シーン19 【イヌ】

ブルジョア達の午後

   Bourgeoisie’s afternoon

− エンディング・フェイズ −

RL では、去り際にエリカさんが「どうも、有り難うございました」と一礼します。 そして、微笑みを残して搭乗口へと消えていきます・・・
シェーナ どのような微笑みですか?
RL それは、あなた達で決めて下さい。 ただ、『喜び』とも『哀しみ』ともどちらともとれる微笑みであったとだけ付け加えておきましょう
ディス 「・・・・・・」
RL と、そこに柊さんのポケットロンにコールが入ります
とります
RL(ゼブル) 「フフフフフ・・・。いや、なかなかやりますね」
「お前は、確かに私が殺したはず!?」
RL(ゼブル) 「ハハハハ、確かに死にましたよ。 私の”影武者”はね」
「”影武者”・・・だと!?」
RL(ゼブル) 「・・・。よろしいでしょう。 今回は手を引きましょう。 また、お会いできる機会を楽しみにしていますよ」 で、通話は途切れる
「・・・余り、会いたくはないですね」
RL では、エンディングに移りましょう
   
  − 凪 マリオネットのオフィスにて −
「ちっくしょー、超むかつくー! チケット、奴らに盗られちゃった!
今度は、第7回特別報道賞を目指してファイトよ!!」
RL(ラッキー) 「そ・う・よ☆ 一度の失敗で、めげたらダメよ、 一緒に特ダネを《暴露》しまくりましょ!」
「凪、負けない!!」
   
  − シェーナ 空港入口にて −
シェーナ さーて、仕事も済みましたし・・・。 呑みに行きましょうかねぇ〜
RL そして、シェーナは人混みへと消えて行くわけだね?
   
  − 柊 千早重工の課長室にて −
山のような書類を、小泉課長の机の上にドンと置きます
RL(課長) 「・・・・? なんだね、この書類の山は」
(にっこり)「始末書です」
RL(課長) 「この書類の山を読めと言うのか!?」
「3日間かけて書いた大作です!」
RL(課長) (頭を抱えて)「(女性社員に)・・・。君、頭痛薬と水を持ってきてくれないか」
   
  − ディスレー 自分のBARにて −
RL ”パラダイス・カフェ”では、何事もなく時間が過ぎていく。 先日の喧噪に比べれば、酔っぱらい達の騒ぎ声など心地よい子守歌のようです
ディス 「では、何事もなかったかのようにお客と談笑します」
RL では、ディスがカウンターの客と話をしているシーンから徐々に画面がフェードアウトしていきます。 これで、このアクトを終了します