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Another(one)side of ”ブルジョア達の午後” (EXTRA 3)


セッションスタート
RLまだまだ七転八倒編

EXTRA-1 RL挨拶と登場キャスト紹介
EXTRA-2 RLの思惑と設定・登場人物
EXTRA-3 ◎ セッション(アクト)開始 OPフェイズ
EXTRA-4 リサーチフェイズ
EXTRA-5 クライマックス & ENDフェイズ
EXTRA-6 ……実はあの後どうなったか?


……セッション当日。参加者は4人か。うーん、凪が居ないのは残念だが仕方ない。
複数のキャストを持っているいりえサンと皇帝には、シェーナ・ハヤトの使用を指定してっと。皇帝は“難攻不落”が最大で5回飛ぶのを心配しているようだが(このメンバーは、カブトが4枚&ディスレーの”ファイト!”があるからね)、大丈夫でしょ。
ま、皇帝のサポートを受けつつ始めましょうか……と、恒例の『かくて、運命の扉は開かれた』。
ぺらり、と1枚目のシーンカードをめくり……私を除く一同、爆笑。

──シーンカード……「カブトワリ」?
…………。だ、大丈夫かな、これから先……(汗)。



†オープニングフェイズ†
 1(SPECIAL)──“嵐の衝撃” 宮前督 薫子
「──カオルさん! こいつまだ生きてますぜ!」
「……まだ。まだ、死にたくない……」


実はね、シーンカードが「カブトワリ」だったのは……ホントは無茶苦茶幸運だったのさ……(笑)。薫子さんに用意したオープニング(ちなみに、特別オープニングなのよ)に、ぴったりのカードだったのですよ。

レッドエリアの自警団のトップ、薫子は部下から「中華街で戦闘が起きている」という報告を受けます。見に行きましょうと騒ぐ(笑)部下達に頭を抱えながらの薫子が到着した頃には、既に戦闘は終了しており、その場には多数の死体が転がっていました(薫子PLはここで「死因」を問い、私はここで「刀傷、銃創、ああちょっと殴られた後もありますね」と返答)。
しかし、全員こときれているかと思いきや、その中の1人(女性)がまだ生きている事を発見します。
と、ここでタイミング良く(^^;)現れたのは、風浦と名乗る女医です。風浦は手際良く瀕死の女に応急処置を施し、自分の医院に運んで手当てする、と薫子に告げて、薫子は承諾。医院の手術室前まで瀕死の女を運んで(風浦のアドレスを入手)帰宅(?)したのでした。

──そして、時は流れて……。
『RL's COMMENT』

いきなりの特別イベント・オープニングにして、いきなりの戦闘?シーン(笑)。戦闘があったんだよ〜、というのを何とか「カブトワリ」シーンカードにのっけてみましたが……どうでしょ。

実はこのシーン、第1回セッション「出会いだけは唐突に」でのシーン14、「トリニティ」との最初の交戦中〜直後の話です。「敵」をすべて壊滅させたキャスト達が去った後、実はこんな事があったんだよ、という感じですね。薫子と風浦が救った女、お気づきかとは思いますが……レミエルなのです。

ちなみに、風浦はスタイルに1つ「チャクラ」を持っていまして、レミエルが助かったのは”黄泉還り”を使用した為……という事にさせてください。スペードのAまで出させておいて、応急処置判定に失敗しました、なんて言って、ゴメンネ薫子さん(^^;;。

 2 ──“剣を捨てた者”荒木 ハヤト
「お久しぶりです、ハヤト隊員♪」
「……いえ、もうSSSは辞めましたので。」


さて、前のシーンから随分経った後です。AM10:00の事。
SSSを退職したハヤトは、とある事件で知り合った千早重工の社員、柊 勇哉から電話連絡を受け、「新たなる門出を祝して」大至急の仕事を依頼したいと告げられます。依頼内容は「シェーナ・I・エールとディスレー・ブランのボディガード」。報酬は10シルバーとの事。この件に関して柊は協力的で、いろいろな情報をハヤトに提供しようとしています。
しかし、ここでRLはハヤトに知覚(聴覚)判定を要請、ハヤトは判定に成功し、柊側の妙な動きを察知しました。

柊の部下「(小声)……係長(柊)、来ました……」
柊「……。」
「……ああすいませんハヤト隊員、急に仕事が入っちゃいまして……後で必ず連絡しますので……」

こんな感じで、誰から二人をガードすれば良いのか等、ろくな情報を得られないまま、ハヤトは電話を切られてしまいます。そうして多少の疑問を残しつつ、ハヤトはボディガード対象達の家に向かうのでした……。
『RL's COMMENT』

私の持ちキャラ、柊が登場しています。運良くハヤトが奴のコネクションを持っていたので、遠慮なく使わせていただきました。
ちなみに、「シェーナとディスレーのボディガードを」という依頼内容はこの時点で、ハヤト以外のキャストには秘密でした。まぁ、すぐにばれるでしょうから公表しても良かったのですが、まぁ、やってみたかったのです(笑)。

 3 ──“殺刃”シェーナ=I=エール
──花束には、「高橋エリカ」の名前が記してある。
「……殺してやるぞ……」


時間はハヤトのシーンの10分前(←卑怯 汗)。
朝の10時頃はまだ寝ています、と言う(笑)シェーナをドアチャイムが起こします。シェーナが家のドアを開けてみれば、そこには誰もおらず……花束が一つ、置いてありました。差出人の名前は「エリカ(「出会いだけは唐突に」のヒロイン)」。
おお、懐かしい名前が、と思いつつ自室に戻るシェーナを電話のベルが迎えます。TV電話のモニターにはところどころ金属を貼り付けた顔が痛々しい女。この見知らぬ(いや、面識はあるんだけど、誰か思い出す判定に失敗したので、ね)人物は受話器を取ったシェーナにこう告げます。

女「……明日の12:00、グリーンエリアの喫茶店『BLUE FOOL』だ。」
 「……殺してやるぞ。」

ここで、シェーナにも知覚判定。これに成功したシェーナは、危険を感じ反射的に手に持っていた花束を投げ捨て──一瞬遅れて、その花束が爆発、炎上するのを目にします……。
『RL's COMMENT』

……レミエルの本格的な復讐が始まりました(いや、ホントはこの時から始まったわけではないのだけどね)。実は、この「花束に爆弾」ネタは、メディアで大活躍している凪用の罠でした(ファンレターに混ざって届く爆弾花束……いい感じ 笑)。今回は凪が欠席の為、シェーナに流用したわけなんですね。

ところで、ここで既に大失敗をしておりまして……あまりにも早く、レミエルの顔をキャストの前にさらしてしまった事です。もうちょっと勿体つけて出せば良かったなぁ、と反省したシーンでした。

 4 ──“沈黙の魔弾”ディスレー=ブラン
……明らかに敵意のある者が、私の周りを動き回っている……。
「随分とたくさん殺したものだな。……最後に死ぬのは貴女だが……。」


時間はシェーナのシーンの更に10分前(……おいっ)。
ディスレーには、開始早々社会戦のダメージに耐えてもらう事にしました。ディスレーはこのダメージを報酬点使用により、0まで落としてきり抜けます。
ほっとするもつかの間、ディスレーにも電話が。女は、ディスレーが裏の仕事で闇に葬ってきた人間の名前を1人ずつ挙げていきます……
女「随分とたくさん殺したものだな。……最後に死ぬのは貴女だが……」
 「……あなたに私は殺せない。私が死ぬ前に、貴女が抹殺されるからだ……社会的に」

そうして女はシェーナと同じく、翌日の12:00に『BLUE FOOL』へ来るように告げて、電話を切ります。
『RL's COMMENT』

……レミエルの復讐開始その2、です(時間からすれば、ディスの方が被害は先ですが)。
ディスレーの裏の仕事は暗殺者。世間に知られるとまずい秘密を「敵」は知っている……というのを表現したかったのですが、イマイチできませんでした。今回、ディスには世間から抹殺される恐怖に耐えてもらおう……と目論んだのですが、これは完璧にRLのミス……反省。

あと、その恐怖を感じてもらうべく、このシーンの最後で精神ダメージに耐えてくれる? と言うつもりだったのですが、すっかり忘れていました(汗)。今回のメンツで一番ヘビーなオープニングにしようと思ってたのに、意外と被害の少ないオープニングに……あああ(^^;;;;;。

 5 ──“嵐の衝撃” 宮前督 薫子
シマにやってきたのは、いつぞやの女医じゃないか。
「あの時助けたエリカを連れ戻して欲しいのよ。」


シーン1から随分経ってからのこのシーン。シルバー・ウロボロスのたまり場である廃ビルに、女医:風浦が訪ねてきます。彼女は薫子に、シーン1で助けた女(その女はエリカ、と名乗ったそうです)が行方不明になった事を告げ、彼女を病院に連れ戻して欲しい、と依頼します。薫子は報酬8シルバーでこれを承諾、女の顔写真を手掛かりに捜索に乗り出すのです。
『RL's COMMENT』

ディスレーで最後かと思われたオープニングフェイズ。実はトリは薫子でした(シーン1はホントのホントにプロローグだったのだ)。
先のシェーナ、ディスレーのオープニングとは違う感じにしたかったので、直球の依頼型(まぁ、ハヤトもそうなんだけど)ですね。
ここで言われている「エリカ」は、勿論レミエルの事。「エリカ」と名乗る事で、復讐を忘れないように……なんて設定だったのですが、あまり重要ではありませんでしたね……。

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