シーン:25

【アヤカシ】

 生きる事への“倦怠”感

I have a nothing!

 

RL(紅葉)

「一つは、血を吸わなければ…私は気が狂ってしまう。 生きるために、私を保つために

血を吸ったわ。 貴方達が肉を喰らうのと同じようなこと」

水島

「じゃあ、なんで…BIOSの職員だけを狙ったのです!」

RL(紅葉)

「恨み…という事かしらね。 …そして、断罪よ!」

クレア

「“断罪”? 貴方を、そんな身体にしたというこのへの?」

RL(紅葉)

「人を殺せば、“罪”になる。

じゃあ、人を人でなくしてまで無理矢理生き長らえさせることは“罪”じゃないの?」

ハヤト

「…だったら、何でN◎VAに来た! 殺された者は、無関係だろ!?

断罪したいなら…日本でやればいいことだ」

RL(紅葉)

「リゾートよ。 或いは、お父様にしてみれば“放牧”って所かしら?

流石に、日本じゃ問題があるから…同じ狩りなら植民地の方が都合がいいでしょ?」

水島 「それが、“親N◎VA派”の考えですか!?」
RL(紅葉) 「そうよ。日本人は…“植民地”と考えていればいいほうなのよ」

ハヤト

「全てをを解っていた上で、やっていたわけですか?

…だったら、貴方は被害者ではなく、既に加害者の側です。

そんな、貴方を守る“儀”など…欠片も残っていない。」

歩み寄って、“Θ”を拾います

RL

「そうはさせんっ!!!」

部下が“Θ”に向けて《とどめの一撃》を放ちます!

ハヤト

それは《難攻不落》で防ぎます!

 “Θ”は“右腕”で庇っており、銃弾は、鈍い音をたてて右腕のスキンコートを剥ぐだけ!

RL(紅葉)

「貴方は、私を守るよう契約したはずですわ!? 【カブト】はN◎VAの“信頼”でしょう!」

ハヤト

「…契約した時、私の前に顕れていたのは“Θ”だったはずだ。」

“Θ”を手に、退場します

RL(紅葉)

「それは、詭弁ですわ!」

アル 今の内に、“エンジェル・カノン”を準備するよ
水島 イベントシーンで、卑怯ですよ
アル 会話中に、武器を整えるのは基本だよ!
RL ハヤトさん、気を取り直してどうぞ…

ハヤト

「貴方は“荒木ハヤト”のもう一つの信念を知らない。

……私は決して、“守るべき儀”を持たない者の盾にはならない!

貴方に刃を向けないのが、せめてもの義理だと思ってもらおう。」

ハヤトは、己の信念に従い…この場から去った。


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