■オープニング 平成19年5月下旬 首都皇居近辺にあるY公園内にてこのセッションは執り行われた。 GM: ちょ、なんですかこれ!? 久世: 公園内に縁日が RYU: っていうよりビアホールだろこれ? 金川: 気に入ってくれたか? 久世: っていうか酒飲みながらゲームするってきいたけど なんで公園内? 金川: あ〜これ? これはオクトーバーフェストというドイツビール振興のためのイベントだ。毎年この時期に行われる。 RYU: なんか変な帽子かぶった集団が謎の歌を歌っているんですけど 金川: 失敬な。あれはmixiドイツビールコミュの方々だ。 あとあの歌はドイツに伝わる由緒ある「乾杯の歌」だ。 で、私のお奨めは富士桜高原ビールだ。 GM: ドイツビールじゃないし!? オクトーバーフェストに参加された方々、お騒がせして申し訳ございませんでした。 決して賭博していたわけではないのです。 GM: ではOP。物語りはアレックスが15歳の誕生日を迎えた日から始まります。 オルフェ: なんかドラクエ3みたいだなぁ。 グノバ: 銅の剣と皮の鎧じゃなくて鋼の装備でスタートだけどな GM: では、アレックスが惰眠をむさぼっていると布団がはぎとられます。 アル: かまわず寝る GM: いちおうTRPGなんだから、ちゃんとキャラっぽく台詞はいてよ。演劇やってる感覚で。 例えば先輩に、このNPCをドミネート(乗っ取り)していいよといってみようか? オルフェ: は? GM: じゃあ、試しに先輩がアレックス起こしてくださいよ? オルフェ: 勇者の母やればいいの? GM: 母とは一言も言ってませんが? オルフェ: ふーん。 (30秒後) いきなりベットを蹴る! アル: はっ!? オルフェ: 「ちょっと!早く起きなさいよね」 グノバ: ちょwおれ、ポルナレフ状態 GM: きっと、この瞬間に勇者の母から幼なじみに入れ替わった。 この幼なじみのCVは猪口○佳か青山ゆ○りか釘宮理○だろう。 オルフェ: 「あんた、15歳になって朝も一人で起きられないの!?」 GM: 先輩、ぜったい「つ○きす」の幼なじみ好きでしょ? オルフェ: ”大根”なんて知らんぞ? 「ほら、おきなさいよ!」 踏み付ける ※大根とはTVアニメ「つよ○す」で、内容自体は凡庸で悪くはないが、 原作設定やシナリオを一切踏襲しなかったため原作ファンに不評を買った作品である。 ヒロイン(演劇部)を皮肉って”大根役者”という意味と大根がヒロインのトラウマであったことに由来するらしい。 これ以上書くとヤヴァイので各自調べてください。 アル: こ、こはなんぞ?(シ○ルイ風に) 目の前でギャルゲーが展開されている。 俺はいつから平賀○人になったんだ? 身の危険を感じて跳ね起きる。 というか、こいつ誰? *筆者は昨今のライトノベルには詳しくはないが、「○の使い魔」だと思われる。 オルフェ: さぁ? GM: 先輩、私に振られても?  あ、あんたがこんな風にしたんだから責任とりなさいよね! オルフェ: お前にツンデレロールされてもなぁ(溜息)。 じゃあ、とりあえず名前は”幼なじみ”で GM: 却下。 オルフェ: じゃあ、適当にその辺にあるものからきめるぞ。 え〜っと GM: 肩書はいりませんよ オルフェ: じゃあデイジーでどうだ? グノバ: 花の名前? GM: 金川先輩にしては普通ですね。むしろ、可愛らしい。 どこからとったのですか? オルフェ: これ(週間サ○デー連載中の執事マンガ、グノバPLの荷物に入っていた)。 デイジーっていうのは和名でヒナg… GM: うわーーーっ!それ以上はヤヴぁいです!!! オルフェ: ところで、こんどPSで(笑)発売される「R.U.R.U.R.U.」というゲームで同名のヒロインがいるのだが、ほとんど同じ性格・同じ髪の色・担当声優さんが”莫逆の友”なのだが。 これは何かの陰謀か? GM: だれもそんなことは興味ないですから。 脱線しないでとっとと先に進めてくださいよ、(ピー)! 責任もってこの”ツンデレ”の始末をつけてくださいよ。 金川: デイジーでいいじゃん GM: デイジーは却下します。真面目に考えてくださいよ 新人二人が鳩が豆鉄砲食らった顔してるじゃないですか! オルフェ: ものすごく人格を否定された気がするが… 気のせいだろうか? グノバ: (ピー)はさすがに言い過ぎじゃない? GM: ほんと酒飲むと本性出すからな、この人 オルフェ: 閑話休題! 「ほら!さっさと起きる! おば様がごちそうつくってまっているわよ!」 アル: とにかく起きる。 GM: 先輩は、責任もってこのツンデレの名前考えること! こうして、後に大陸に名を残す(であろう)アレックスの冒険が始まった。 グノバ: 俺の出番は? GM: 次は場面が誕生パーティになるから出て来ていいよ。 では、時間は昼前となりアレックスの誕生パーティが 盛大に行われることとなりました。  で、二人は出て来ていいよ。 グノバ: では、木の扉をバンと撥ねのけ豪快に登場する もちろん、片手にはビア樽 「誕生日おめ! これでようやく飲酒解禁だな!! 今日はお前の腹がビア樽になるまで飲ますから覚悟しろよ」 オルフェ: SWの世界って未成年は飲酒禁止だったっけ? GM: わかりません。 オルフェ: リアルの西欧だと、水代わりに飲んでたりするらしいがな。 (正確には水で割るらしいですが、西洋は日本のように飲料水が豊富でない地域も有り、酒が一番安全な水だったという感覚が有ったようです) GM: まあ、深く考えない方向で行きましょう。 風俗に関しては次回までの検討課題ということで。 グノバ: で、早速もってきたビア樽に穴を空けアルにジョッキで注ぐ。 アル: 大ジョッキをもって…この世界ジョッキは有るの? GM: 木製または陶器製のジョッキは有りますよ。 もちろん丸木を刳り貫いた円筒形のでかいコップですが というか、この空間がマジでこのシーンそのものですが。 アル: ではそれを一気に飲み干す 「どうだグノバ、これで俺も大人だと認めたか?」 ※本当にこの瞬間、アルPLは中ジョッキ半分程度のビールを一気呑みしました。 オルフェ: エルディンガー社の皆様申し訳ございません。 では、登場します。 「ずいぶんと賑やかなパーティで驚いたわ。15才の誕生日おめでとう、アル。」 そういい、もってきた包みをあける。 「これ、成人のお祝い。 騎士様持つ盾、欲しいって言っていたでしょ?」 全員絶叫 GM: こ、これはっ!! アル: 狙ってたか!? オルフェ: 当然! これ位美味しいとこいただかないとな☆ だが、金川のターンはここまでであった。 グノバ: 「うわ、これ高そうな盾だな!」 アル: 「おれ、大事にするよ」 GM: と宴もたけなわになった所で、村人が駆け込んで来ます 「た、たいへんだーーーっ! 野盗の群れが村を襲っってきたーーっ!」 まるでジェットコースターなご都合展開。 しかし、こんなこともあるのです。