シーン9 【カブト】

彼女を、危険から「守護(まも)」れ!

  − Protect her from Dangerous!

RL じゃあ、舞台を『スラム街』に移します・・・。
ディス(P) あー(待ち時間が)長かったわー
RL(クグツ) 「係長、例の研究者に関する情報が入りました」
「聞きましょう」
RL(クグツ) 「エリカ嬢と思われる女性を発見いたしました。 只今、追跡を続けております」
「解りました。 私が今からそちらに参ります。  安藤さん(運転手)、車を回していただけますか?」
RL(運転手) 「旦那様、スラム内にリムジンは・・・・、少々目立つかと・・・・」
「そうですねぇ〜。 トランクから”チャンピオン”MTB(マウンテンバイク)を出して下さい。」
凪(P) うわぁ〜、スーツ姿で、MTBを乗り回すのか!?
RL じゃあ、みんな《社会:ストリート》で判定して、目標値:10
ディス 14!!
あれ〜? 変ですねぇ? 話によるとこの辺だったはずじゃあ〜 ヘラヘラ (達成値が足りなくて、道に迷った)
RL じゃあ、貴方は[千早重工]の社章をつけてヘラヘラ笑う、MTBに乗った男を見つけます
ディス 怪しい人だわ!? とりあえず、(警戒しながら)近寄ります
RL では、柊さん。 20代半ば位と思われる色っぽい女性が貴方に近寄って来ますよ
シェーナ(P) だが、その実体は・・・・・”沈黙の魔弾”!
「どうも、こんにちわ」
ディス 「あらどうも、こんにちわー」
凪(P) 二人とも、”カブキ”やん!!
ディス 「貴方のような、高貴そうな方が、こんな危険なスラムに何をされに来たのですか?」
(ヘラヘラと笑う)「いえ、ちょっと捜し物(者)を・・・・」
ディス (微笑み)「あら、奇遇ですね。 ・・・私も捜し物(者)をしているんですよ・・・」
「いやいや、しかし・・・。貴方のような身綺麗な方がこんなところに居られるなんて・・・」
RL (二人のシートを見て)お前らの格好(柊とディス)、一流ブランド品の塊じゃないかっ!
全員 爆笑
RL 全員、目標値:7の《知覚》で判定して
16です
ディス 12です
RL では、あなた方の横を、『どこかで見たような』少女がきょろきょろ、びくびくしながら通ります
「おや? そこの道行くお嬢さん!」
RL 少女(エリカ)は、びくっとして貴方の方を振り返ります
(名刺を差し出す)「私怪しい者じゃありません、こういうものです」
ディス 私は、その名刺を見ることはできるのでしょうか?
RL 見れるでしょうね、見ようと試みれば
ディス じゃあ、見たことにします。「もしもしー、こんな所に来てどうしたの?」
RL では、彼女は震えたまま何も言いません
ディス 「こんな所に一人でいると危ないわよ」
(にっこり)「どうやら、あなたの『捜し物(者)』も同じだったようですね?」
ディス (にっこり)「あらあら。奇遇ですわね〜☆」
「じゃ、ヤリますか?」
ディス 「そうですね☆」
シェーナ(P) 「おいおい、こんなところでドンパチ始めるのか!?」
「それじゃ、こんな所では何ですからお茶でも・・・」 《交渉》《お願い》《悪魔の囁き》で12!!
ディス (《アイデンティティ》での抵抗に失敗)「そうですねぇ・・・それもよさそうですねぇ☆」
RL (抵抗に成功)彼女は、不審そうな顔をしています
   この組み合わせは、《お願い》(『感情』の制御判定を強要し、失敗すると使用者の言うことを受け容れてしまう)と、《悪魔の囁き》(抵抗できなかった場合、『制御判定』を強制的に失敗させる)の組み合わせという、かなり凶悪非道な攻撃です。 
 つまり、《アイデンティティ》での抵抗で、達成値以上ださないと強制的に【マネキン】のお願いをきいてしまうわけですね・・・。 くわばら、くわばら・・・
(エリカに耳打ち)「・・・お父様の事について、お話が・・・」
RL(エリカ) 「[千早]が・・・お父様の事について、何か知っているのですか!?」
(ニコニコ)「目下調査中です。 何、心配はいりませんよ」
ディス (困ったなぁ・・・)
シェーナ (登場判定に成功) じゃあ、そこにふらふらと現れます
RL では、会社員風の男と、色っぽい女性が、エリカ嬢に話しかけてますよ
シェーナ では、近寄ります!
RL じゃあ、二人とも《知覚》で、目標値:5 ・・・成功した? じゃあ、”降魔刀”と”クリスタルウォール”シールドで武装された高貴そうな男が、貴方方に近寄ってきますよ
うわー、【カタナ】か【カブト】が近寄ってくるよぅ・・・・
RL (実は、両方なんだよな)
シェーナ 「おや、貴方は今朝の・・・」
(立ちはだかるように)「・・・何方(どなた)ですか?」
RL(エリカ) 「あの時は、助けていただいて有り難うございました。 ・・・お礼も言えませんで・・・」
(シェーナに)「・・・お知り合いでしたか?」
シェーナ 「・・・ところで、こちらのお二人は、お知り合いですか?」
(ニコニコ)「申し遅れました。私、[千早重工]の柊 勇哉と申します」 (名刺を渡す)
シェーナ 「これは、ご丁寧に・・・。 私、・・・・」  あ、肩書きは、なんて言えば良いんだ!? 【カタナ】じゃまずいし・・・
RL 普通は、【ペルソナ】を名乗るものなのだが・・・。 ”天上人”じゃ、まずいよな・・・・。それなら、肩書きを名乗らなきゃ良いよ
シェーナ 「じゃあ、シェーナ=I=エールと申します」
《メレー》《社会:ストリート》で相手の力量を推し量ります。
RL なんというか、2秒で殺されそうです。 奴は間違いなく【カブト】をもっていますね!!
(引きつった笑い)「シェーナ・・・さんでしたね? 立ち話もなんですしお茶でも飲みながら、お話の続きでも・・・・」
シェーナ 同じく、《メレー》《ファイヤーアーム》《知覚》で二人の力量を見ます。 
RL ヘラヘラしている会社員は、只のボンクラには見えない。貴方とは違う戦士としてのオーラを密かに感じます。
 一方、女性(ディス)の方は・・・。眼光の底に暗いカゲを背負っています。 そして、貴方は同じオーラを、感じた事があります・・・。 そう、”虚無の聖霊”と同質の!!
シェーナ ・・・殺るなら、一気に切り捨てないと・・・。奴等に背中を向けたら最後ですねぇ。
(舞台裏から)RL、この辺に大型ビジョンってない?
RL ??? それくらいはあるだろうな
じゃあ、ここで前のシーンに、密かに撮った『戦闘シーン』を報道します!
RL じゃあ、登場した後に《神業》か、《社会:メディア》で判定して
達成値:19!! シェーナに対して『社会戦』を仕掛けます☆
シェーナ(P) 馬鹿な!? あれは、正当防衛だぞ!!!
凪(P) いや〜、目にモザイクぐらいは、かけますよ♪
「やっほー、凪で〜す☆ みんな元気してた〜?
今日は、撮りたての【暴力】をお茶の間の皆さんに放送しましょー!
 ・・・いやー暴力って怖いですねー」
RL シェーナ、《動員》か《社会》あるいは《コネ》で防御して
シェーナ(P) 助けて、メタトロンーーー!! 達成値:10
RL 足りないね。 じゃあ、凪ダメージをだして!
9! (脅迫/無条件で精神戦ダメージを受ける)
シェーナ(P) いやです! 報酬点を6点払って、3まで下げます!!
RL じゃあ、ダメージは、『誰かが、君のことを嗅ぎ回っている』だ!
「・・・じゃ、またの機会に、シーユー☆」
シェーナ(P) RL、報道した相手の名前くらい解りますね?
RL わかるよ! ただし、今の段階ではアドレスまでは嗅ぎ付けれないけどね
シェーナ (般若のような形相)「・・・・潰す。」
「まあまあ。とりあえず、落ち着いたところで、話しませんか?」
ディス 「そうですよ、そうですよ!!」
シェーナ 「・・・。誰かが私のことについて嗅ぎ回っているようだな・・・」
「とりあえず、私のおごりで!」
ディス 「それは有り難うございます☆」
シェーナ 「よろしいでしょう。 ・・・ただし、あなた方がおかしな行動をした場合は、容赦なく斬らせていただきますよ。」 (”降魔刀”をちらつかせる)
「まあまあ、お茶の席で、そんな物騒なモノは無しにいたしましょうよ!」
ディス (ひきつった笑い)「そうそう、平和的にね☆」
「ところで、シェーナさん。彼女(エリカ)を助けていただいたそうで・・・私からもお礼を言わせていただきますよ」
シェーナ 「別に、貴方に恩を感じられる事はしていませんよ。私は彼女を『助けた』だけで、『貴方』を助けたわけではありませんからね」