Act4. 原題:光と闇と、その果てに……
シーン1 【バサラ】 |
社長からの依頼 |
− The−warks from the Boss
RL | では、始めます。 かくて、運命の扉は開かれた…… |
---|---|
全員 | ………………………… |
RL | ……………………………… |
全員 | …………………………………… |
RL | もう、やめましょう |
柊(P) | ……やったんだ!? |
ディス(P) | 前回は、やってませんよ!! |
シェーナ(P) | ……私は、”開ける”よりも”壊す”方が好きなんですが…… |
……全員、沈黙。 | |
……この一連のネタは、第二話のシーン1で使用されています。みなさんご存じですよね? | |
RL | では、柊のオープニング。 場所はオフィスです |
柊 | 部署内は忙しいのに、一人だけやる気が、なさ気です |
RL | では、バン!と扉が開いて、ドタドタドタ!と小泉課長が走ってきます 「柊っ! 何をやったぁ!!!!」 |
柊 | 「はぁ? ……何かやりましたっけ?」 |
RL(小泉) | 「とにかく、 社長がお前をお呼びだ!!」 |
シェーナ(P) | 「千早のマー君ね」 |
柊 | (かなり、ダル気)「じゃあ、行って来ます」 |
RL | じゃあ、小泉課長が付き添うけど 秘書課で追い返されます |
柊 | 「またか(笑)」 |
RL | で、社長室 |
柊 | 「社長、おはようございます」 |
RL(メルト) | 「……おはようございます。 実はですね……」 |
柊 | 「…………またですか?」 |
RL(メルト) | 「今回は、つまらない仕事ですよ。 ……、いや? 貴方に丁度な任務ですね。 仕事というのは、一人の少女をエスコートして頂きたいのですのです。 ただし、秘密裏に……」 |
柊 | (目が輝く)「ほぅ!? どのような方ですか?」 |
RL(メルト) | 「千早グループの芸能部門に所属する女性なのですが……、貴方もご存じでしょうが、最近売り出し中の、”ストリートアイドル”セラフィという方です。 来週行われる、『千早アイドルカップ』に出場することになっているのですが、何かと妨害もあるでしょう。 彼女を、影ながら警護して頂きたいのですよ」 |
柊 | 「”影”ながらですか!?」 |
RL(メルト) | 「……『千早』が公然と動いていることさえバレなければ結構です」 |
柊 | 「それは、適任です。 いや、社長も大変ですね」 |
RL(メルト) | 「……仕事ですから。 貴方に、任務の諸経費として1ゴールドをお渡し致します。無論、明細は不要です……」 |
柊 | 「頂きます」 |
RL | で、セラフィという女性についてですが、ハンドルの由来がストリートでスカウトされた事に由来するのですが、やはり親近感があるのか、ストリートを中心に人気が沸騰しているアイドルです。 |
柊 | 「ガード……というのは、彼女の安全確保という事だけですか?」 |
RL(メルト) | 「そうです。 世の中には、『妨害工作』というものや、『熱狂的なファン』という者も存在します。 大会を前に、彼女になにかあってはグループの重大な損害ですから」 |
柊 | 「わかりました」 |
RL(メルト) | 「……、貴方にだけ伝えておきますが……、当日、私も特別審査員として出場しますので」 |
柊 | (真顔で)「……大変ですね……」 |