シーン7 【カゲ】 

”死なない黒幕”

 Mikel Glory

RL(マイケル) 「こんにちは、レディ・ブラン。 私に何かご用ですか?」
ディス 「最近、ストリートの方で連続猟奇殺人が起こっているそうですね」
RL(マイケル) 「ええ、そのようですね。念のために言っておきますが”私”じゃありませんから・・・」
ディス 「その件について何か情報をお持ちではないかと」 <コネ:マイケル>でキ−効果を使用します
RL では、二秒後・・・。「私の手の者で直接目撃した者が居りませんので、確実とは言えませんが・・・。我々の所持するデーターと統合いたしますと・・・」
ディス 「何かあったのですか?」
RL(マイケル) (困った顔)「この者・・・3年前に[SSS]の手の者によって射殺されていますね・・・。
件の殺人鬼が被害者の血液でアートを描いていることはご存じですね?」
ディス 「ええ、しかも”ニューロ”だって聴いてるわ」
RL(マイケル) 「過去にも、これと全く同じ手口で連続猟奇殺人を行った奴がいるんですね.。かなり名の通った男ですが・・・通り名は”切り裂き魔”、名はホスメロと言います。
 現在は解体されましたが、[SSS機動捜査課 独立第四班]が甚大な被害を出しつつも射殺されています。 奴に背後関係が会ったとは聞きませんので、自力で復活したとは思えませんが・・・。ただ、奴の死体は[ブラックハウンド]が回収した筈です。」
ディス 「変ねぇ・・。死体が勝手に動き出すはずもないし・・・」
RL(マイケル) 「奴を信奉していたバカ供の話を聞いたことはあります。そのものが、二代目を名乗るという可能性も無いとは言い切れません」
ディス 「殺人鬼を信奉するようじゃ世も末ねぇ・・・」
RL(マイケル) 「そもそも、【カゲ】というものは、公式に存在する者ではあるませんので、データーが集まりにくいのですよ。
 ただ、そのような輩に好き勝手されますと、私の【クロマク(フィクサー)】としての品格に傷が付くものでして・・・。これいじょう好き放題するようならば、何らかの手を打とうとしていたのですよ。

 あなた
”沈黙の魔弾”が手を下されるというのであれば、此方としては何もいたしませんが、情報と、幾ばくかの謝礼は提供できますが」

ディス 「同じ 【カゲ】として、名誉毀損も甚だしいからねぇ・・・。 殺らせていただくわ」