GM: では、ジョナサンを称える宴会です!! 気が弱いジョナサンは、最初はビクビクしていましたが、エールの杯が回るほどに”驚くほど”饒舌になっていきます。 グノバ: あ〜あ。典型的な流れだ。 アル: 武勇伝語りそうだな GM: バッチリ語ってる オルフェ: じゃあ、陽気になった頃を見計らって髪飾り(マギスフィア)を外して手に隠し持ち、ジョナサンに近寄る。 「ごきげんようジョナサン。お手柄ね、びっくりしたわ」 ちなみにジョナサンってどういうキャラ? GM(ジョナサン): 「あ、オル姉さん!」 農家の次男で、すごく小心者でウジウジ君。 特別な取り柄もなく村内では話に出ることは今までほとんど無かった。 オルフェ: 「びっくりしたわ。あなたも魔法が使えたのね」 GM(ジョナサン): 「ピンチになったらっ、きゅ急に才能に目覚めたんだ!!」 ビクッとした。 オルフェ: 「素敵ね。まるで奇跡ね」 といいつつコマンドワードでマギスフィア起動して[マナサーチ]使用。 「──Du, Rader Schicksal!(汝、運命を紡ぐ歯車なり)」 GM: では、ジョナサンは2つの魔法アイテムを所持していることが分かりますよ。アイテムの内容は現物を調査するしかわかりません。 ジョナサンは、何が起こったかは理解してません。魔力を感知する才能は無いようです 「オル姉さん、なにを?」 オルフェ: 「幸運のおまじないよ。 好きな子に告白できた?(耳打ち)」 オルフェがどんどん悪人になってく気がする グノバ: がんばれー アル: 俺達、接点すらないしw GM: 「ま、まだ! で、でも今の俺ならきっと……」 オルフェ: 「応援してるわ」 グノバ: え、ここで「実は俺、オル姉さんのことが!」じゃないの? GM: それも考えたのですが、やめました。 オルフェ: 「でもねジョナサン。あるお伽話で“無償の奇跡は存在しない”ってお話があるの。」 マジックアイテムがなにか確認できますか? GM(ジョナサン): 杖と首飾りですね。 「──姉さん。何が言いたいの?」 調子に乗ってるので魔女(笑)も怖くないようです。 オルフェ: 知名度調べられます? 「ううん。奇跡っていうのは代価がいるって昔のお伽話に書いてあったから」 GM: 杖:17、首飾り:12 オルフェ: 杖は無理だ。首飾りは時間をかけて調べよう。 「ウンディーネの祝福を」 [フェアリーウイッシュ]を使って杖を鑑定します。 ※実は杖はイフリートの髭というマジックアイテムです。 魔力6で火球を何回か使えます。 GM: ただ、話によるとジョナサンは爆炎の魔法をつかうようです。 オルフェ: ちょっとまて! ファイアーボールか!?  っていうことはオリジナルでないならイフリートの髭か そりゃ調子に乗るな、6Lvの真語魔法だからな アル: ちょwマジ!? オルフェ: 期待値:11の範囲魔法ダメージ。当たるとオルフェは[気絶]する。 全員爆笑 GM: 「俺、呼ばれてるから」 では、ジョナサンは去って行きます。 オルフェ: なんかすごく無粋だが…隠れて尾行します。 GM: ジョナサンと対決だよ オルフェ: ジョナサンがスカウト技能持っていませんように 10! GM: ではジョナサンは外に行きます。みんな”出来上がっている”ので気づきません ジョナサンはオルフェの尾行に気付いていないようです。  えーっと、宴会場の外れに女性の人影がありますね。 ぶっちゃけ、エルです。 全員爆笑 オルフェ: この地方、どんだけツンデレが好きなんだ(腹抱えてる) グノバ: これ程とはっ!! アル: 話の流れ的にそうだよな!! GM: で? オル姉は出歯亀するの? オルフェ: これもジョナサンのため。近寄ります。 GM: えーっ、多分ここで他の人だとムービーシーンなんですが、 SWなのでありません。 オルフェ: 素直に、出来ませんていえよ GM: ジョナサンが必死に「手紙読んでくれた」「俺、今じゃ村の勇者なんだ!」「本気で好きなんだ」 とか必死に言ってます。で、答えは「ごめんなさい」 全員爆笑 GM: 茶化すなw でジョナサンが「じゃ、だれか好きな人いるのかよ!?」とカッとなりますが 「べ、別に好きな人なんて…いないわよ!」 とツン状態。「それにね!村の勇者名乗るなら、アル位の手柄立ててみなさいよね!」 といって、去って行きます。 オルフェ: あ、すごく危険。カッとなってはやまらなけりゃいいんだけど GM(ジョナサン): 「──アル位か。いいじゃないか!やってやるよ!!」 そういってジョナサンは宴会場に戻っていきます。 翌日、アルの下に果たし状が届きます。 グノバ: シグルイっぽく? GM: いいえ。 昼、墓場まで来いって書いてある。どちらが真の勇者か決めようじゃないか。こなかったら臆病者としていいふらす。みたいな事書いてある。 グノバ: 「よう、バカがおもちゃ買って調子こいているようだな」 アル: ジョナサンとの関係どうするw グノバ: いっそ記憶に無い位で 「で、どうする? 勇者様?」 アル: 「受ける義理も無いし。でも行かないと臆病者呼ばわりだろ?」 完全武装でいったらチキン扱い? グノバ: 死体作る気か!?  オルフェ: 武器はともかく、ジョナサンは魔法しか使え無いと思うから 鎧着込む意味はうすいね。 アル: 木刀みたいのない? GM: クォータースタッフ相当の木の棒なら支給するよ。 オルフェ: 「アル、ジョナサンは少し気が動転しているだけなの。  アルが付き合う必要はないわ」 アル: 「バカは体で教えなきゃわからないさ。 のしたついでに、魔法のアイテムのことも吐かせてみせるさ」 グノバ: 「あいつがカッとなってもいいように俺も付添うさ」 オルフェ: 「じゃあ、私はその間にアイテムを仕入れた先をあたってみるわ」 GM: じゃあ、アルの方から解決しようか? 墓場にはジョナサンが待ってます。 「一人でこれないのか。 臆病者!」 グノバ: 「俺は立会人さ。ケガ人が出たら治療するだけだ」 ちなみに、アルのバスタードソードを預かってます。 アル: 「ところで俺達が戦う意味あるのか?」 スタッフを構える GM(ジョナサン): 「俺をバカにするな!剣を抜け!!」 「おまえに無くても俺にはある!!!」 グノバ: 「何、うちの英雄様は”おもちゃ拾って”いい気になってる奴には木刀で十分なんだとよ」 GM(ジョナサン): 「俺をなめるなよ!  俺はファイアーボールの魔法が使える。お前は死ぬ!」 全員爆笑 アル: なにこのEFB(腹抱えている) グノバ: ここまで中二病とはwww アル: ハァハァ、では仕切り直そう。 「一撃で俺を倒せなかったらお前の負けだが?」 GM: では、戦闘です。 ジョナサンの先制値は7です アル: 7 GM: アルの先攻です。 アル: 「場慣れしてないな!?」 命中は15 GM: 当たりました。 アル: ダメージは10点 GM: いきなり、半分以上もっていかれた。 想定外の痛みで、ジョナサンは意識が朦朧とした。 戦場に出たことある者と無い者の差がこの瞬間に出た! GM: しかしジョナサンは、意地をかけて魔法を唱える。 「お前さえいなければっ!! 消えろっっ!!!」 命中は12! アル: あ、クリティカルだ。 GM: じゃあ、ダメージは半分 14の半分で7 アル: まだだっ! 命中は13 GM: 当たった。 アル: 当て身とかできない? GM: SWはそんな軟弱な世界じゃありません アル: ダメージは12 GM: それはダウンする。[死亡]はしなかったよ。 爆炎の嵐の中をアレックスは飛び抜けた。 避けられないなら飛び込んだ方が安全という本能が働いたからだ! 撃てば勝てると思い込んでいたジョナサンには何が起きたかも分からなかった。 グノバ: 死なれたらこまるから[アウェイクン]で起こすよ。 GM: ではここで場面を変えよう。 オルフェはどうする? オルフェ: PL的に想定は出来るけど、ジョナサンがアイテム買った商人を特定する。 GM: SW、交渉判定がないんだよなぁ。[見識判定]でいいか 目標値:9 オルフェ: 9ジャストだ! GM: では、トニーの店でいろいろ買い込んでいたことが分かる。 オルフェ: では、トニーの店から10m離れた地点で[マナサーチ] GM: いくつか反応がでるよ。店頭ではなく荷馬車の中から オルフェ: 了解。 「トニーさんごきげんよう」 GM: 「おお、オルフェさん。今日は何でしょうか? (ダイスを振る) 魔法の品でも入り用ですか?」 オルフェ: ビンゴか。 「ええ、私にも”恋に効く”品を見せていただけませんか?」 GM: ではトニーは並んでいる護符を出すよ。マナサーチで反応しなかった品だ。 オルフェ: 「それではなく、もう少し効き目の強い物はありませんか? ”ジョナサンに譲った位”のやつを」 GM: では、トニーがぴくっと眉を動かした気がした。 「ジョナサンの坊やにはおもちゃしか譲って無いんだがなぁ オルフェさんにはいいかげんな物は出せないから神殿の護符をだしたんだけどなぁ」 オルフェ: 「そうですか。ではまた機会を改めてきます」 そういえば、ジョナサンの目標値12のアイテムを調べて無いなぁ。 時間かけて調べられる?自分の持ってる書籍を漁るとか? GM: じゃあ+3のボーナスを与えます。 オルフェ: [フェアリーウイッシュ]を使用! どりゃ!!! 9+1=10! ボーナス無いとヤヴぁかった GM: では、オルフェが妖精につつかれながら魔法アイテム辞典調べると、ジョナサンが持ってるアイテムがわかります。 [呪縛のメロウ]というマジックアイテムで、一定以上の蛮賊や動物を召喚して命令出来る。  そのかわり召喚したり命令する毎に、対象とのレベル差分、魂が[穢れ]る。 オルフェ: 「──これはただの呪いのアイテムよりたちが悪いわ。 トニーさんが意図してか意図して無いかは別として」 多分狼程度じゃ大して穢れないから、調子に乗ってデカイの呼び出すと大変なことになる辺り、GMの性格が伺えるなぁ。 GM: 狼はLv1ですけど、白い狼はLv2です。 オルフェ: あれ?  っていうことは宴会の段階でジョナサンは[穢れ]2点持っていたってこと?  確か、角とか生えなかったっけ? GM: ジョナサンはバンダナかぶってますよ オルフェ: 何で教えてくれないんだよ! GM: 聞かれませんでしたからね。 オルフェ: まさかの”ペイント問題”!? そんなことはもはや枝葉のことだ。ジョナサンを止めないと! 無償の奇跡はやはり存在しなかった。 奇跡の代価は己の魂。 真実を知るには、オルフェは無知すぎた。 恋愛病と呼ぶにはあまりに残酷な真実の果てで、少年少女は何を知るのか?