【DDはかく語りき】
みなさま初めまして、『サタスペデイズ』と当セッションのDDを務めました故・ノラのトリッパー:彩雲と申します。
本来はこのセッションは悪い意味でDDの強権発動で進行している
極めて手抜き仕様であり、2ちゃんねる卓上ゲーム板の“某報告スレ”に投稿されても文句言えない内容でした。

リプレイで公開に耐えられないセッションを、金川さんの「強権シーンをカットする」「無理やりドラマチックにする」という全面改訂に近い荒業でSSという新たなスタイルに生まれ変りました。
ここで懺悔がてらにあえて非公開にしたのセッションの流れを公開すると

OP:
唐突にトムとジェシーが本田家にあらわれ、問答無用でロマンス

・【恋愛】が低いアキラはホイホイ〔トリコ〕に、
・オンムは耐える(DDが失敗)が、気づかれないようにかかった振りをすると宣言
・DDが【犯罪】対決で勝てば騙せると宣告、オンムが勝つ!

・“お願い”でジェシーはアキラの幼なじみ、トムは悪友という設定を押し付ける

アキラは抵抗失敗、オンムは失敗したフリする

(以下、本編)
・恋愛相談ということで、阿部さんをひっぱりこむ
・アキラは“お願い”の効果でジェシーとギャルゲーごっこさせられる。(トリコを解除するまで、宮子に対してはラブラブカップルとして扱われるというローカルルール)
・オンムがドサクサに紛れて(ジェシーから教唆されたという建前で)敵ごと宮子を爆殺するために手榴弾やRPGを大量窃盗しようとして豚箱行き。
・宮子、アキラをデート(一緒に食事)に誘おうとしてファンブル(トラウマを受ける)。
・阿部さん、男の娘をトリコにしつつ、ジェシーの素性を知る
・宮子、情報収集でファンブルし、イベントでチュンさん登場

・(金川さんの強い要望で)決戦は花火大会になる
・宮子、やる気満々でやってくる。
・阿部さん、またナンパする
・ジェシー〔誘い受け〕で“告白”させようとするが、条件が合わず爆死
・アキラ、ジェシーの〔精神〕9点投入〔誘い受け〕で押し倒し成功してしまう
・阿部さんが〔神出鬼没〕で割り込み阻止
・宮子、“私だけを見て!”成功
・ジェシー、火病って血戦開始

・オンム、三下の群に手榴弾投擲
・ジェシーの必殺でオンムが気絶
・宮子、〔無限の弾道〕で、ありえない位置から三下一人打ち殺す
・阿部さんが〔傾国兵器〕で無傷の三下を籠絡

・トム遅れて登場
・トム&ジェシー〔俺が法律だ!〕をアキラと宮子に使用
 抵抗に失敗する

という流れです。
敗北条件は[アキラとジェシー(アラ50th)が恋人になる]というものです。
サタスペで恋人になるには、お互いが〔トリコ〕になる必要があり、本来はPLが拒否った時点で絶対に恋人関係は成立はしません。(仮に一方的に恋人になれるルールがあれば、オンムにかかればアキラと恋人同士になるのは児戯に等しいでしょう)
しかし、偉業・爆裂娘々には〔誘い受け〕という相手に自分に対するロマンスを強要するというとんでもない特技があり、ジェシーさん(アラ50th)はそれを駆使してアキラを籠絡しようとしたわけです。
アキラは反逆児の特技・代償を駆使して耐えて居ましたが
花火大会での懇渾身の〔誘い受け〕に耐え切れず、あわやジェシーを押し倒しそうになったところ、阿部さんの〔神出鬼没〕で阻止(押し倒すは、原則二人きりじゃ無いとできない)し、「死んだらロマンスできないよね☆」とばかりにピチューン☆しちゃったわけです。

ちにみに、ジェシーについて「DDがPLイジメてるんじゃね?」と思われるかもしれないのでで弁明します。
あれはゲーム中(OP直後)、金川さんから「こんなの幼なじみじゃない!!!」という猛烈なクレームが入り、途中から金川さんが台詞をドミネートしています。
つまり、“金川さんは自分で自分の墓穴を掘っていた”、とんだ自作自演だったわけです。
(最終戦の〈俺が法律だ〉は悪辣すぎたと反省しています)
金川さんの幼なじみにかける異常な情熱と、ゲームと現実を混同している倉田夫人(オンムPL)には自制と自省を切に願います。

 なお、ジェシーはパッツンパッツンのセクシーギャルだった筈ですが、ジョニーさん(阿部さんPL)の「うぐう。くノ一なら○美かおるさんだぉ」という猛烈なプッシュにより、アラ50thで学生服着る、常人が見たら“曖昧な心”になりかねないキャラに進化しました!!! リサーチ途中からですが
今時、ボッタクリ風俗でもあり得ないキャラにトリコになったアキラの性癖はどうなっているのか?
ジェシーの色香は常識の枠を越えているのか?
むしろ、宮子はどれだけ色気ないのか?

答えは読者の皆さんに丸投げし、私は1トリッパーに戻ります。

“このシナリオを偉大なる“妹ライター”おるごぉる氏に捧ぐ” DD:彩雲 文責




【筆者はかく語りき】
金川仁です。
もともとにおいて、DDが述べているように本セッションはリプレイに耐え得るクオリティとは呼べずそのままお蔵入り状態でありました。
しかし、『ごちゃ混ぜタイガーホール』のG線上のGACK氏のサタスペ小説(奇しくも『正当なる日本』ネタ)を読み、「小説ならいけるんじゃないか!?」と思い至り稚拙ながら筆を執った次第です。
(以下、私事につき文字反転)
実のところを申すとここ10年程度、リプレイ以外でテキストを発信することを自粛しておりました。
 理由を申しますと、大学生時代に若気の至りで私が書いた文章で、他サイトの気分を害してしまった事があるためです。
謝罪と同時に「外部から閲覧できる完全創作文章・論評は当分自粛致します」事で許して頂いたわけですが、10年自粛致しましたゆえお許し頂けるものと自己判断しております。

(以上、私事)
 一見、ラブコメ(?)とも思える今セッションですが、流石はサタスペらしく、血と銃弾とホモセックスが飛び交う熱いセッションとなりました。
しかしながら、焼きそばパンかけて血戦始めるってどういうことよ?
そして、人気がないとは言え昼休みの空き教室で名前すら知らない女子生徒を“押し倒そう”とする『野村学園』高等部の治安の悪さを心から憂うものです。
 あと、ツイッターで公式に問い合わせたところ、『007 ジェームスポンドは二度死ぬ』が参考資料として紹介されました。
ありがとうございます。
──そして、本当にあんな“間違った日本観”でいいのですか!?

ある意味、パール○ーバーより酷いですよ(苦笑) 

“リアル幼なじみは男しかいなかっので幼なじみの妹に手を出した”金川仁