桜久平守
トータル 男、23才 バサラ(ライトブリンガー) エグゼク● トーキー◎
社員一人(つまり自分だけ)の総合映像事務所の社長。基本的に事件などは一人で追い、撮影など人数が必要なときはバイト(トーキートループ)を臨時で雇う。見かけはブンヤ、心は社長(笑)
風見 良 男、27才 カブト◎ フェイト● カタナ
ただ今売出中のフリーのカブト。依頼人に対する配慮を忘れない、誠意あるカブトを目指す。N.I.Kには所属していない。ちなみにメインウエポンは梅軒、奥の手はダブル・リップス。
加山 誠 男、26才 カゼ=カゼ クグツ◎●
千早重工後方処理課所属の運び屋。今回、何故か単独行動を命じられる。人手が足りなかったのか?
◆敵ゲスト
深見 真也 男、36才 エグゼク=エグゼク◎ カゲ●
神谷医工社長。
浅間 隆 男、25才 カゼ● カタナ クグツ◎
神谷医工所属の工作員。
まずプレイヤーが三人。だが、カブト担当者がカタナも取り、クグツとトーキーもすんなり決まったので一安心、と思っていたのですが…。クグツの人が「カゼやって良いですか?」と聞くので「良いですよ」と気軽に答えたところカゼ=カゼ(泣)。トーキーは?、と見るとバサラとエグゼク(最初はマヤカシだった)。ここでルーラーは「戦闘は控えめにして、別の部分で盛り上げよう」と決意。ゲストのスタイルを前述に決定し、ストーリー重視でいこう、と思いつつオープニングに入りました。
『トータル』は〈社会:メディア〉を持っていなかったが、かわりに〈社会:マリオネット〉に成功、マリオネットに立ち寄った際、Dr.若宮に関する情報をキャッチする。多少の下準備の後、大学へ。Dr.若宮には接触せず、監視をしながら情報を得るために〈コネ〉に連絡、以後リサーチへ。他の二人の登場は無し。
『風見』にブロッカーを通じて大学からの依頼、早速大学の事務所に向かい遠山に仕事内容と期間(この時点ではまだ未定)、報酬について確認を取った後Dr.若宮のラボへ。とりあえずは顔見せ、とこの日は小さな装備(グリーンエリアの大学にも持ち込めるもの)のみを携帯、Dr.若宮に面通しをした後、しばらく周囲を下見。他の二人の登場は無し。
『加山』に上司から指令、大学事務所を通じてDr.若宮のラボへ。『風見』登場、ラボの周囲を見回りしていたところ、加山に会う。お互い質疑の後、立場を確認してラボへ。加山、Dr.若宮に千早の意向により協力する旨を伝える。『トータル』登場、ラボの戸口で話をするDr・若宮と『加山』『風見』を観察。少し離れた場所で、明後日の方向の樹木や野鳥を観察するふりをしながら、〈元力:光(正)〉にて光を曲げ三人の会話をカメラに収める。また、『加山』の言葉からこの件に千早重工が一枚噛んでいる事を知る。
襲撃イベント発動。カタナトループが7人、ラボへ押し掛ける。「若宮、これは警告だ!」などと叫びながら中へ押し入ろうとするが、『風見』が邪魔をするので殴り掛かり(得物はMDガイスト)あっさりと返り討ち。『加山』はDr・若宮と共にラボの中へ引き込もり、『トータル』は相変わらず違う方向を向きながら一連の動きをカメラで撮り続ける。この後、大学内の警備員(SSS)が来てのされたカタナをひきとる。『トータル』野次馬にまぎれて退場、『風見』は怪しい挙動のトーキー(トータル)に気付き注目するも、とりあえずは放って置く。
ラボ内、Dr.若宮と『風見』『加山』、今後の事を話す。若宮恵、応接間のDAKディスプレイに現れて挨拶。ルーラー的に、キャスト達にDrに娘がいるんだよ、という事をアピール。−−→リサーチフェイズへ
オープニングはほぼ問題なくスムーズに進みました。トータルも風見もフリーランスなだけにほいほいと依頼には乗らず、風見は契約の明確化にこだわり(契約期間、達成条件、スポンサー、自分が優先して従う相手)、トータルは始めはあまり興味なさそうな顔をしていたものの、千早が絡んでいる、と知った瞬間「千早が絡むのならちょっとしたヤマだろう」とやる気を出し始める辺りなどは二人ともきちんとロールプレイをしていて嬉しく思いました。
襲撃イベントは元々独立シーンの予定でしたが、シーン3の終わりにちょうど3人が居合わせたため、ここに挟むことにしました。
恵の登場は、現段階ではキャスト達は何の情報も持っていないため、ただの垣割りです。ルーラーとしては、出せるところではなるべく出してゆくつもりで。
『トータル』、マリオネットを訪れDr.若宮に関する詳しい情報を求め、テクノロジーに強い情報屋のアドレスを手に入れる。早速情報屋にアクセス、Dr.若宮にちょっかいを出している相手を聞く。ルーラーは〈売買〉判定を求めるがスートが無かったらしく、かわりにマリオネットの名前を出して「後で払うから」と〈交渉〉で話を付け、神谷医工に関する情報をほぼ(エグゼクの独走と裏工作員に関する事以外)手に入れる。
『トータル』、〈コネ:千早雅之〉にて千早重工に連絡、今回の件に関して情報提供と引換に共同戦線の申し入れをする。イワサキとつながる神谷医工の件は千早にとっても良い情報だろう、との考え。後方処理課の班長につないでもらい、担当者(加山)との協力をとりつける。『トータル』、大学へ。
『風見』、ラボを『加山』に任せて学内へ情報収集。まずは遠山に接触、大学側の態度を確かめる。また、Dr.若宮と多少でもつながりがありそうな医学系の研究室を紹介してもらい、そこの助手にDr.若宮に関する事を聞く。Dr.若宮の家族構成と一年前の恵の事故、現在の状況(ラボ内に植物人間状態の恵を含む一家が暮らしている事)、Dr.若宮の研究内容の断片(基本的にほぼ独力で研究を進めているので他の人間にはほとんど分からない)等の情報を入手。ラボへ戻る。
『加山』、ラボ内応接間にて恵と世間話。SSSに先ほどの襲撃に関する情報を求めるが、分かったのはあのカタナ達が「岩永という男に頼まれてやった」という事だけ。『風見』登場、ラボへ戻ってくる。『トータル』登場、『加山』上司よりトータルの件の連絡を受け、トータルを迎える。情報交換。キャスト達、敵を神谷医工と定め対策を練る。『トータル』、ニューロの〈コネ〉やトーキーの〈動員〉を駆使し神谷医工の動向を探る。
恵がキャスト達にアドレスを求め、全員応じた。これにより、恵が各キャストのポケットロン等に出現できるようになる。
『加山』に上司からDr.若宮に関する各企業間の利権調整会議が始まった旨の連絡あり。その後、大学側よりDr.若宮に移転命令が出る。移転先は大学と多少のつながりがある岡本医院。恵は基本的に定期的な栄養摂取や排泄を除けばただベッドに寝ているだけなので、『加山』のリムジンにて全員(計6人)で移動する事に。
全員登場、『加山』のリムジンにて岡本医院へ。『トータル』に、神谷医工を見張ってもらっていたニューロのコネから「神谷医工から数人が車で飛び出した」との連絡が入る。キャスト達は「襲撃を掛けてくる気だろう」と予測、トータルは後で何かの証拠になるかも知れないと神谷医工から車が出て行った場面の映像を買い取る。その後、しばらく走っていると2台の車(神谷医工から出た車と同一のものと判明)が接近してきた。カット進行、チェイスへ。
全員、自動登場。まずは双方、共に遠距離攻撃手段を持たないので近距離まで接近、プロット開始。イベント、キャスト側に無関係のヴィークルが接近、『加山』はこれを避ける。
1カット目、『トータル』、〈アレンジ〉で相手のヴィークルを撮影。『風見』待機、『加山』敵のヴィークルを引き離そうと〈ヴィークル〉に成功、ゲスト側は対抗できず。ゲスト側の行動は無し。2カット目、『トータル』『風見』リアクション宣言、『加山』再び〈ヴィークル〉判定で敵を引き離す。ゲスト側、対抗判定を山から引き、ファンブル。クラッシュチャート、11番「クラッシュ!」ヴィークル故障。これによりキャスト達、そのまま逃げきる。カット進行終了。
恵がリムジンのディスプレイを通して「今の、どうなったんですか?」と尋ねたが、加山は「何でもないよ」と答え一行は岡本医院へ。院長に挨拶し、病室に収まった。−−→クライマックスフェイズへ
このリサーチにおいて、実質上必要な情報はほぼトータルが集めたわけですが、これが必要なのはどちらかと云うと護衛側の二人の方です。しかし、ルーラーが心配する暇もなくトータルはサクサクと仕事をこなし、鮮やかに護衛の二人と合流してしまいました(ルーラーとしてはもちろん、大助かりです)。
若宮一家の現状は風見のリサーチによって判明しましたが、中途半端に判ってしまったせいで、プレイヤー達はDAKに現れる恵はDr.若宮が慰みで作った人格プログラムではないかなどとも言っていました(ここら辺のPL達の推論の乱立を聞いているのは、ルーラーの楽しみの一つです)。まあ、なんだかんだ言いながらも恵がキャスト達にアドレスを求めたときには皆快く了承してくれたので、嫌われてはいないと判ってルーラーは安心しました(トータルが、他のキャストには見せずに恵にだけアドレスを渡そうとして〈知覚〉対決などの悶着もありましたが。また、後で聞いたところに寄ると加山はかなり恵に好意を持っていたらしいのですが、仕事人(クグツ)としての立場を考えてあまり親しくなることはためらわれた、とのことでした)。
移動シーンでは、当然の如く加山がハンドルを握りましたが、ルーラーはここでかなり失敗をしてしまいました。まず、元々のチェイスのルールにはイベント以外での「逃げきり」の記述がないため、何度か連続で〈ヴィークル〉に成功すれば逃げきれた事にしよう、と曖昧に心の中で思っていたのですがこれが第一の失敗(無理矢理にでもヴィークル戦に持ち込むべきでした)。そして、ルーラーの手札がとても悪かったため思わず山引きしてしまいファンブルしたのが第二の失敗。さらには、このときのゲストの工作員「浅間」(プレアクト参照)にはクラッシュダメージを軽減する〈ハイパードライブ〉を1レベル持たせてあったのですがそれを失念していた(手札にそのスートがあったかどうかは分からない。とにかく、特技の存在を忘れていたので)事や、ゲストの《脱出》を使ってでも、これから逃れるかあるいはキャスト達に追いつくかしなかった事(他には使い途はなかった)も悔やまれます。またこれにより、キャスト達に使わせるはずの神業(《脱出》二枚、或いは一枚と《天変地異》)が浮いてしまった事も残念です。色々と失敗を重ねた結果ゲストはあっさりチェイスに負け、かつトータルのプレイヤーに「なんて間抜けな奴ら」と大笑いされてしまい、このときから敵方はプレイヤー達に「間抜けな悪役」と認識されてしまいました(このときより、アクトはコメディ路線となった)。まあしかし、プレイヤー達は楽しんでいたようなのでとりあえずよしとすることにしました。恵も何度か出して好印象を与える事に成功したし。さあ、後は一気にクライマックスへ…。
全員登場。病院内に入った直後、『風見』が恵(のDAK内のアイコン)に「君はどんな存在なのか?」と《真実》。恵は事故後の経緯と最低限必要なDr.若宮の研究内容を説明し、現在の自分は、恵(つまり自分)の精神活動をウェブ上で存続させているものだと話す。これにより、キャスト達は現在の恵の状態を完全に把握した。
『加山』に、上司から「利権調整会議は明日には決着がつく」との連絡、キャスト達は「神谷医工にはもう後がないため今夜がヤマ」である事を認識する。しばし対策を相談するが、「おそらく今夜、最後の襲撃を掛けてくる」であろうから、「待機してそれを迎え討つ」のが妥当だという事になる。若宮一家に割り当てられた病室は3階。予想侵入経路は病院正面口から、同裏口から、そして屋上や地上から病室へ直接の3パターン。決定した配置は『加山』が正面口、『風見』が病室前。そして『トータル』は「護衛は自分の仕事じゃあ無い」とばかり全ての侵入経路から外れた場所である廊下の隅の休憩所に陣取った。
侵入経路、正解は裏口。恵が全員のポケットロンに不審者の侵入を知らせ、『加山』は病室へと向かう。『トータル』は素早く敵ゲスト達の後方に回り込み、〈隠密〉しながら廊下を進むゲスト達を撮り続けた。敵ゲスト達、3階の病室前廊下にたどりつき、『風見』と対持、カット進行、戦闘へ。
1カット目、『トータル』『風見』自動登場、『加山』登場判定成功。舞台は廊下、配置は敵ゲスト・クグツ(以下、浅間)と敵トループ・工作員7人(クグツトループ)が『風見』と至近距離、敵ゲスト・エグゼク(以下、深見)が浅間の後方、『加山』が『風見』の後方でお互い近距離内。プロット開始。『トータル』、射線の通らない廊下の角から〈元力:光(正)〉〈アレンジ〉で光を曲げて戦闘場面を撮影。『風見』が工作員7人(トループ)を「梅軒」で一撃粉砕、『加山』は浅間と遠山の二人に「APS11」フルオート射撃で攻撃するが、双方有効打無し。浅間が『風見』に「ブレードベア」で、遠山が『加山』に「MP10」で攻撃、同じく有効打無し。以後『風見』は標的を浅間に移し同じ応酬、互いに有効打無し。
2カット目。『風見』、これより「オーヴァドライブ」「ブースタマスタ」有効。浅間、これより「オーヴァドライブ」有効。『トータル』撮影続行、『風見』、浅間に攻撃するが有効打無し。『風見』、敵方に防御系神業が無いと予想し浅間に《死の舞踏》、「梅軒」で喉を切り裂く。浅間、これを受けながら、せめて邪魔な千早のクグツを消すべく『加山』に「風魔」を投げ《死の舞踏》、だが瞬時に応じた『風見』がこれを《難攻不落》、放たれた「風魔」を叩き落とし『加山』を守る。直後、遠山が〈不可知〉で姿を消す。『風見』、病室への侵入を防ぐべく扉の前に仁王立ち。膠着状態となり、カット進行終了。
消えた遠山が《M&A》を発動。緊張状態の続くキャスト達の元へ岡本医院の院長が現れ、キャスト達にしばらく外に出ていて欲しい、と告げるが、これは『加山』の《完全偽装》で無かったことになる。
その後、ルーラーは『風見』に生命の制御判定を要求、「ブースタマスタ」で能力値が上がっていたこともあってこれに失敗し、『風見』は扉の前に立ちながらも緊張と疲労とで朦朧状態となる…が、結局何もおこらずにキャスト達は朝を迎えた。
朝、『加山』へ上司から連絡が入る。会議終了、Dr.若宮と発明品に関する件は「完全に完成するまで保留」、以後Dr.若宮に「害を成す」存在は各企業の合同で排除する、とのこと。これに従い、『加山』の任務、『風見』の仕事は終了、若宮一家は再び大学に戻ることになった。−−→エンディングへ
クライマックス開始直後、風見が「もう使うところはなさそうだから」と恵に《真実》したことは、ルーラーにとってはありがたいことでした。この件は、依頼を遂行するにあたっては別段必要ない情報なのですが、これを聞いてくれなくてはルーラーが悲しい、というもので。まあ、もっと自然に情報を与える力量がルーラーにあれば問題はないのですが…。これによって用意した情報の9割方がキャスト(及びプレイヤー)達に伝わり、結果としてより若宮一家に共感してくれたので、単純に嬉しく思いました。
神谷医工との決着は、トータルがそれなりの情報を確保していたため告発タイプも考えられたのですが、結局は直接戦闘でかたをつけよう、ということになりました。ここら辺では、前シーンのコメディ路線が尾を引いていたため、多少プレイヤー達が楽観していたこと、ルーラーも後は流れに任せようと思っていたこと、現実時間でのタイムリミットが近付いていたこと等があり、皆あまり深くは考えていませんでした。襲撃のシーンでは、キャストの配置がいまいち大雑把だったものの、恵と「登場判定」によって全員が戦闘に参加する事が出来ました。戦闘は2カットで終了しましたが、いまいち緊迫感が足りないかな、と思ったルーラーは《M&A》でもう一試練与えることにしました。これに対してプレーヤー達は(ルーラーとしては)予想外に悩み、トータルあたりは何か考えがあったのか「とりあえず言うことに従って外に出よう」等とも言っていましたが、最終的には《完全偽装》で決着し、時間のこともあって深見はこれで逃走、クライマックス終了としました。最後に風見に課した制御判定は…まあルーラーの悪あがきのようなものです(「ブースタマスタ」のペナルティーを味わって欲しかったのです)。そんなこんなでエンディングへ…。
−−−−エンディング−−−−
◆シーン11 エンディング.トータル
「さてトータルさん、貴方はこの情報をどうするおつもりで?」
「今回の件は「上」…イワサキに対する良い牽制材料になるのでは?」
「なるほど。良いでしょう。」
トータルは千早との「商談」を成立させた。稼ぎは悪くない。マリオネットへ渡す映像も準備(アレンジ)済み。
数日後…。ドキュメント、「任務遂行中の工作員と対抗するフリーランス達」の映像が、主に工作員側の失敗に焦点を当てられコメディタッチにお茶の間に流れた。無論、各登場人物(キャスト)の素性は不明、N◎VAのどこかの物語…。
「今回のことは、どうもありがとうございました。」
「…いえ、これが私の仕事ですから。」
大学内、Dr.若宮のラボ。全ては多分、元通り。Dr.若宮は研究を続け、風見は実績を一つ作った。
「大変な目に合いましたが、このまま研究を続ければ必ず完成するはずです。もう一頑張りです。いつか娘が…」
メインフレームのディスプレイには、静かに微笑む恵の姿(アイコン)。
「…娘が、自分の身体で微笑むことが出来るように。」
挨拶し、ラボを後にする風見。次の仕事が入るまで、しばしの休息を…。
千早重工本社ビルの一室。
「ご苦労だった。」
「いえ。…その後の経緯は?」
神谷医工の社長は失踪した。同時にイワサキの一人のエグゼクも。勿論、イワサキの公式見解は一人のエグゼクが暴走しただけだ、とのこと。そんなものだろう。特に感慨はない。
コール音。「仕事」の合図。
「加山君。立て続けで悪いが…」
頷き、駐車場へと向かう。次の仕事は同僚のバックアップ。乗り慣れた「ジェネシス」のディスプレイに一瞬浮かぶ、昨日の仕事先の「博士」の「娘」の姿はエンジンキーを捻った瞬間消えて無くなる。クグツであること、それが己の生き方だから。
特に言うことはなし、です。まあ、こんなものではないかと…。
− ポストアクト −
有効神業は、風見《難攻不落》《真実》《死の舞踊》、加山《完全偽装》
経験点、トータル6、風見10、加山7
今回はコンベンションでのプレイであり、未知のプレイヤー、時間制限といくつか苦労がありましたが、風見のプレイヤーは友人でありある程度の安心感があったこと、他のプレイヤーの方の協力、戦闘系キャストが少なかったこと、等のおかげで終了時間(第一次終了時間、つまり閉会式)までに何とかアクトを終了させることが出来ました。勿論、完全成功とはゆかず、反省点は多々ありますが…。
トータルに関して、彼が最終的に何がしたかったのかが今一つかめず、使うかな、と思っていた《暴露》も不発だった訳ですが、改めて見てみると、何となく分かったような気はします。私はずっと彼の事を「トーキー」だと思って進めていたのですが、彼のキーは「エグゼク」であり、もし彼がそれを意識してプレイしていたのだとすれば、事件の報道そのものは重点ではなく、得た情報をどう運用するかが重要だったのかも知れません。もっとも、それを尋ねる機会はとりあえずもう無いわけですが…。
まあしかし、ゲーム後の感触ではプレイヤーには大体満足してもらえたようなので、とりあえずはよし、としましょう。別の機会には、もう少し上手く出来るように…。
プレアクト 2時間
メインアクト 4.5時間
ポストアクト 0.5時間