シーン:13

【カゲ】

街路には“死”の臭い

 Do you prefer Corpse to Wet?

 

RL

では、“メタル・エッジ”のリサーチ

メタル(P)

ようやく回ってきたか。

クレア(P)

登場しないからですよ

メタル(P)

俺は、社会が弱いんだ。登場判定すら成功しない。

ハヤト(P)

いやはや、アルテミスに輪をかけた戦闘サイコだからなぁ。

メタル

実は、登場判定に失敗ばかりしているからカードが実に良好だ。そこで〈隠し武器〉で16

ホワイトにいって、例の事件(ルーラーシーン)の現場に行きたいのだが… 

RL

許可します。

水島

では、〈社会:メディア〉〈裏読み〉で16。 実は、現場で取材をしています

RL

では、N◎VAで最も治安の良いと言われるホワイトの一角で、変死体が見つかったというので

辺りは大騒ぎです。

水島

じゃあ、〈シャーロックホームズ〉で、死体に不備がないか調べます。 達成値は14

RL

バリバリに不審です。死体は正にミイラそのもの! そして、首には獣に噛みつかれたような

跡があります。あと、社章がみつかりました。スーツの胸元に着いているところから見て、

死者の勤め先のようですね

水島

これじゃ、まるで小説に出てくる吸血鬼じゃないか!? 

ハヤト

では、そこに登場します。 〈社会:N◎VA〉で16

メタル

「……奇遇だな。“銀の”…」

ハヤト

「それ以上は、黙っていて貰いたいですね。貴方がホワイトに居るという事自体が奇蹟です」

メタル

「フン。最近は闘う気もないのに、クロームに成りたがる“ニューロ”な奴のお陰で、

それほど、この躰が不審がられない」

ハヤト

「嫌な世の中です」

メタル

「ほう? 俺みたいな奴が居るから、お前は喰っていけるんだ。

少しは感謝して貰いたいな」

ハヤト

「…感謝はしませんが、貴方と闘うのだけはゴメンですね。貴方と敵同士にならないことを

祈っておきます」

メタル

「ところで、あの死体は何だ? 情報屋が面白い死体があるから、わざわざ見学に来てみたが

お前は、(元)専門家だろ?」 

ハヤト

「私は、鑑識課の出じゃないのですが…」

〈知覚〉〈メディック〉〈メレー〉〈社会:警察〉〈戦術〉で、死体の状態と考え得る殺人方を探します

RL

では、死体は血液が一滴も残ってなさそうだ。 傷は首筋にある噛み傷だけのようだ。

メタル

「まるで、ヴァンパイアの仕業だな」

ハヤト

「…血。 なにか、頭の中にしこりがあるような」

メタル

「随分と、疲れている…感じだな。イエローに『ガスライト』というBARがある。

そこのマスターは心の疲れを癒すのが得意らしい。一度行ってみたらどうだ」

ハヤト

「ガスライトなら、行ったことがあります。 それもいいかもしれませんね」 

クレア(P)

おお、〈心理〉を持つ人が、来てくれそうな感じ… 

※このキャストの中で、クレア以外で〈心理〉を持つのは、

ハヤトと水島だけであったりします。

クレアは、『社会戦』の脅迫から未だに立ち直れていませんので…

 

水島

「あ、貴方は! 荒木さんですね?」といって、近づきます

ハヤト

「先日のトーキーさんですか。私は、名乗った覚えは無いのですが?」

水島

「それはそれ、トーキーの知恵です。 ところで、護衛はよろしいのですか?」

ハヤト

「今は、小野寺嬢は某企業のエグゼクと会談中です。あちらのセキュリティは万全ですので」

水島

「じゃあ、今はフリーなんですね? では、この変死体を見て一言!」

ハヤト

では、私見を述べます

水島

「さすがは、元SSS! 私もそんな気がしたのです。あと、この人の素性がわかればいいのですがね…。社章しか手がかりがない。 困ったモノです」

ハヤト

「…あまりオススメしませんが、クレッドクリスに個人情報があるはずです」

水島

「そうだった!」 では〈シャーロクホームズ〉で15

RL

では、彼はBIOS製薬のタタラであることがわかる

水島

「いくら、BIOSの社員とはいえ…こう堂々と殺すとは

そして、この怪奇としかいいようのない殺し方。一体どうしたことでしょう」 

メタル

「まあ、世の中にはこういう好きモンもいるって事だろぅ」

ハヤト

「トーキーさん。もし、調べる気があるなら一人は危険ですね。」

…とはいえ、ここは宿舎の近くだ。 警戒はしておかないといけないな


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