高いなぁ DD: さらに、ヒロインには“メインヒロイン”と“サブヒロイン”のカテゴリーがあります。 “サブヒロイン”は一般ですが生殺与奪の権限は倒した側が決められます。モンスター扱いです しかし、“メインヒロイン”を邪魔だからって排除すると──“14番表”を振ることになります 当然ヒロインは全員【通報】をもってます。 また、あなた方と同じように、全ヒロインと“M”は計画フェイズには定めたルーチン(笑)に従い行動します。 全員爆笑 阿部: マジでギャルゲw マグナム: OK、 「じゃあ俺絶ちが学園に潜入するための手筈は?」 DD(斬々舞): 「あなたの年では学園生は無理そうですから〜〜〜  教育実習生(純愛系)か用務員(凌辱系)のどちらがいいですか?」 全員爆笑 マグナム: 阿部さんがいるしなぁ〜 ジョニー: ダブル用務員いいじゃないですかw マグナム: じゃあ、理系のすごくオタ臭い教育実習生っていうことで 比○坂医師みたいな草臥れてよれよれになった白衣をわざわざつくるぉ いや、保険医という手も 「ふひひww 白衣きた!これで補習できる!(性的な意味で)」 宮子: ちょw あんた読み書きすらできないじゃないかww マグナム: 経験点で今回から〔教養〕2にしたお。アキラ並の知力w 全員爆笑 ※〔教養〕1と2の差は、読み書きの有無という越えられない壁がある アキラ: 俺は底辺よりマシの基準か!? DD: そりゃ〜 君達の横にゃ3ヶ国語を操り、亜侠より通訳や旅行ガイドでも食っていけそうな人もいるからね 宮子: (視線をそらす) ※宮子は3ヶ国語の読み書き会話ができるトライリンガルです。 阿部: でもダメ人間 全員爆笑 DD: さてアキラと宮子。君達は実は同じ学園だ。しかも偶然同じクラスだ 当然、『野村学園』高等部 全員爆笑 宮子: マジで? ※現在の『ソフト倫理機構』『メディア倫理機構』の文章コードでは小・中・高という単語が入れてはいけないようです アキラ: 手抜き工事だな DD: そして、急遽この学園に教育実習生がくるという話でクラスは話題がもちきり 全員爆笑 阿部: 来るのあれですけど? DD: 生徒は、そんなこと知らない ちなみに今は朝礼前だがなにしてるの? アキラ: 友達がいない(笑)ので、窓際でたそがれてる 阿部: 中二臭い妄想ノートとか書かないの? アキラ: かかない。趣味音楽があるから作詞作曲くらいはするかもしれないが 宮子: わたしは──“普通(ここ重要)”なので友達と話してる DD(宮子の友人): 「ねえねえみやこー。最近、人間としてダメ臭くなってないー?」 全員爆笑 宮子: 「そんなことないよー」 高町な○はさん風に白々しい笑みを浮かべつつ回答するよ 阿部(宮子の友人): 「それよりさー。今度のコ○ケ『ブ○ーチ本』出すんだけどさぁ、隊長攻めでいい?」 マグナム(宮子の友人): 「えー? 隊長は“誘い受け”じゃないかなー」 宮子: 「こ の ダ メ 人 間 ど も め!!!」 マグナム(宮子の友人): 「【童貞】臭プンプンさせてる宮子にいわれたくないな〜  常時臨戦態勢なんて、コレナンテエロゲ?」 ※何度も言いますが、宮子は【童貞】でお宝は“勝負下着”です  加えて、平均的小学生より〔恋愛〕下手☆ DD: じゃあ頃合いということで 今まで黙っていた和の中の一人が 「宮子さんもも“M”様に抱いてもらえば【童貞】卒業できますよ」 とボソリという。ちなみに目の瞳孔が開いている 全員: ひいいいいいいいいいい 宮子: 「え、ちょっと──せめて最初は、好きな人と」 ひきつった笑みを浮かべつつ 阿部(宮子の友人): 「じゃさ、宮子は誰だったらいいの?」 当然矛先はそちらに 宮子: 「えーっと、ほら。 心に秘める恋こそ武士道の誉れなりって『葉隠』にも書いてあるし」 DD: こいつら、あんたのように高い〔教養〕もってない“女子高生”なんだけど? 宮子: 宮子=ゴールドマンは女子高生にございまする 全員爆笑 DD: さて中二病の治癒傾向がない本田アキラ君。 携帯電話にメールが届く。仕事が入った。昼休みの中庭で打ち合わせを行う。焼きそばパン(笑)を持参の上、来られたし 同じクラスの【童貞】にも伝えられたし アキラ: 「チッ」 と舌打ちしつつ、焼きそばパンの今日の競争率を調べる 阿部: お、案外律義☆ DD(友人): 「競争率高いよね。最近は“M様”とその友人が買い占めにはしっているようだし」 アキラ: 「“M”?」 DD(友人): 「あ〜。誰かは知らないけどコレナンテエロゲな準ハーレムを築いてる男子生徒 なんでも、財閥(笑)の令嬢から自治会長までお熱になっているようだから下手に期限損ねない方がいいぜ」 アキラ: 「かったりぃ。サンクス、助かった」 といいつつ席を立ち宮子にメールを送りつつ教室を出る DD(宮子の友人): 「あー宮子、メール来たよ」 奪い取りつつ、「うわーロマンスのお誘いだよ☆ でも中庭だと弁当イベントで終わりだね」 宮子: 「ちょw 何人の携帯電話をみてるのww」 阿部(宮子の友人): 「体育倉庫か屋上に変えようよ」 宮子: 「いいかげんにしてよー」 DD: 阿部さんのOPですが〜 阿部: うぐう、特に必須情報ないなら自力で合流するよ DD: わかりました では中庭 阿部: あれ?焼きそばパンは? 全員爆笑 DD: 焼きそばパンを仕入れるためには〔戦闘〕か〔犯罪〕目標値:9で2成功が必要だよ 宮子: 難易度高っ アキラ: かったるいのでボイコット 宮子: しかし!宮子は!ミッションを完遂すべく立ち向かうのであります!!! 〔犯罪〕で──アッーーー!! ファンブル 全員爆笑 宮子: ほ、ほら【萌え】があるよ 突撃しようとして、弾き出されて目を回している アキラ: 全員満タンだし 全員爆笑 マグナム: 「ムキーーー!!! なんで焼きそばパンがないの! このダメ人間!」 宮子: 「いや、そんなこといわれても……」 マグナム: 「ピキキ…じゃあ弁当は!?」 全員爆笑 マグナム: 「中庭っていえば焼きそばパンか手作り弁当でしょうが、設定薄いよ!なにやってんの!!」 宮子: NPCドミネートするよ? マグナム: 安易なツンデレ、よくない! 「かくかくしかじかで、この学園に潜む“M”と呼ばれる女食いをピチューン☆するのが今回の依頼だぉ」 宮子: 「ちょっと!? なにそれ」 アキラ: 「学園内で殺ししていいのかよ?」 マグナム: 「学園長直々の依頼だぉ、害虫を駆除シナサーイって  “M”に関してはロケットランチャーで吹っ飛ばしても“残念な事故”で処理されるぉ」 アキラ: 「じゃあ問題ない」 阿部: じゃあそこに登場する 全員が不審な気配を感じる。視線が集中したのはベンチ いつの間にか一人の“いい男”が缶コーヒーを片手に腰掛けていた 全員爆笑 マグナム: 「ウホッ」 阿部: 無言でつなぎのチャックを下ろす 「殺らないか?」 つなぎの中から、Model.29の銃口がのぞく 全員爆笑 マグナム: 「こあいぉ、ノンケなのに食べられるぉ」 阿部: 「学園長から話は聞いている。学園内のことなら俺に聞いてくれ 便所から体育倉庫まで知り尽くしているぜ」 宮子: 圧倒的な薔薇オーラにガクブルしてます DD: では合流ということで 全員、〔犯罪〕で目標値9の判定 宮子: 〔精神〕使って──無理1成功 アキラ: 俺も当然ダメ マグナム: ふひひ〔犯罪〕、それ食えるの? 阿部: おれもダメだ DD: じゃあ宮子は誰かの気配を感じたような気がした 物陰から気配 その気配は『絶対妄想動物園』の不穏当な会話を一語も漏らさず聞き取っていた